ちわわ、ちわ~!
キミは松本は好きかい?
松本?
今回は松本ってとこに行くのか?
松本ってどんなところなの〜?
マツモトなんてきいたことないでしゅ。
バカモノ!
松本は長野県の北部にあるかなりデカい街であの有名な松本城もあるんじゃぞ!
そしてここは水の都としてとても有名なのじゃ!
へぇ、美味い水があるのか?
そうじゃ!
それでは今回はそんな松本市内を少し散策していこう!
「一人旅・前半戦」4日目
万治の石仏と信玄の秘湯・毒沢鉱泉を堪能したおいさんは、新たな新天地を求めてその日は松本の手前、村井駅の漫画喫茶で泊まることにしたのだった。
前回まではこちら
万治の石仏に始めて出会ったよ、という話(*´ω`*)
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日帰りでもオーライ!万治の石仏と信玄の秘湯!
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長野観光8 激突!松本探訪!
この日は本当に楽しかった。
今思い返すとその日は長野の旅でも最高の一日だったかもしれない。
朝早く起きて漫画喫茶を出ると(グズグズしていると延長料金取られるので)再び村井駅に向かって電車に飛び乗り、8時ごろには松本駅に着いてしまった。
松本駅
うわぁ…でっかいなぁ!(=´▽`=)ノ
その駅の大きさとやたら多い人の数に圧倒される。この街はすごく栄えていた。
松本ってよく知らなかったけど、こんなに都会なのか…
今日は松本を探検しようと思っていた。
それにしてもこの背中の大荷物ではわしの肩はつぶれてしまう。
なのでこのクソ重い荷物をコインロッカーに預けたいが、よく見てみたらコインロッカーは500円も取られる。格安貧乏旅行で500円取られるのはかなり痛い(;´Д`)
ここは我慢して荷物を預けず、カメラを首にぶら下げ重量を分散しつつ市内を散策することに決める。
外に出てみると、ここ松本はやっぱり大きな町並みだ。
(ひぇ~、デケェ。長野なんか温泉しかない田舎だと思ってたのに…負けた(;´∀`)
なにやら複雑な思いを胸に松本城に向かう、田舎者のワタシ。
いたるところに湧き水がある
こんな風に歩いていると道々にやたら湧き水が出ている場所がある。
駅でもらった地図を見てみると町中に湧き水スポットがたくさんあるみたいだ。
これには最初驚いた。
なんせ松本は見た目、町並みは完全に都会なのに、街中のあちこちには綺麗な湧水があふれている。
普通、都会って言ったら汚い空気。汚くてゴミゴミした街並み。マズい水。ってイメージがあるはずなのにここにはそれがない。
松本。不思議なところだ…(*´∀`*)
普通の都会でありがちな汚らしいモノがほとんどない街があるんなんて。
よーし、後で湧き水の飲み比べをしてみよう♪(=´▽`=)ノ
なんだかこの街を探検するのが楽しみになってきたw
道行く場所のいたるところにある湧き水を汲みつつ、まずは旧開智学校に向かった。
ナゼ松本城に向かいながらも小学校なんぞに向かうのかというと、その方が道順的に好都合だからw
それに小学校といってもこの旧開智学校は普通の小学校ではない。
明治9年(1876年)に建設された小学校校舎で、国の重要文化財。左右対称の校舎は、八角形の望楼を載せた擬洋風建築。
(パンフレットより)
そんな有名なトコなら見ずにはおけまいと一応行ってみる(ヒマだなぁ…)
旧開智学校の手前には現開智学校が有り、子供たちが元気よく運動している。
あぁ……俺にもそんな時代があったなぁと思いつつ、進んでいくと旧校舎が見えた。
おお!あれか!!あれが開智学校か!ヽ(=´▽`=)ノ
旧開智学校
なるほど趣きのある建物である。
明治時代の西洋風建築物が、なかなかのオーラを醸し出している。真正面から見た門の図。カッコイイ!
ふ~ん、こんな歴史のある建物が近くにあるなんていいなぁ。近くには松本城もあるし(; ・`ω・´)
この松本に住んでいる人たちが羨ましい。こんな学校に登校できたらさぞ勉強が捗るだろうなぁ…w
脇を見ると別の西洋風建物がもう一つあった。これは図書館か何かかな?
これは当時の図書館かなにかなんだろう。写真をパシャパシャ撮って続いては松本城へ。
松本城内の公園
ドコが入り口なのかよくわからずその周りをグルグル回るわし。
松本城の周囲はその日、桜が満開だった。目の前にはそんな桜を狙うカメラマンがw
いつもより少し遅れ目の開花だったらしいが、この日はちょうど満開であったらしくラッキーだった。
道路にいきなり大きな木が目に入る。アレはなんだろう?
