ちわー!おいさんだよ。キミは金沢は好きかい?
今回は開運吉方旅行の【金沢編】第4弾じゃ!
前回は21世紀美術館に行ったな。で、その次は?
今度は金澤神社に向かうのじゃ。
かなざわじんじゃってどこでしゅか?
兼六園の近くにある小さな社じゃ。
その近くには県立美術館もあるぞ。
へー。
じゃあ、これから行く兼六園の途中にあるんだな?
まあそんな感じじゃ。
「県立美術館」「金澤神社」「成巽閣」と色々見どころがあるのじゃ!
それでは今回も金沢の有名観光スポットを散策していこう!
※この記事は2019年3月にドラねこが開運のために金沢に3泊4日で行った吉方旅行の検証記事です。
実際に開運するかどうかは「西谷流開運術!3泊4日の吉方旅行で開運しよう!」もお読みの上でご自身でご検証ください。
前回まではこちら
尾山神社と21世紀美術館を観光したよ、という話(*´ω`*)
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【金沢・吉方旅行3】非日常を味わえる?!モダンな尾山神社と景色の変わる21世紀美術館
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県立美術館と金澤神社
21世紀美術館から歩くこと10分。
ここらへんの坂の多い土地を歩きつつ、右手に見えてきた県立美術館に入ってみることにした。
入場料は290円。
やっす!
でも、なんかイヤなよかんがするでしゅ。
安いということは?
今までの経験どおり嫌な予感がしないでもないのだが・・・
意外と豪華な内装の館内をエスカレーターに乗って突き進んでいくと・・・
このようなお宝に出会うことができる。
これはキジの花瓶?なのかしら?
この下に「こうろ」ってかいてあるでしゅ。
あ、そうなんだw
なんかやけにリアルにできたキジだけど、最初に乗ったバスといい、ここの展示物といい、この金沢旅行はキジづいているなあw
こっちは茶碗か……
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おいっ!
もう見終わっちまったぞ
はっ!案の定びっくりするほど見るものが少ない!!
やっぱりやすいはずでしゅ
金澤神社
気を取り直してすぐ目と鼻の先にある金澤神社に足を向ける。
神社のすぐ横手にはこのような金城霊沢と呼ばれる大きな井戸が掘ってある。
その昔、山科の里に藤五郎という貧しいけれど正直な農夫が住んでいたという。藤五郎が山から掘ってきた「芋」をここで洗うと沢山の砂金が出てきた。藤五郎はこれをひとりじめしないで貧しい人々に分け与え仲良く暮らしたそうな。
そこで「金」を洗う「沢」-「金沢」ができたとさ。
へー、昔はここらへんを掘っていたら金がでてきたのかー。
すげーなー!
だから金沢ってやたら金箔を使うのかな?
そうかもしれん。
それにしても出てきた金を人に分け与えるとは・・・
わしだった独り占めにするな。
お前とこの藤五郎って百姓をいっしょにするな。
水が豊かな金沢神社の境内はここを水源にキレイな湧水が湧き出ていて手水舎からお水取りもできるという。
手水舎の水は日本百名水として知られる富山県上市町の「穴の谷の霊水」と似かよった成分パターンを示しており、また毎年飲用できるかどうか「水質試験」を行っているとのこと。なので安心して飲水として利用できるという。
こんなふうに境内の池の水も澄んでいてどこまでも見渡せる。
豊かな水資源にも恵まれた金沢の地だからこそ、きれいな日本庭園や茶の湯が盛んになったのかもしれない。
しかし、それにしてもこの境内にある池はデカイなあ。
隣に兼六園があるというのにこの池だけでかなりの大きさになってしまう。
そして池の他に、このような鳳凰山と書かれた立て札の横に大きな洞穴が空いていた。
これはなんなんだろう?
たまにあるよな。
こういうほら穴。
むかし江島神社に行ったときもあったのじゃ。
あそこには龍が住んでいたのう。
え?!龍でしゅか?
