ちわわ、ちわ~!おいさんだよ!
キミは富士山は好きかい?
富士山ってことは・・・
ようやく今回から静岡に入ったのじゃ。
これで家が近づいたな。
やっと帰ってきたという感じじゃ。
・・・ここまで長かったのう。
思えば、もう30日以上も旅してたんだよな。
そうじゃ。家を出てもう一ヶ月も経ったのじゃ。
それでは今回は朝霧高原周辺のキャンプ場を紹介していこう!
吉方旅行のルール
- その時期の自分にとっての吉方位に出かける。
- 前日どこに滞在していても、必ず「自宅」から吉方位を割り出す。
- 滞在期間は3泊4日以上(滞在期間が長いほど、効果アップ!)
- 移動距離は100km以上(移動距離も遠いほど、効果アップ!)
- 1泊目は必ず「22時30分」まで泊まるホテルや旅館の部屋に入る。
- 旅行中は毎日「お風呂」か「温泉」に入る
前回まではこちら
氷川キャンプ場に参上したよ!という話(*´ω`*)
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【ドラキャン56】みんな大好き!氷川キャンプ場は全然おすすめできません!
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快晴の氷川キャンプ場
朝目を覚ますと、昨日までの喧騒は静まっていて、別の場所にやってきたようだった。
空が青かった。
東京の氷川キャンプで、一夜を過ごした日の朝の話である。
ここは四方を高い山に囲まれたキャンプ場であるだけあって、なんとなく谷間から見える空は高く、秋めいて見える。
まだここらへんは気温が下がらないのかあんまり紅葉はしてないんだけどなあ〜…
目の前の川は相変わらず澄んでいて、とても冷たい。
なんとなくキャンパーが少ないみたいに感じられるが、少しもう撤収してしまったのだろうか?
吾輩も今日は昨日に比べるとこれから一般道をひたすら走り、富士山の近くまで行かなくてはいけないので、さっそく朝飯を食ったら、さっさと撤収して今日の工程を進むことにしよう。
長い急斜面の坂を必死に登り、ここまでやってくるのも大変である。
ひぃ~、やっとここまでやってきた。
朝はさすがに管理棟も閉まってるんだな。
見ろ、ここは音楽や楽器の演奏を禁止しているキャンプ場のようじゃな。
・・・文章から察するに少し意地悪な規制じゃのう。
都心からも近くて人もたくさんやってくるから、色んな客が押し寄せてくるんだろうな。
・・・まぁ、それはしょうがないとして、オレはここ、なんとなく嫌なキャンプ場だったぜ。
吾輩もなんとなく嫌なキャンプ場だったな。
前評判がよかった割には実際に来てみてがっかりしたキャンプ場だったのじゃ。
・・・もう二度と来ない。
もう二度とここには来ないことを誓いつつ、今日はこれから奥多摩を抜けて山梨に向かうことにしよう。
ここから山梨を抜けて、静岡まで行ける一般道があるようじゃ。
また大変な道なりそうだな。
・・・やれやれ。
氷川キャンプを抜けるとずうぅっと左手にはダム湖の水が見えていた。
さすが奥多摩、というだけあって奥深い山の上は標高も少し高いので延々と曲がりくねった細い道が続いていく。
少しうんざりしながらも、右に左にとハンドルを切って峻険な山並みが多い日本の国土を南西に向かっていく。
目指すは富士山。そしてその麓近くにあるキャンプ場である。
あ、あそこに道の駅の看板が見える!
ちょうど二時間くらい走ってきていたから少し休憩しよう!
道の駅 つる
気がづいたらもうすでに山梨に入っていた。
ここは山梨県都留市である。
ここはリニアの実験場があるという名高い都留じゃな。
リニアがあるんか!
