

こんちわ、おいさんだよ!
君は小田原は好きかい?
小田原なんて興味ねーよ。
かまぼこくらいしかねーだろ?それで今回が最後か?
この旅も成田・佐原・鹿島と巡って、最後に箱根・小田原と来てずいぶん長かったよな。


そうじゃ、いよいよこの旅も今夜がラスト。
今回はそんなラストに相応しい場所に出かけることにするぞ!
つったって、もう箱根は観光しちまったじゃねーか。
この日は小田原に一泊するんだろ?
他に寄る場所なんてねーだろ。


小田原にはこの時期、小田原を代表する観光スポットがあるんだよ。
はあ?
こんな真夜中にどこ行こうってんだ?


それはこれから読み勧めて行ってもらえばわかるのじゃ!
それでは関東吉方旅行最後の夜をご覧いただこう!
吉方旅行のルール
- その時期の自分にとっての吉方位に出かける。
- 前日どこに滞在していても、必ず「自宅」から吉方位を割り出す。
- 滞在期間は3泊4日以上(滞在期間が長いほど、効果アップ!)
- 移動距離は100km以上(移動距離も遠いほど、効果アップ!)
- 1泊目は必ず「22時30分」まで泊まるホテルや旅館の部屋に入る。
- 旅行中は毎日「お風呂」か「温泉」に入る
- 吉方位効果が出る時期は1・4・7・10・13の法則による。
- 吉方旅行の場合、旅行初めの月を1月目と数え、そこから4・7・10・13ヶ月に出てくる(引っ越しの場合は1・4・7・10・13年目に出てくる)
前回まではこちら
箱根最高!と叫んだかもしれない大涌谷の話(*´ω`*)
-
-
【関東・吉方旅行7】箱根最高!と叫びたくなる大涌谷と黒たまごの魅力とは?
続きを見る
本日のお宿

関東最後の夜の宿はこちら。
ビジネスホテル「おかもと」


手頃な価格と駅近という立地も相まって今夜はここに泊まらせていただくことにする。


簡潔にチェックインを済ませ、何やらホテルらしくない内装を歩いて行って自分の部屋を目指す。


ここが今夜泊まる部屋。
実は今回の旅の中で一番良い部屋だったんじゃないか?
と思わず思わせるような広さと清潔感。


TVはやや小さいが、エアコンは新しいし、窓を明けてみてもこのホテルの立地が住宅街の中なので意外と部屋の中は静か。

今回の旅で一番静かじゃな。
一日目の成田は線路の真横だったもんな。



なかなかルートインとか普通のビジホには見られない不思議な間取りと、ライムグリーンの壁紙とマッチした明るい緑のベッドカバーが見事に調和している。


トイレやバスも広々していて使いやすい。

さて、そろそろ今晩の飯を食いに外に出かけることにしよう。

でもその前に、ある場所に行くのじゃ!
なんだよ、ある場所って?

小田原城 夜桜イルミネーション!

城は鮮やかにライトアップされていた。
ここ小田原城に初めてやってきたのは大学一年の時。
桜が満開だという情報を聞きつけて当時、友人二人でこの城に花見に来たのだった。

お堀の上を見上げるとピンク色のぼんぼりがつけられていて、春らしい桜まつりのような雰囲気。

うおおお!
お前ら、見ろ!お城でイルミネーションをしているぞ!
え?
まじで?



本当は単に夜桜を楽しむために城の中を散歩しようと思っていたのだが、この日はなんと!たまたま小田原城で夜のイルミネーションを開催しているらしく、それに偶然にもかち合うことになってしまった。

そういえば今月の東北には九紫火星が回っていたな。
九紫火星の象意はキラキラしたものじゃ。
・・・これは偶然か?
おいおい、マジかよ・・・
まさか引き寄せたってんじゃねえだろうな?

大勢の人が受付に群がっている中、入場料500円を払って場内に入らせてもらう。
すると目の前にはとてもキレイなLEDのイルミネーションの海が広がっていた。

うわあ!


すごいでしゅ!
ポポポ!


キレイじゃなあ。
以前昼間に来たことはあるけど、イルミネーションなんて今回が初めてじゃ。
…すげーな!
何万個のLEDが使われてんのかな?



