ちわわ、ちわ~!おいさんだよ!
キミはパスタは好きかい?
……まぁ、好きなほうだよ。
たぬき、お前も好きだよな?
ポポポ!
ボクもだーい好き!
たぬきはなんでも食うからのう・・・
ではまいけるよ、その肝心のパスタをお前ならどう作る?
……どうって、そりゃ大鍋に水を張ってだな、
ストーップ!
もうその時点で終わっているのじゃ。
そんなことをしなくてもカンタンにパスタを茹でる方法があるのじゃ!
え?!
どういうこと?
それでは今回は、電子レンジでカンタンにパスタを茹でる方法について語っていくのじゃ!
前回まではこちら
机に吊るすためのティッシュケースを探してみた(*´ω`*)
-
吊るして便利。オシャレなティッシュケースはこれだ!
続きを見る
レンジでパスタの決定版?
とあるガジェット系雑誌でやたらこの「絶品レンジでパスタ」をおすすめしていた。
なので、スパゲティ好きのわしはこれを買ってみることにした。
よく100円ショップなどでこうしたパスタケースは売られているが、このパスタケースはひと味ちがう。
使い方はメーカーのYouTubeにも載っていたのじゃ。
ほーう。
違いは「ヴォルケーノ構造」にある。
ポイント
「ヴォルケーノ構造」とは、フタ穴からゆで汁を戻し循環させることによって熱の滞留が生まれ、従来のパスタケースよりも美味しくスパゲティが茹でられる構造のことである!
ふんふんヴォルケーノね。
これでゆで汁に含まれるデンプンがパスタをもっちりコーティングしておいしいスパゲティに仕上がるという。
ふーん、本当かな?
使ってみるまではその効果を信じない疑り深いのが吾輩である。
それではほんとにおいしくできるのか、ではさっそく試してみよう。
実際に試してみた
パスタはAmazonでもコスパ最強の名を誇る「バリラ No.5 スパゲッティー 5kg」を買って試してみよう。
今回はソース280gに合わせて二人前200gをゆでてみる。
200g計るには赤いフタの出っ張った穴にパスタを入れれば計測できるのじゃ。
なるべくくっつかないようにパスタを2つに折っていれる。
で、ここが大切なポイントなのだが、
ポイント
これをパスタの袋の裏に書いてある湯で時間に合わせて注ぐ。
大体スパゲティってこの細さだと7分くらいだから500Wで7分に設定。
これがしばらくするとだんだんお湯が内部で沸騰してくる。
キタ!これがヴォルケーノ構造だwww
おお、ホントだ。
吹き出している。
うおおおっ
ホントウにカザンみたいにフキでているでしゅ。
7分後。
まずは一本取って食してみた。
うむうむ……こ、これは!
しっかりと茹だって・・・・・・いない
なんだこれ?!
これがアルデンテか?
全然まだ固いじゃん!
レンジでチンして取り出せばそこにはオイシく茹だった麺があるはずが・・・アルデンテと呼ぶにはひどい芯があった。
しかもパスタケースの隅っこには固まって束になってしまってくっついている麺もチラホラ見かける。
なので全体的に、全く火がとおっていないのも多い。
これはきつい。
これじゃおいしいパスタとは言えない。
良いところ
このパスタケースの最大点は、お湯を大量に沸かさなくもレンジでパスタが茹でられる点であろう。
だがしかし、吾輩のやり方が悪かったのか、最初のやり方ではうまく茹だっていなかった。
仕方ないのでパスタを一度お箸でほぐし、お湯を入れてもう一度レンジで茹でることに。
……すると今度は5分くらい時間を延長して、やっとおいしいパスタに仕上がった。
う~ん、これがちゃんと一発でできれば感動したんだけど、これはちょっとがっかりじゃな
さっきは明らかに芯の部分が残ってたぞ?!
アルデンテ・・・と言えないくらい残ってたなぁ。
もちろん、わしの使い方が悪かった部分もあるかもしれないが・・・
もっとあっさりしっかりしたアルデンテに仕上がってほしかったのじゃ。
ポイント
このパスタケースの利点を挙げると……
- 大量の水を使わずに済むしガス代もかからない。
- パスタを茹でた後の片付けが大変なんだけどこれはカンタン。
- 一人暮らしの男性に便利なグッズである。
悪いところ
ココがダメ
「レンジから取り出したら10回かき回してお湯とからませる」と書かれているが、それ以前にパスタの分量によってはケース内で固まってしまう点はいただけない。そしてパッケージにかかれているほどカンタンにはアルデンテにならない。
しかもお湯加減は重要である。
パッケージに書かれている分量よりも気持ち多めに入れないと、かなりの確率で失敗してしまう。
やっぱり狭い箱の中で茹でてしまうと麺が泳がないのでどうしても麺同士くっつきやすくなる点は構造上仕方ない部分がある。
パッケージに書いてあるとおりにお湯を入れても麺がくっついてしまうのじゃ。
だからパスタを半分に折って入れるとだいぶマシになるけどな。
コツはお湯多め、時間長め、そしてパスタを半分に折るじゃな。
まとめ
記事のまとめ
- 少しのお湯でレンジを使ってパスタが茹でられるの素晴らしい!
- しかし説明書どおりにやってもうまく茹でられないことも。
- なので少しお湯多めにして時間を長めに茹でるとOK
パスタを大量の水と火を使わなくても茹でられるという点では評価できるのだが・・・パスタを密集させて入れると高確率で内部でくっついてしまうのでお湯の分量を多めにしないといけない。
このように使い方にはちょっとしたコツがあるのは難点である。
だが一人暮らしで大鍋をつかってパスタを作りたくない人には良いアイテムなので、買ってみても悪くはない商品である。
少々使い勝手の悪いパスタケースだが、それでもカンタンにパスタが茹でられる点は最大の魅力なので、お湯加減に注意していただけると使い勝手も良いと思う一品じゃ!