かつて石原慎太郎都知事の際に、ここは宮崎県に実験場を置くかで石原慎太郎と一悶着あったと、東国原がTVで言っていたのう。
ふーん、そうなんだな。
中はまだ空いていなかったのでトイレ休憩にだけ利用させてもらい、一休みして次の目的地へ向かうことにする。
ふー、ここからまた長いこと走ることになるのか・・・
Map
小室浅間神社(富士山下宮小室浅間神社)
都留からひた走り、小室浅間神社にやってきた。
ここは前から来てみたいと思っていた神社なのじゃ!
ここはなんで来たいと思ってたんだ?
なんかあるのか?
・・・・・・えーっと、なんで来たかったのか忘れた。
なんじゃそりゃ?!
確かなんかのユーチューバーがおすすめしていたような・・・
まぁ、いっかw
境内を少し歩いていると、何やら違和感に気がついた。
なんとこの神社は隣に神馬の牧場が併設されている神社であるようだった。
奥には何やら白い馬が一匹いる。
と、思ったら目の前にもっとたくさん馬がいるではないか!
目の前に「んま」がいるのう。
「うま」な。
・・・これはこの神社の神馬なのか?
おうましゃんかわいいでしゅw
わぁ〜〜〜!
さて、神社の境内に帰ってみると、目の前にはきれいな池があった。
一応地下から汲み上げている御神水みたいじゃ。
富士山の湧き水かな?
汲んでいくか?
ペットボトルに入れて、これで夜に米でも炊こうw
境内は掃き清められた清浄な空気感に満ちていて、とても清々しい!
境内には神馬を祀った社と手水舎。
そして目の前には拝殿があった。
よお〜〜し!
なんのご利益があるのか全くしらないけど、せっかく来たのだから旅が無事終わりそうなことを感謝しつつ、お参りするぞ!
・・・なんかよくわかんねえけど、とりあえず祈っていくか。
なんとなく居心地の良い清々しい神社であった。
機会があればまた来よう!
せっかく来たのだから御朱印ももらいつつ、
隣にあるご神木を愛でて参拝を終える。
変わったクスノキだな。
じゃな!
ここは富士山を挟んで反対側の山梨だ。
さぁ、本日の宿になるキャンプ場まであと少しだ!。頑張ろう!
Map
朝霧高原
車で一時間半ほど走っていると、青木ヶ原樹海を抜けて、朝霧高原までたどり着いた。
富士山がきれいじゃのう!
久しぶりだな。
ここまで来るの。
前来たときは初めてのキャンプで「ふもとっぱら」に来たんだったよな。
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今回は余裕もあるし、腹が減ったので以前食えなかったこれを食おう!
以前は変えなかったソフトクリームを食らうのじゃ!
うめぇな、このソフトクリーム!
Map
泉の森キャンピングフィールド
そんなこんなでなんとか本日のキャンプ場にやってきた。
ここがこの長い旅の終着点「泉の森キャンプフィールド」である。
目の前には橋があって・・・
た、たぬきじゃ!
・・・この橋はたぬき橋というみたいじゃ!
ほんとだ!
田貫湖が近くだからかな?
ポポポ!
橋の上からは見事な流れの川が流れているのが見える。
見ろ!
ものすごい水量の川がながれているぞ!
うおおおおーーー!
すげえーーー!
すごい川の流れでしゅ!
すごく水がきれ~い!
ポポポ〜〜〜!!
ここ「泉の森」は芸人のヒロシが絶賛する「ボッチ感」を満喫できるキャンプ場として大人気の穴場なのである。
住所 | 〒418-0108 静岡県富士宮市猪之頭2131−4 |
入場料 | 入場料1,000円/車一台1,000円/ソロサイト大人 1,000円 |
受付時間 | |
営業期間 | 3月18日~1月3日まで |
問い合わせ | 09023450125 |
ホームページ | http://fujiyamaizumi.com/ |
TVでも取り上げられた大人気のキャンプ場らしいのう!