入り口の近くにはなんとも素敵なLEDのトンネルが作られていた。

もっと美しく写真を撮りたいのだが、残念ながらわしのiPhone7ではこの画質が限界だったのじゃ。
ああ。
夜景ってスマホのカメラじゃうまく撮れない時ってあるよな。



この周りの青いLEDがとてもキレイ。


こうして見るとなんとも不思議な空間だ。
この先を進むと別の場所に連れて行かれてしまうような錯覚を覚えてしまう。

LED越しのトンネルの外を見ると、そこには幻想的な雰囲気が漂っていた。

このLEDに照らされた大海原を歩いていると、なんとも幻想的な雰囲気が味わえる。

LEDの色使いもいい。
青にオレンジに所々青緑が入っていたりして、単調にならず非常に幻想的である。


まさか何気なく訪れたこの場所が、こんなに素敵なライトアップをされているとは・・・


うう・・・
なぜわしはこんな素敵な場所に色気のないコイツらと一緒にきちゃったんだろう。
本当だったら誰か素敵なお姉ちゃんと来たかった・・・
悪かったな。色気がなくって。
でもたしかに。ここはどちらかというとカップル向きだな。


このあたりには不思議な色に光る椅子などが置いてあって、座って広場を一望できたりもする。

こんなふうに刻々と色合いを変えていくものだから見ていて飽きない。


よく見ると城内の木々もライトアップされていたりして、なんだか怪しい雰囲気になっている。


なんか城の中がこんなふうに彩られるなんて不思議な雰囲気じゃ。
BGMもかかってるしな。
すごく豪華な城巡りだぜ・


ディズニーランドにきたみたいでしゅ。

城内のあちこちではインスタ映えを狙ってか、女子が写真を撮り合っている。

この緑とピンクの境目がはっきりしているところなんかも歩いていて面白い。

どぎつい色だけでなく、こうした柔らかな色合いも表現できるのは素敵である。


トンネルを遠くから眺めるとあそこだけ少し異空間w

さて、ではトンネルをくぐった方はナニがあるのか、歩いてみることにしよう。
わくわくするでしゅ。

トンネルの向こう

トンネルの真横にはこのように大きな梅のオブジェクトが光っていた。
桜じゃねーの?


花びらの先端がまあるいから梅じゃろう。
めしべも数本出てるし。

その反対側にはフェンスに貼り付けられたネオンのようなイルミネーションが。

城内の桜もしっかりと咲き誇っていて、上と下両方から来ている人を楽しませてくれている。
そういえばイルミネーションにすっかり目を奪われていたけど、俺たち桜を見に来たんだよな?




キレイじゃなあ・・・
桜もしっかりライトアップされているぞ。
ホントだあ〜!


キレイでしゅ

トンネルをくぐった向こう側から離れると、ここはなんとなく怪しげ。

なんかちょっとラブホっぽいなw
だな。



こっちは芝桜みたいにショッキングピンクに彩られたゾーン。

それでもピンクだけでなく、緑や青などの違った色合いがところどころに入っているので、すごくキレイ。

道行く人も今がコロナ禍であることを忘れているみたいにどこか楽しげ。

ああ、そういえばこんな日常がいつも続いていたんだよなあ・・・
と思い起こさずにはいられない。

木の周りを囲むように彩られたLEDはどこか光の枯山水のよう。

夜の闇に浮かぶ天の川のように横から見ると見えるのだから不思議だ。

その隣にはハート模様も。

ここは見ていて本当に飽きない。

遠くを見上げると光の道筋が見えているようで幻想的。

みんな幸せそうにゆっくりとこの道を歩いていく。

城壁の脇から生えている桜の木々もライトアップで美しく輝く。

ふと夜空を見上げると満月が。

そういえば、今夜は満月だったな。
昨日まで土砂降りの雨に振られていたら気づかなかった。
・・・おお、
昨日は雨だったもんな。



せっかく夜桜を見に来たんだからと、城内の桜もイルミネーションとともに写真に収める。

光の草原も素晴らしいのだが、やはりこの時期は桜である。


イルミネーションがすごすぎて若干桜が負けているような気がするが、ここからはもう少し桜を見ていくことにしよう。
小田原城 本丸


本丸へと続く城門に来た。
ここは桜もさっきよりもしっかりライトアップされていて道行く人がしきりに写真を撮っている。

それにしてもこの眺めはすごい。今が桜が満開だw

こちらはまだ満開にいたっていない桜。
同じ城内でも種類が違うのかこうしてまだ咲き誇ってない桜も多く見受けられる。

こちらは大きな桜がいま立派に咲き誇っている。

こっちもなかなかすごい。



昔は小田原城の城内に象が飼われていたんじゃが、今はもうおらんのかのう?
え?
そんなのいたのか?