そうじゃ。
ほんとにいるんだよ。
龍がw
こわいでしゅ!
奉納鳥居と手水舎
さてしばらく歩くと奉納鳥居と先ほど紹介したお水取りの手水舎が現れる。
飲めると書かれているから、せっかくだからペットボトルに入れて飲んでみよう。
ごくごく・・・
どうだ?
うん!普通にうまい水じゃ!
へー、よかったw
俺たちも飲んでみようぜ!
・・・お前、わしを毒味に使ったな。
こちらは門の裏手にはこのような座れるスペースも設けられている。
珍しいな。
あんま見たことないな。
拝殿
さて、せっかくなので拝殿で参拝…と行きたいところなのだが、このときはちょうど修復中で拝殿が見られなかった。
来た人のために賽銭箱だけ置いてある。
・・・・・・なんともちゃっかりとした社だな。
でもまあ、来たんだしお金払って拝んどくか。
なむなむ。
成巽閣
で、兼六園に行こうと思って歩いていたらこのような大きな門構えのお屋敷にであった。
どうやらここも見学できるらしい。せっかくなのでお金を払って見学させていただこう。
「成巽閣」は文久3年(1863年)、前田家の奥方のために建てられた建物。
当初は巽御殿と呼ばれ、前田家13代齊泰は12代奥方に対して、細やかな心配りに満ちた優しく雅な空間に造りあげられている。
武家書院造と数寄屋風書院造を一つの棟の中に組み入れた巧みな様式をもつ建造物であり、江戸時代末期(1860年代後半)の武家造の遺構としては類例のないもので、また大名正室の御殿としては日本国内に唯一現存する建造物となっている。
そんな格式高い元大名正室の御殿である「成巽閣」へ入館料700円を払って見てみる。
内部はこのように代々、奥方に大事にされた雛人形や雛道具など桃の節句を思わせるお雛様の人形などが飾られている。
こちらが庭の一角。
百万石の大名の正室の隠居所としてはかなり質素。
でも所々よく見ると派手さはないけど、梅など植物は多く植わっている。
つくしの緑庭園
つくしの縁庭園は柱の無い縁から眺めることのできる開放的な庭園。
どちらから見てもすごく味わいのある日本庭園である。
この庭園は、国指定名勝の「飛鶴底」からつづき、雄松、五葉松、楓、紅梅などが配され、その合間を縫うように辰巳用水から分流された遣水がゆるやかに流れる小川とのコントラストが、質素な中にも豪華さを感じさせる造りになっている。
この大きくて広い廊下も立派w
万年青(オモト)の縁庭園
御寝所の亀の間に面している万年青(オモト)の縁庭園は、つくしの縁庭園からの遣水が廊下を挟んで流れ込む庭園ですが、遣水は深くなり、ゆるやかだった流れは水音が響くように工夫されており、樹木が覆う深山渓谷を彷彿とさせる。
また中央に並ぶ三本のキャラボクは万年の時を経た吉祥の亀を表現しているのだとか。
へー、よくわかんねえな。
わしもわからんw
屋根がすごい
で、この屋敷昔の屋敷にしてはなんと大きくて立派な階段もついていて・・・
その先を抜けるとこれもピカピカに磨き上げられた廊下が続いている。
でその部屋の窓から外を覗くと広大な庭の風景よりも何よりその屋根の立派さに驚いた。
この茅葺きでも瓦葺きでもない木でできた屋根の綺麗さよ。
質素な中にも頑丈さとぬくもりが伝わってくる良いデザインである。
はー、すごいお屋敷だったなあ。
最初はこんなもんかと思ったけど、こうしてみると意外と広いし、いろんなところがさり気なく手が込んでいるよなw
いつかはあちしもこんなお屋敷にすんでみたでしゅ。
うん、すごくひろいよね!
こんなお屋敷に住めるくらいに出世するのはいつになることやら…
お前には永遠にこないかもなw
ポポポ〜