さっそく場所選びじゃ。
・・・なんか、変なおばはんに、ひとしきり不思議な話を聞かされたけど、大丈夫なのか?ここ。
今度また「アメトーク」に取り上げられるとか言ってたな。
吾輩は一人なのでソロサイトで結局3000円を支払うことになった。
こちらは車ごと泊まれるオートサイトのようで、ソロでは泊まれないエリアのようだ。
ここも場所的にだいぶ広いが、家族連れなどで泊まる人ようの場所である。
ここは一泊6000円だってよ。
げっ!マジで?
車一台と4人まで、そんでもってAC電源を使う際には別途1000円かかるそうじゃ。
ちょっと高くね?
ソロ一人で3000円なんだから、4人いたら12000円じゃ。
そう考えるとだいぶ安いじゃろうなあ。
ソロサイトは少し小高く盛り上がった土の上にある細長いエリアがソロキャン専用の場所のようだ。
どこにすんだよ?
おー!ここが良さそうだ!
隣の人と一サイト分空いているし、ここにしよう!
下を覗くと、すぐにさっきの川が見える。
ものすごいごうおんでしゅ。
川の音がすごくうるさいよう!
ポポポ!
気をつけろ!
足をすべらせたら下流に真っ逆さま!
流されて死ぬぞ!
恐ろしいほどの勢いの流れをよそ目にまずはテントの設営を始める。
設営完了!
しかし恐ろしいほどの川の流れだな。
えーーーー?
なんだってえーーー?
なんも聞こえなーーーい!
恐ろしいほどの川の音だなって言ってんの!!
自分の声もかき消されそうなほどにうるさい滝のような音が鳴り響くサイトである。
さて、少し遅いけど昼飯にでもしよう。
これは確かどこかのコンビニで買ってきたカップヌードルだったな。
まだ最後の一個があるぜ。
それは明日の朝飯ようにとっておくのじゃ。
さて、腹も膨れたので少し探索をしよう。
この木立の向かう先には何があるのか?ちょっとした冒険である。
なんかけっこう・・・・・・
先に続いてんな。
ここも一応はソロサイトみたいじゃな。
脇にはとんでもない水量の川が。
なんかホントにすごいとこでしゅ。
マジで恐ろしいほどの水量だよな。
これが全部富士山の雪解け水なんじゃ。
信じられん。
なんかとんでもない秘境感満載のキャンプ場である。
こんなキャンプ場が富士山の近くにあるなんて知らんかったなあ。
マジでな。
前来たときはこんなところよらなかったもんなあ。
この豊富な水資源は霊峰・富士があってこそのもの。
そんな川を尻目に少しオートサイトの方へ戻ってみることにした。
さて、ここからはもう少しキャンプ場の中央にそって歩いていこう。
わ~~~い。
なんかすんごいダイボウケンってかんじするでしゅ!
わくわくw
少し歩くと川の音も遠ざかり、あたりは静けさを増していく。
岩に張り巡らされた緑色の苔は空気が清浄な証。
ちょっとしたもののけ姫の世界みたいじゃな。
なんかマジでコダマとか出てきそうだな。
女神の岩
さてしばらく歩いているととんでもないものに出くわした!
きょ、巨石じゃ!
とんでもない巨石に出くわしたぞ!
なんだこれ、スゲーでけぇ岩があるじゃん!!
めっちゃでかいのう!
ほえ〜・・・
調べてみるとこれは「女神の岩」と呼ばれるものらしいのう。
メガミ・・・なんででしゅか?
どうもこの巨大な岩に女神の顔が見えるようじゃ。
・・・・・・見えるかのう?
