ちわわ、ちわ~!おいさんだよ!
キミは小岩井は好きかい?
今回も小岩井農場の続きか。
そうじゃ。
意外とだだっ広い小岩井農場を歩いていたら、また別のエリアが見えてきたのじゃ。
前回は隣のエリアに歩いていったところで終わったんだったよな。
そこで今回はそんな小岩井農場の本当の姿を紹介していこう!
吉方旅行のルール
- その時期の自分にとっての吉方位に出かける。
- 前日どこに滞在していても、必ず「自宅」から吉方位を割り出す。
- 滞在期間は3泊4日以上(滞在期間が長いほど、効果アップ!)
- 移動距離は100km以上(移動距離も遠いほど、効果アップ!)
- 1泊目は必ず「22時30分」まで泊まるホテルや旅館の部屋に入る。
- 旅行中は毎日「お風呂」か「温泉」に入る
前回まではこちら
憧れの小岩井農場に来たよ!という話(*´ω`*)
-
【ドラキャン49】意外な広さにビックリ?!誰もが一度は憧れる岩手の名所・小岩井農場にやってきたよ!
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謎の電動ゲート登場
小岩井の山麓館レストランから歩いてきたら、眼の前には何やらこの田舎の農場には不釣り合いなハイテクゲートが現れた。
岩手のいち牧場で突然現れたハイテクな改札。キミは見たことがあるだろうか?
な、なんじゃ?!
急に現れたぞ!
さっき入ってきた表の改札よりもこっちのがハイテクじゃん。
入場するには別途となりの自販機から入場券を買わなくてはいけないという使用らしく、このQRコードを読み取り機に読み込ませる必要があるようだ。
これが読み取り機じゃな。
なんか都内の地下鉄みたいじゃん。
ハイテクでしゅ。
ゲートから広くよく整理された道をポコポコ歩いていく。
ここらへんのエリアを「上丸牛舎」というらしい。
うぉーい、牛さんがいっぱいいるのう。
これぞ正に農場って趣だよな。
俺が最初に小岩井に抱いていた想像はこれだよ。
ウシさんがかわいいでしゅ。
わ~~~い、ウシさんがかわいいね!
ポポポ!
入口の手前には「小岩井農場」の看板が掲げられている。
・・・周りを見渡してみると、やっぱり伝統的な牧場であることが見てとれるな。
明治からあるんだろ?
ひょっとして日本で一番古い牧場なんじゃね?
二号牛舎
さて、まず手前に二号牛舎から見えてきたので二号から見ていこう。
歩いているともう牛舎の外から「モー!モー!」という声が聞こえてくる。
近づいてみると中々年季の入っている牛舎であることが見て取れる。
ここは二号牛舎みたいじゃ。
ちゃんと書いてあるんだな。
観光客のためかな?
QRコードもあるでしゅ。
中に入ると何やら大量の牛さんがゴロンと寝そべっている。
こいつら、美味そうに穀物を食っているなあ。
これがうまい牛乳になるのかな?
ここまでデカいと生み出される牛乳もたくさんありそうである。
そういや最近は牛乳が出来すぎていて捨てているってニュースでやってたな。
これが余っているって信じられねえな。
秤量剪蹄室
二号牛舎と三号牛舎の間になにやら不思議な小屋があった。
なんだここ?
秤量剪蹄室と書いてあるのう。
中にはシンプルな木の柵みたいなものが置いてあるのみ。
これは牛の体重計じゃな。
体重計?
そうじゃ。ほら!
床には何やらハメ込まれた木の板が平行に敷き詰められている。
ここに牛を連れてくると下にある体重計が動いて重さを図れるという設計なのだろう。
ちなみに自分の体重も計れるのだろうか?と乗ってみたところ、人の体重は計ることはできなかった。
・・・キミも訪れた際はやってみるといいだろう。
体重を測ることは牛を売るために必要な行為じゃもんなあ。
三号牛舎
さて、そんな秤量剪蹄室の隣には三号牛舎が隣接されている。
ここが三号牛舎じゃ。
近いな。すぐ隣じゃねえか。
こちは何やら内部も古いかんじのする牛舎で、
多くの柵に区切られてたくさんの牛が管理されている。
ここはひょっとして繁殖用の牛を集めているのか?
