ちわー!おいさんだよ。キミは金沢は好きかい?
今回は開運吉方旅行の【金沢編】第8弾じゃ!
おい、昨夜の宿でだいぶ眠れなかったぞ!
・・・わしもじゃ。
そうでしゅか?
ポコちゃんはぐっすり眠っていたでしゅ。
ううむ。
安くて広くてよい宿だと思ったのじゃが・・・
いかんせんイビキがうるさすぎたのう。
たしかに周りのイビキがごーごーうるさかったでしゅ
ううむ、わしも1時間くらいウトウトしてそれからはっと目が冷めたら周りの音がきになってねむれなくなってしまったわい。
お前、意外とそういうとこ神経質だもんな。
ううん、外は雨は止んだみたいだけど、ほとんどあれから寝てないから今日は観光はフラフラするかもしれんのう。
それでも今回は、にし茶屋街を紹介していくかのう。
まあ、東があるなら西もあるわな。
吉方旅行のルール
- その時期の自分にとっての吉方位に出かける。
- 前日どこに滞在していても、必ず「自宅」から吉方位を割り出す。
- 滞在期間は3泊4日以上(滞在期間が長いほど、効果アップ!)
- 移動距離は100km以上(移動距離も遠いほど、効果アップ!)
- 1泊目は必ず「22時30分」まで泊まるホテルや旅館の部屋に入る。
- 旅行中は毎日「お風呂」か「温泉」に入る
前回まではこちら
金沢城に行ってきたよ、という話(*´ω`*)
-
【金沢・吉方旅行6】土砂降られる金沢城。加賀百万石発展の歴史に迫る!
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長町武家屋敷
昨夜の雨も開けて、朝の時点では外はくもり空。
送迎のバスが利用者を駅まで送ってくれるというので、ひとっ風呂浴びたらすぐに荷造りをして外に出る。
バスから見た景色は昨夜の大雨の道路とはうって変わり、あっという間に金沢駅についてしまった。
こんなに早く着くんだ・・・と目の前の掲示板をみると、なんとそこには午後から「金沢ゆめの湯」行きのバスが1時間お気に出ていることが発覚した。
・・・おい、これ。
昨日の5時45分の時点で送迎バスが「金沢ゆめの湯」に出てるじゃねーか!
・・・・・・ま、マジか。
・・・あちしたちは、いったいなんのためにあんな雨の中を歩いたんでしゅか?
・・・・・・
まるっと歩き損だったな。
一体どうしてくれんだ?
・・・・・・えっと…
衝撃の事実からまた再び金沢駅正面のバスターミナルで本日の1日乗車券を買い求める。
朝はまだ早い時間なのでこれからいく場所は早くから観光できる長町武家屋敷にする。
バスに乗って長町武家屋敷に向かう途中、土砂降りの雨が降り注ぐ。
ひえ〜!
これじゃ今日も昨日とおんなじ雨の中を観光するハメになるのじゃ。
おいおい…
今日も昨日みたいなカンジになるなんて最悪だぞ。
バスを降りると雨はもう止んでいた。
朝も早いということもあってあたりは少しひんやりとしている。
ここらへんはかつての上級・中級武士が集まっていた屋敷を構えた長町。
ここらへんは温かいのかこの時期の金沢に比べて桜が咲いている。
やっぱりかつての上級・中級の武士の町ということで石畳がキレイ。
おー、なんか趣あるじゃん!
すんごくふんいきがあって、時代劇みたいでしゅ
わー
なかなか見たくてもみれない光景じゃな。
土塀や立派な門構えの長屋門が続く通りを歩くことができる。
すごいなあ・・・
まるでタイムスリップしたみたいだ。
登録有形文化財としてしっかりと登録しているんだね。
この長町武家屋敷はだいたい大きな元藩士の家を見学する際は入館料がかかるのだが、中にはこうして無料の場所もあるので歩いてフラッと入るだけでおもしろい。
鏑木って書いてあるぞ?いったい中はどんなふうになっているんだろう?
