こんちわ、おいさんだよ。
君は4Kテレビはもってるかい?
4Kテレビぃ?
あっ!お家に大きなテレビがあるよ!
ポポポ!
ホントでしゅ!
これ、一体どうしたんでしゅか?
ふふふのふ。
買ったのじゃ。
また無駄遣いを・・・・・・
無駄遣いではない!このTVは実に優秀なソニーの4KTVなのじゃ!
でも4Kなら高いんだろう?
一体いくらしたんだ?20万か?40万か?
ふふふ・・・それがそうでもないのじゃ。
4Kテレビといってもテレビというより超大画面のスマホ。一家に一大大きなスマホがあると思えばいいのじゃ。
そんなスマートTVの驚きの値段は後で後述するとして、
今回はそんな「SONY BRAVIA X9000F KJ-49X9000F 49.0インチ」をご紹介するのじゃ!
前回まではこちら
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驚きの画質でしたw
家のTVが地上波デジタルになって、買い替えてからもうすぐ10年になる。
最初に言っておくが、わしは普段はTVを見ない。
TVをつけて朝のニュースを横目で見るくらいで、ほとんど自分の中でオワコン化している。
以前家のTVは地上波デジタルに切り替わる最後の年にうちの兄が買ったもので画質的に全く問題はなかった。
だが、TVをもう見ないわしにとってTVでネットが見れないという方がツラいw
話題の4Kテレビがハイセンスなどの中国勢の台頭で安くなっているこの時期、せっかくだから買い替えてみるのもいいだろうと思っていた。
ポチポチと年末から情報を集めて年末年始の商戦を機に新しいTVを買い替えようと狙っていたところ、お手頃価格の良いTVがソニーから出ているのを知った。それがこの「X9000F KJ-49X9000F 49.0インチ」である。
価格は実勢価格は15万ほどだったのだが価格ドットコムでは13万くらい。
それが某家電量販店では値切って12万3000円で売られていた!
マジかよ!
一応4Kだよ!れっきとした「BRAVIA」だぞ?!
今やiPhoneXRが17万とかで売られている時代だよ?
それがこんな大画面で4Kが見られるTVがたかだか15万以下で買えるなんてw
しかもそれが実質12万円だという。
そこまでしないと今やTVが売れない時代とは……日本経済の沈下度合が透けてみえる。
最近は家電量販店もアマゾンに負けじと価格調査をしていて、値切ればあっさりネット通販並みに安くしてくれるので、一昔前みたいに「アマゾン最強!」という認識はもう薄れつつある。
それでは実際どんなものかしっかりとレビューしてみよう。
開封の儀
まずこのTVの強調しておきたいところはAndroid搭載のネットに特化したTVであるという点である。
もう今では地上波のTVをほとんど見ないという人が多い中、このTVはどちらかと言うとネットユーザー向けの機能が満載。
リモコンを見てみればそれは一目瞭然。
ポイント
リモコン上部には「Hulu」「Netflix」「abemaTV」や「YouTube」のボタンが地上波・BS・CSの以上にデカデカと配置されている。
コレを見るだけで今の地上波TVではユーザーを振り向かせることはできず、ネットに特化したTVでなければヤバいと判断されているようで、そんなメーカーの思惑を勘ぐらせるほどのチャンネル配置なのだ。
その分ネットユーザーには様々なコンテンツを、4K画質でしかも大画面でみたいという欲求をしっかりと叶えてくれるような作りになっている。
サブスクリプション全盛の時代だからこそ、メーカーもこのようなユーザーの要望に答えるスマートTVを主力に売り出してきているのだろう。
早い話がTVもPC化しなければもう売れないという時代なのであるw
使い方も簡単で設置してから電源を入れてしばらくするとPCのように立ち上がる。Android搭載なので少し動作が遅いが、立ち上がったらまずはルーターの暗証番号を入力してネットに繋ぎ、普段遣いのGoogleのアカウントでログインすれば、次回以降もうすぐに使用可能になっている。ここらへんの設定は煩わしさを感じない驚くほど簡単であったw
実際にTVでYouTubeを見てみるとこんな感じ。
画像エンジンやバックライトの使い方などは他メーカーとは頭一つ抜けてでいる印象がある。
以前のソニーのTVが色が濃い印象だったのに比べ、こちらは色味は抑えられているものの、ノイズを抑えて暗部をくっきりキレイに描写しているし、細かな繊維の質感などもしっかりと描写している。
地デジも人肌クッキリ、立体感も申し分ない。
49インチの4Kテレビが12万円で買える!しかもメーカーは国産のソニー!