やたら囲いが多いもんな。
ふと見上げると「子牛見学所」と書かれた看板が掲げられている。
ズラーッと並んでいる牛たちの中に、
母牛だろうか?
この牛だけ何やら柵に囲われて隔離されている。
おお!これが生まれたばかりの牛の赤ん坊じゃ!
可愛い!小さいね。
ちいさいでしゅ。
このように数は少ない子牛がしっかりと飼育されているようである。
元気に育ってくれよう!
こいつらがいずれ大きくなって、やがてオレ達の食卓を豊かにしてくれるんだな。
一号牛舎
さて、二号・三号と見てきてここでようやく道の反対側にある一号牛舎を見ていこう。
キミは見たことがあるだろうか?
堂々と立派な風格を備えた牛舎を。
その牛舎は遠くから見てもわかるくらいに堂々とした立派な風格を備えた牛舎であった。
こっちも年季が入っているのう。
趣があるのう。
おお、建物から歴史を感じるぜ。
記念にパシャリw
牝牛舎見学所と書いてあるので多分ここに集められているのはメスばかりなのだろう。
間違いなくここが一号牛舎である。
大切な牛なにかのう?
まぁあんま見ていて面白いもんではないな。
農場の真ん中あたりには農場施設を示す看板があった。
こんなにたくさんあるんじゃなあ。
けっこういろいろあるんだな。
一号サイロ・二号サイロ
しばらく歩いていると遠くに何やら2つの塔が見えてきた。
な、なんじゃ?!
この2つの塔は?!
サイロって書いてあるぞ。
ふ、二つの塔じゃ!
これは「ロード・オブ・ザ・リング」に出てくる二つの塔なのじゃ!
せっかくなので記念にパシャリ。
ところで、結局この二つの塔はなんなのかのう?
だ〜か〜ら〜!サイロって格納庫って意味だろ。
つまり牛のエサとかしまっているんだろ。
なぁーーーるほど!
牛のエサの貯蔵室か!ようするに穀物庫なんじゃな。
四号牛舎
そして二つの塔・・・サイロからしばらく歩いているとまた何やら立派な建物が現れた。
かなりボロい・・・・・じゃなかった、趣がある建物なのだが、
ここは四号牛舎じゃ。
これで牛舎は全部か。
な、なんか立ち入り禁止って書いてあるぞ?
雌牛はデリケートなんかのう?
ここはどうやら普通に中に入ることはできんみたいじゃ。
仕方ないので外側から中を伺うことにする。
ここにも立派なサイロが置いてある。
こちらが反対側。
こっちも立入禁止って書いてあるから、仕方ない。
ここからそーーっと見ることにしよう。
・・・中は普通の牛だぜ。
さっきと変わらねえよ。
小岩井農場資料館
さて、一通り見てきたので広場の真ん中にある資料館を訪れてみた。
こちらは創業当時の道具などが展示されている農場の歴史を展示しているらしい。
これは年表じゃな。
さっき見たギャラリーのほうが立派じゃん。
これは鐘楼か?
時間を知らせるベルだろ?
おっきいでしゅ。
更に奥へ進むと酪農に使うミルクなどを貯める缶などが展示されている。
これが牛さんのおまんまじゃのう。
干し草だろう。
めっちゃ食うんだな、牛って。
これぜんぶたべるんでしゅか?!
たぶん一日の食料じゃ。
こちらが小岩井農場の全体像。
そして昭和のTVや冷蔵庫なども展示されている。
冷蔵庫?!
