ちわ!おいさんだよ。
今回で奥浜名湖は制覇だよ!
湖北五山のしめくくりってんだろ?
ござんって5つのお寺のことを言ってるんだよね。
ポポポ!
これまで春に引佐の3つのお寺と秋に2つのお寺を回ったでしゅ。
今回はその2つの寺の方だろ?
そうじゃ!
これでわしはようやく静岡県西部にある有名なお寺はほぼ回ったことになるのじゃ。
それではその時の様子を最後までご覧いただこう!
他の五山はこちら
最後の五山
摩訶耶寺から車で5分。
最後の五山にやってきた。目の前を第二東名の防音壁に囲まれ、古刹というにはいささか趣のない風情に面食らうが、ここは間違いなく湖北五山の最後の仏閣・大福寺である。
寺の入口にはこのようにここが湖北五山であることを示す看板が立っていて、大福寺納豆が有名、などと書かれている。
なるほど、甘納豆は嫌いだがここまで来たのだから最後の古刹がどのようなものかしっかりと観てみることにしよう。
真っ直ぐな道をしばらく進むと左手に大きな門が見える。
こちらはこの寺の庭園に続く門でこの手前の売店で拝観料を支払ってここをくぐり、中の庭を見学できるようだ。後で観てみることにしよう。
参道はまだまだ続く。
しばらく歩けばすぐに両脇にたくさんのお地蔵さんが見えてくるのがわかる。
こんな風に両脇にびっしりとお地蔵さんが並んでいるお寺は遠州では珍しい。
たぶんここだけではないか?
これを観てなんとなくここに初めて来たつもりでいたけど、もしかしたら以前にも一度小さい頃親に連れられて来たのかもしれない。そんなことを思い出しつつ部分部分に秋の野の花が咲いてあるのを見つつ、
奥へと上がっていこう。
うわあ、階段にもしっかりとお地蔵さんが並ぶ。
ここまで徹底しているなんてなかなか珍しい。
上から見てもその姿は壮観であるw
お地蔵さんにはこうして一つ一つ番号がふられていた。
一体全部でいくつあるんだ?
本堂
さて、それではいよいよ本堂へ向かおう。
目の前には大きな石碑。となりには鐘楼が。
で、中央にはこうして赤い派手な本堂が鎮座する。
ここまで派手なお堂はなかなか遠州地方ではお目にかかれない。
なにやらご利益がありそうな期待を寄せながらとりあえず手を合わせる。
脇を見ると少しだけ秋の花が咲いていた。わびしいが風情がある。
横手に進むと別の観音さまが。
その横には八十八ヶ所霊場なる立て札がはためいている。
なるほど、ここは四国とはまた違った霊場なのだな。
じゃまあとりあえずここにもお参りしておこう。
お参りし終えて通路を戻ろうとすると目の前に何やら新しげなお堂が姿を表した。
これはなんだ?
この時期はあんまり人がいないの中に何が入っているのか公開はされてないし。
肝心の住職その他坊さんの姿さえ見えないので結局謎のままである。
石庭
では先程の石庭へ行こう。
門をくぐって中へ進むと左に座禅を組めるほどのお堂と目の前には池とともに禅宗のようなお寺が現れた。
おお、すごい。ここはここでまた龍潭寺とは趣の違った日本の庭園が見れる。
それにしてもなんだか臭いなと当たりを見回してみたら、隣にかなり大きな巨木が生えていて、その目の前には大銀杏と書かれた看板が。
なるほど、だから臭かったのか。この匂いは銀杏か。
確かに足元を見ると銀杏の豆粒のような実があちこちに落ちていて、それを踏んづけないように慎重に来た道を戻る。
帰りに売店で寅の置物付きおみくじを買って車に戻る。
さて、これでもう湖北五山の旅は終わり。
最後に三ヶ日のおしゃれな場所を少し回って帰るとしよう。