周りはいつしか鬱蒼と茂った森がずっと続くようになっている。
いつしか左隣りにはキレイな水が流れる小川が現れた。
せっかくなのでこの小川沿いを歩いてみよう。
ここはなんか急に広い場所になったなあ。
目の前に小川が広がってるじゃん。
確かここはヒロシがこのキャンプ場で一番良い場所として、ここでテントを張って一夜を明かしたと有名な場所なのじゃ。
へぇ、そうなんか。
確かにここは良いところじゃのう。
一夜を明かしたい気持ちはわかるわいw」
さっきまで道はボコボコしていたのに、ここだけ急に道が真っ平らになって、隣には静かな小川がそよそよせせらいでいる。
確かにここなら一泊してみたいのう。
ただ、ここからだとトイレ遠いけどな。
もうしばらく先を進もう。
セラビの泉
もう少し進んでみると、急に謎の井戸が目の前に現れた。
なんかスゲー水が湧いてんゾ。
ここはセラビ泉と言ってな。
日量35,000tにも及ぶ富士山の雪解け水が湧き出ているそうじゃ。
ここで取った水で炊いた飯は絶品らしく、おみやげに水を持ち帰る強者もいるそうじゃ。
マジか・・・
さっそくこの水持って帰ろうぜ。
井戸で水を汲んだら自分のサイトに帰ることにしよう。
はぁ、疲れた。
うまそうな水も手に入れたことだし、少しお茶でも沸かしておやつでも食おう。
というわけで取り出すのがこちら。
さーって、腹が減ったので北海道で買っていたこれでも食うかな。
それ函館のお土産屋で買ってた餅だろ。
まだ持ってたのかよ。
これを喰らって、飯の時間まで保たせるのじゃ。
Map
焚き火タイム
今日の夜にはこれを使ってやろう。
なんだそれ?
芸人のバイキング・西村が作った魔法のスパイスじゃ。
これを道の駅・朝霧高原で買ったこのヨーグルト豚のソーセージにつけて食ってみよう。
うん、んまい!
これは・・・
こりゃカレー味だな。
なんか、このソーセージにはあんまり合わないかんじがするなあ。
フツーにたべたほうがおいしいでしゅ。
でもこのソーセージも普通のソーセージでしゅ。
ポポポ〜・・・
ソーセージの付け合せといえば、これだろう。
今夜はスパゲッティじゃ!
米炊かんのかい!
せっかく美味しい水があるのに・・・
なんでスパゲッティなんでしゅか?!
だってえ・・・
スパゲッティが余ったんだもん。
このスパゲッティも水で煮ているから一緒でしょ。んまい水がたっぷり染み込んでいるのじゃ。
・・・こうして今回の旅、最後の晩餐を終えた。
ふ~、食った食った。
これで長い北海道旅も終わりかぁ・・・
長い旅だったよな。
・・・思い返せばあっという間だったけど、もう一ヶ月も経ったんだな。
よく保ったもんだぜ。
本当じゃなあ・・・
大きな事故や病気にかかることなく、ここまで無事キャンプを続けることができたのじゃ。
・・・わしの軽自動車もここまで一度も故障することなく保ってくれたもんじゃ。本当に感謝するぜ。
これでおわっちゃうとおもうと、さびしいでしゅ。
まぁ、旅をし続けているといささか疲れるし、やっと帰れると思うと安心するから、今夜はこの川の音を背にゆっくりと最後の夜を満喫するとしよう!
こうしてわしらの長〜い旅は幕を閉じるのであった。
ここまでの旅費&走行距離
まあ、そんなこんなでこの日までの旅費と走行距離を計っていくことにしよう。
なので、ここまで直線距離にして88kmなので吉方ポイントはそのまま88pt.になる。
さすがに静岡県内に入るともう100kmを切ってしまったのじゃ。
富士山の近くって100km未満なんだな。
32日目の旅費
食料代 | 885 |
泉の森キャンプ場 | 3000 |
一日の合計 | 3885円 |
ここまでの累計 | 155672円 |
この日はだいぶ車で走って来たんだけど、結局あんまりお金使わなかったなあ。
だんだんキャンプに慣れてきたから、あんまりナニかを買おうという気にならないんだよな。