これが⁉
氷を使った冷蔵庫じゃ。
こちらは謎の樽が。
バターチャーンって書いてあるぞ。
・・・バターを作るんかのう。
こちらは貴重な資料。
これは前回見た小岩井農場の創業者たちじゃな。
ここにも肖像画あるんだな。
Map
道の駅 賢治と光太郎の郷
さて、小岩井農場を後にした吾輩は一路、本日のキャンプ場を目指すことにした。
しかし、その前に買い出しである。
途中、道の駅「賢治と光太郎の郷」で必要なものを買うことにする。
なんでここに寄るんだよ。
どうやら明日以降、おじさんちにお世話になりそうなので、ここでおみやげを買っておくのじゃ。
そう実は今回、せっかく東北まで来たので、今はもう年齢が100歳を超えた福島のばあちゃんの顔を一目見ようと、父の実家を尋ねるつもりだったのだが、連絡を取ると意外にも「コロナ禍なので来るな」とお達しが下ったため、泣く泣く急遽近くの親戚の家に上がり込むことになった。
しかし、いくら親戚の言えといえどもタダで泊めてくれとは言えず、こうして少しばかりのお礼にとおみやげを持って行かねばならないと思ったので、急遽道の駅をハシゴしておみやげをいくつか購入することにしたのだった。。
ハァ・・・
高くついたのう・・・
しゃーねーべ。
しかし、結局このときの決断が後に後悔することになる。
この旅を終えた一ヶ月後に、ばあちゃんは亡くなってしまったからだ。
あの時、無理をしてでも会っておけば・・・・・・と今でも悔しく思う。
北上総合運動公園
そんなこんなで道の駅から15分ほどで本日のキャンプ地にやってきた。
ここ北上総合運動公園は運動公園内にある、無料で泊まれるという珍しいキャンプ場なのだ。
近くに池があるんだな。
池だけじゃなく、市営の運動場と体育館もあるようじゃ。
見ての通り、このキャンプ場の園内は全面芝生である。
それなのに、ここでは別に焚き火シートなしで焚き火が(焚き火台の上で)できるというのだから、ありがたい話であるw
直火はさすがに禁止じゃ。
でもよ・・・
ここって駐車場から園内まで遠すぎね?
めっちゃ端っこに車を停める場所があって、ここから荷物を運ぶのも大変だぞ?
・・・まぁ、文句言うな!
タダで泊まれるってだけありがたいことだろう!
できれば今あそこにテントがあるキャンパーの人がいる辺りに泊まれれば近くていいんだけどなあ・・・
う~~~ん、ちょっと待て。
今、あのキャンパーさんはテントを畳んでいるみたいだから、場所譲ってもらえるか話しかけてみるのじゃ。
すると、今から帰るから譲っていいという。
やった!ラッキーじゃ!
あそこに泊まることにしよう!場所を取るのじゃ!
場所も確保できたのでちょっと遅い昼飯を食うことにする。
もう時刻は2時か・・・早いのう。
腹が減ったからメシを食うか。
そういやさっきなんか買ってきてたな。
アレはなんだ?
青森のスーパーで売られていた美味そうなリンゴ。腹が減ったのこれも食おう。
おお!うまい!
余分な雑味もなくスッキリとした甘みと味わいじゃ!
ホントだ。
・・・なかなか美味いなこれw
メシを食い終わったので少し園内を散策しよう。
あっちに何があるんでしゅかね?
あそこはトイレじゃねえの?
ポコポコと歩いていくことにする。
振り返ると園内にはわし一人しか泊まる人はいない。
こちらは炊事場とファイヤーピット。
ここから飲み水を取れるんだな。
隣には煮炊きができるカマドがあるな。
やっぱりここはキャンプ場なんだな。
ここから自分が泊まっている場所がちゃんと見渡せる。
この建物はやはりこの園内唯一のトイレである。
もう少し向こうにも何かあるのう。
展望デッキ
この公園の横には前述の通り大きな池が隣接している。
あちらが何やら立派な展望デッキのようだ。
なんじゃありゃ?!
行ってみようぜ!
まず1階のスペースはこのようにちゃんと座れる場所が作られていて、
ぐるっと一周できるような場所になっている。
目の前はけっこうデカい池、である。
これは・・・・・・
けっこう広いぞ。
ひろいでしゅ。
右見ても左見ても見渡す限り池じゃ。
ひろ〜い!