どうやらこのお店は九谷焼を専門に扱っているお店みたいだ。
お、おい。
ここに売られている九谷焼、どれもすごい値札だぞ。
そーっと、元の棚にもどして静かにフェイドアウトするのじゃ。
なかなか見事な冷やかしだな。
隣はカフェになっているみたいだ。
九谷焼の値札にビビりながらさっさとこの場所を退散するおいさんなのだった。
そんなふうにしていたらいつの間にか空が青くなってきた。
まだ空気は冷たいけど、今日はひょっとしたらこのまま晴天の中を観光できるかもしれない。
おー!空の端から晴れてきたなあ!
今日はこのまま晴れんじゃね?
よかったー
よかったでしゅ。
よかったのう。昨日みたいに雨に振られるとだいぶしんどいことになるからなあ。
小川を挟んだ橋を渡ると車が通れる道路に行き当たる。
その近くにはこのようにしっかりと武家屋敷と書かれた看板が。
旧加賀藩士高田家跡
近くにある旧加賀藩士高田家跡は見学無料の武家屋敷。
広いもんの下を通ると目の前にある庭にはいまでも立派な小川が庭園内に流れている。
うわあー!ひろーい!
おうちにりっぱなおにわがあるでしゅ!
すんごい庭だな。
昔の武士は裕福だったんだな。
貧乏侍の家ではなく上級武士の屋敷じゃな。
ああ、キレイだなあ。
池泉回遊式庭園と呼ばれるお庭に住めるなんてこれでも中級武士だってんだからなかなか良い暮らしをしていたもんだ。
にし茶屋街
片町伝馬町までバスに乗ってやってきた。
ここはひがし茶屋街と対をなす「にし茶屋街」。
なかなか立派な石碑があるな。
ここが「にし茶屋街」か・・・
ガイドブックにも書いてあったとおり、やはりひがし茶屋街に比べてその規模は小さい。
ここもおちゃやさんなんでしゅか?
ううむ、たしかにお茶屋はお茶屋ではあるんだが・・・
ポポポ〜
出格子と呼ばれる窓が連なっている町並みは情緒そのもの。
こんなふうに古き良き町並みが今でも現存しているのはおもしろいのではあるが・・・
距離が短いw
え?これでおわり
・・・どうやらそうみたいじゃ。
みじかっ!
こんな立派な蔵はひがし茶屋街にはないし、
オシャレなカフェがあるのも負けてはいないのだが・・・
やっぱり距離が短い。そして訪れる人も少ないw
ウ~ン、こういう町並みもキレイなんだけどねえ・・・
この短さはやっぱり訪れるとがっかりするがっかり観光スポットかもしれない。
ま、町並みがキレイだからいいんだけどな。
片町
さて、片町まで歩いて戻ってきたところ、なんとなく通りに面したお寺の数々が気になったのでふとここらへんを探索したくなってあたりを少し歩いてみることにした。
ここらへんは金沢の中でもお寺が多く、なかなか趣があると思うのだが観光客は誰も訪れない。
なんかみんなここらへんを素通りしてひがし茶屋街やら忍者寺やらに行ってしまうんだけど、これもけっこうな観光スポットなのではないだろうか?
こんなふうな趣のある石碑なんかもあって、神社仏閣好きにはたまらない。
なんでこんなに寺が多いんだ?
さあ・・・?
よくわからんなあ。
たくさんお寺が並んでいるよお。
昔の京都みたいにここが合戦場だったとかかなあ?
えー?!
お寺の境内には桜が満開でここだけは春が訪れているんだなと、暖かな季節を感じるスポットであった。
春のさくらがめぶいているでしゅ。
ここだけじゃな。ほぼ満開なのは。
きっとソメイヨシノではない早咲きの桜なんじゃろうな。
空もしっかり晴れて今日はいい天気になりそうだぜ。
朝の心配は杞憂だったようだ。
ありがたいことに今日はこれから晴れるみたい。
寝不足で体がまだフラフラするけど、ここからもう少し歩いてみて次の観光スポットにいこう。