うむ、昔はおったのじゃ。
今はもう飼われてないのかのう。エサ代がかさむからとかいう理由でいなくなってしまったのかもしれない。
そうなんでしゅか・・・


桜のトンネルを抜けてこの先の本丸へと向かう。

そこにま真っ白にライトアップされた小田原城の姿と桜がかかっていて非常に幻想的だ。

昔来たときはこんなに真っ白じゃなかった気がしたけど、最近また塗り直したのかな?

小田原城の中に入れるのかと思ったけどさすがにこの時刻では門が閉ざされているみたいだ。残念。

仕方ないので城と桜をバックに写真を撮る。
初めての夜桜はとても神秘的で平和に満ちたものだった。

さて、本丸の桜も見たことだし、帰るとするか。

ふと見あげるとまたしても夜空にキレイな満月が輝いていた。

城内はさっきよりも人がごった返してきているような気がする。

こんな素敵な夜は初めてだ。
関東最後の旅がこのような形で終わるとは予想だにしてなかっただけに、この夜桜は嬉しいサプライズであった。

キレイで見ごたえのあるイルミネーションであった。
また来よう!
そうだな。
また機会があれば見に来るか。


またぜひきたいでしゅ!

さて、宿に帰って今回の旅の総決算。吉方位の距離を計算しておこう。
一日目 成田泊まり(250km)
二日・三日目 鹿島泊まり(285km)×二泊
四日目 小田原(131km)
つまりこの四泊五日の距離を計算するとこのようになる。
250+285×2+131×3(倍吉)=2853km!
へえ・・・
てぇことは、1km=1ptだから、2853ptも得たということか!
確かに今回はいつもより長旅だったし、距離も遠くに足を運んだもんなあ。

おお!すごい2853ptは今までの旅の中で新記録!!
吾輩はこの旅でかなり高い吉方位ポイントを得た!ということである。
ちなみに今回旅した2021年4月の東北にはそれぞれ九紫火星・八白土星・七赤金星が周りこんでいるので3倍になっている。
なので、それぞれの象意が象徴するような食べ物や場所、成田山新勝寺で食べた団子や佐原・鹿島で飲んだコーヒー、最後に登った箱根のロープウェイ、今回のイルミネーションなど、こうしたその星の象意を象徴するものに触れることで運を高めることにしたのだ。

これだけ高い吉方位の効果を得たということは、吾輩にきっとすごく良いことが起こるはずじゃ!
そうだといいんだけどな。

小田原 旅の最後の朝

夜が明けた。
チェックアウトを済ませようとフロントに行くと、朝食の用意がしてあるという。
そうか、ここは朝メシを出してくれる宿だったか、とその時思い出し、低価格で泊めてもらったにしては豪勢な朝食を食べることができた。

おおう、これは・・・
ここまで当たるとは・・・

しかもこの朝食、なんとデザートにイチゴまで出てくるという秀逸さ。
イチゴは九紫火星の象意なので喜んでこれを食うことにして、かなり得した気分で宿を後にするのだった。

小田原の朝は少しひんやりとしていた。
ここからあとは新幹線でひとっ飛び。
もう一時間後には帰れるのだ。

小田原駅の構内の一部にまたしてもストリートピアノが設置されていた。
・・・今ほんとに流行っているんだな。昔ここに来たときはこんなのなかったぞ。
小さな子どもとお母さんが楽しそうにピアノを引いていた。

随分長い旅立った。
2月の横浜から数えるとここに来るのも最近な気がするが、今回の香取・鹿島神宮への旅は非常におもしろいものであった。
最後に欲張って箱根に泊まることにしたんだけど、箱根の大涌谷よりも最後の小田原城のイルミネーションの方が印象に残った。

ホントふらっと寄るつもりで泊まってみたら、まさか城であんな素敵なイルミネーションが行われているなんて思わなかったのじゃ。
今回もなかなかおもしろい偶然の出会いに恵まれた旅立ったな。


でも来月はまたキャンプに出かけるから、これで旅は終わりではないぞ!
次回はドラねこ初めてのキャンプ旅じゃ!