ここはどうやら向こう岸までかなり長い池のようだ。
階段を登って上がるとこれである。
ここにもちゃんと座るスペースがあるのう。
向こう岸に体育館があるのか。
向こうまで歩いて行くのはなかなか大変である。
仕方ない、少し歩いていくことにしよう。
ぐるっと回って先程の展望デッキの反対側にやってきた。
薪を広いつつ、歩いていくことにする。
こちらが公園内の体育館。
な、なんか立派な体育館じゃ。
おいおい、意外と広いぞ、こりゃ。
岩手って意外と田舎かと思っていたら、意外と行政は金持ってんのね。
焚き火タイム
夜になった。
ようやくの夜である。ここまで車を使ってやってくるのにだいぶ時間がかかったのでこれでホッとできる。
集めた薪に火をつけて焚き火にあたる。
いやぁ〜・・・
良い夜だなあ〜〜〜〜〜・・・と思いきや。
・・・・・・・
おい、さっきからいるあのカップルはなんなんだよ?
そう、さきほど夕方の5時頃にわしのテントの近くにわざわざやってきたカップルが、わしの場所から5mほどの場所にテントを設営して、さっきからずっと下ネタを喋り続けている。
年格好は40代後半の松平健とDonDokoDonのぐっさんを足して2で割ったような男と、吉田沙保里と古市憲寿を足して2で割ったような女のカップルである。
そんなバカップルが、別に聞きたくもないのだが、さっきから何やら会社の人間関係なのだろうか?下ネタをずっと話続けている。
…人と接触したくなくてわざわざこうしてキャンプに来たのに、なぜまた吾輩の目と鼻の先にやってくるのか?
…んとに、うっとおしーなあ!
もう、ええわい。
明日もまた早い。まだ色々回るところがあるから、そろそろ寝るか。
そう思って、9時くらいにテントに入って寝ることにした。すると・・・
あ〜〜〜ん、あんあん♡・・・
あんあんあん、あ〜〜〜〜ん・・・♡
あ、あ、あ、イっちゃう・・・ああ〜〜〜〜‼
キミは、信じられるだろうか?
どこからかともなく聞こえてくる、夜の営みの声を・・・
音の元凶はもちろん、さっきから目の前にいるあのカップルである。
・・・・・・おい、これって、
ああ、あそこのバカップルじゃ。
テントの中から丸聞こえじゃ!
その後もセッ◯スの声は鳴き止まず、テントから漏れ出る喘ぎ声はあたりにこだまする。
ホント〜〜〜〜っに勘弁してほしい!
ここは公共の公園のド真ん中である。周りをよく見るとまだ9時台でも周りを歩いている人がいるのに、よくこんなところで始められるものだ!同じ目に合えば、キミもきっとそう思うことだろう。
うるさいのう、ヤるんならどこか人の見えない他所でやってくれよ‼
しかも、明日はまだ長〜〜〜い日程があるのである。
なのでどうしても今日は少なくとも8時間は寝ていたい!
それなのに、この夜の営みの声は深夜12時まで続き、その後朝方の3時にもまた復活した。
あいつら、何時までやるんだ?
この声は朝の6時位まで続くことになる。
Map
ここまでの旅費&走行距離
まあ、そんなこんなでこの日までの旅費と走行距離を計っていくことにしよう。
なので、ここまで直線距離にして568kmなので吉方ポイントはそのまま568pt.になる。
流石に岩手まで来ると568ptか。
もう後は下るだけじゃ。
それでもだいぶまだ距離はあるな。
まぁまだ帰り道は長いけどな。
26日目の旅費
小岩井牛乳 | 220 |
小岩井入場料 | 800 |
ガソリン | 3179 |
北上総合運動公園キャンプ場 | 0 |
一日の合計 | 4217円 |
ここまでの累計 | 129398円 |
前回の小岩井農場の入場料と今回の北上総合運動公園の値段を合わせてもまだ12万円しか使ってないのじゃ。
ホントまじで金使わねえよな、オマエ。