これほどまでにお買い得なスマートTVは「KJ-49X9000F」を置いて他にないだろう。
ただしこのスマートTV、
注意
4Kチューナーは非搭載なので4K放送をこのTVで観たいという方は別途購入する必要があるという点を強調しておきたい。
これから4K放送が試験期間を終えて始まるっていうのに未搭載?と思う方もいるかもしれないが、ぶっちゃけどれだけの人がくだらない地上波を4Kで見たいのだろう?
4K放送が始まるといってもどこまで普及するか現時点では謎だし、次は8Kが来るとか完全に視聴者を置いてけぼりにしていきそうな放送界の都合に合わせる必要はまったくない。
なのでネットは観たいという方はこのTVは買いであるといえよう。
スマートフォンのようにアプリを追加可能
前述したようにこの「KJ-49X9000F」はAndroid搭載のスマートTVである。
なので必要なアプリをガンガン拡張してスマートフォンのように自分だけのTVに拡張可能である。
リモコンのボタンにはないアマゾンの「プライム・ビデオ」を見ようと「ソニーセレクト」側でアプリを探してみるも見当たらない。
インストールしてないのかと思って調べてみると「プライム・ビデオ」は工場出荷時からインストール済みだという。
しかしどこを探しても「プライム・ビデオ」のアプリは見つからない。
一体どうなっているのか、意味がわからない。
注意
実はこの「KJ-49X9000F」にはアプリが「ソニーセレクト」と「Googleストア」の二種類ある。
おかしいな?と思ってリモコンの「ホーム」ボタンを押したら「Googleストア」が画面下に表示され、
そこから無事「プライム・ビデオ」を見つけ出し、動画を視聴することができた。
このようにこのTVはアプリが入っている場所が二種類あるという、やや複雑な構造になっている。
ここらへんが少しユーザー目線で言えば使いづらい点である。
しかしその場合は慌てずリモコンの「ホーム」ボタンを押して「Googleストア」からアプリを探してみよう。
実際わしはこの方法で無事「Spotify」をインストールすることができたw
なぜこのような複雑な作りになっているのかよくわからないが、多分ソニーもGoogleもアプリで利益を得たいがためにプラットフォームを統一させなかったのが原因だろう。
ココらへんをもう少しスマートにして、MacのiOSのようにすべてのアプリを同じプラットフォームで操作できるようになれば、ユーザビリティ上でも使い勝手がよくなりそうなものだが、初めからこういうもんだと思えば気にならないかもしれない。
プライム・ビデオもしっかり見れる!
色々複雑な部分はあるものの「プライム・ビデオ」はしっかりと視聴可能。
4Kでの動画視聴なら「Netflix」もこの「KJ-49X9000F」なら大画面で楽しむことができる。
しかし、そんな画質の優れた動画を視聴していたら家のルーターの通信速度が落ちてしまい、PCやスマホなど他のデバイスを使用した際に速度の遅さを感じてしまうのではないだろうか?そう思いますよね?
そんな心配も2年前に買い替えたバッファロー製の「WSR-2533DHP-CG」な心配無用。
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なので一階でガンガンYouTubeやプライム・ビデオを見ていても、二階ではまったく問題なくスマホや5KiMacでネットを使うことが出来る。もちろん、上と下同時にそれぞれサブスクの4K画質で動画を視聴することも可能だ。
少し心配な方は合わせてアンテナ本数の多い無線ルーターかトライバンド使用のルーターを買うことをおすすめする。
そうすれば通信速度を圧迫することなく、下の階ではお母さんがスマートTVで海外ドラマを見て、お父さんは自室のPCで動画を視聴し、姉は自室でスマホで音楽を聞きながら勉強し、弟はタブレットでアニメを見るなんてことも可能である。
まとめ
ココがおすすめ
- リモコンに搭載されたアプリから「Hulu」などの動画視聴が簡単。
- 4K画質も12万円と驚きの低価格ながらも素晴らしい画質。
- Googleアシストなどの音声認識がリモコン内蔵なのでコンテンツの検索も便利。
- 番組表の録画予約よりもYouTubeの検索結果が優先されるので地上波よりも完全にネット配信メイン
テレビを見ない。
だけどスマホやタブレットの小さな画面にかじりついてYouTubeや映画を見るのはイヤ。
なるべくなら大画面で映画や動画を高画質かつ低価格で楽しみたい!
という方に断然おすすめな巨大スマホであるw
そう、しいて言うならばドでかいスマホが家にあると思えば、今やオワコン化しつつあるTVをまた楽しく使えるのではないだろうか?
つまらない地上波なんかオマケ程度に見れば良い。
なので買って損はない素晴らしいデバイスであるとわしは思うのだった。