そう思ってあたりを見回すと神社がひとつポツンと建っていた。
社の前には水が湧き出し、ここでも湧き水が飲めるようだ。
手を洗い、喉を潤して境内に踏み込み参拝する。ぱんぱん!
良い旅が続けられますようにw(^_^;)
さぁ、参拝を済ましたら次は松本城の城内へ。
いざ、出陣じゃ!
松本城
城内はいたるところでサクラが満開である。
キレイだなあ・・・
めちゃくちゃひろいでしゅ!
高遠城ではまだサクラは五分咲きだったけど、ここは満開であった。
城内にはこんな遺跡の跡がwこれはなんなんだろう?
その先を進むと門が見えた。本来ならここから入ってくるのか。
太鼓門から二の丸東側に進んでいく。
この門の上は見はり櫓になっていて登れるらしいので行ってみる。
城内の見はり櫓には太鼓と大きな松本城のミニチュアが置いてあった。
素晴らしい桜並木のなか、城がある中心へと向かう。
城の周りには多くの人。桜目当ての観光客が押し寄せていた。
ここが松本城のベストショット。
それにしてもここ松本は外国人が多かった。特に中国人は一際目立つ。
松本城・黒門
後から聞いた話だが、ここや上高地は今では中国人に人気のスポットらしい。
知らんかった(;´∀`)
門の券売所で入場料を払い中へと進む。
おお!これが松本城!
すごい、わしは今本物を目の前で観ている!!
見渡すかぎりの青空をバックにお城の写真をもう一つ。
いざ、本丸へ突撃じゃ!
下から見た松本城の風景。これだけでも圧巻な城の様相だ。
せっかくここまで来たんだから城内ものぞいてみよう。
いやぁ、すごいなあ!
やっぱデカいなあ!
近くで見るとまたビックだな。
松本城・内部
虎口(城の出入り口)から内部に入ったら、まずは右手の乾小天守へ向かおう。
おお!すごい!
中は意外としっかりとした木造になってんだな。
名古屋城は鉄骨。
小田原城は博物館。
大阪城はデパートになってるのに、ここだけは昔の城のままじゃな。
窓の外から満開のサクラが拝める。ここは最高の花見スポットだ。
城内の急斜面な階段を登ると、横には鎧・刀剣・着物・雑貨など様々な展示物がある。
幕末の拳銃じゃ。
ここにはいろんなものが置いてあるのう。
甲冑もあるぜ。
なんか変な形の窓があるよ〜!
この曲線でできた窓は火燈窓(かとうまど)。
寺院で初めて用いられ次第に屋敷や城郭に用いられるようになった形式じゃ。
確かによく寺で見る形だよな。
ここから見ると堀の水がすげぇ緑だった。
ここからは渡櫓を渡って大天守の方へ向かっていく。
外から見ると岸辺でみんな花見をしているのう。
大天守
多くの人に揉まれながらやっと城内の最上階近くに到着。ここからはあとすこし。
大天守は四階にあるので息を切らせながら大天守に登ろう。
素晴らしい景色が見たい!と思い、天守閣から松本の城下町を望む。
気づいたらさっきまでいた一緒に登ってきた日本人の姿は一人もいない。 下に降りようにも中国人観光客が邪魔をしてハシゴを降りれない。
ま、周りがいつの間にか中国人ばっかじゃ!
おい、なんか妙な居心地になってきたからすぐ降りようぜ。
ハシゴを降りて廊下を進むと月見櫓にたどり着いた。
月見櫓の周りは廻縁(まわりえん)と呼ばれた赤い柵に覆われている。
ここからの眺めは最高じゃ!
うおーーー!
本当だ!すげえキレイじゃん!
仕方なく中国人の中に紛れて階下に降りていく。しかしやたらと飛び交う中国語がうるさいw
人、人、人でごった返している城内を、這々の体で詰めかける中国人の観光客を押しのけて、やっと城内の広場に出る。
桜が綺麗じゃのう。
サクラがキレイでしゅ。
それにしてもやはり観光客が多い。入った時より人がぞくぞくと増えている。
やっぱり桜目当てにやってきたのだろうか。周りを見渡すと観光客でごった返しである。
さーて、今日はまだ時間もあるし、浅間温泉にでも行くか!
浅間温泉?
なんか聞いたことあんな。
行ってみよーぜ!