こんちわ!おいさんだよ。
君は神奈川の中でも箱根は好きかい?
今度は箱根か?
茨城県からいきなり箱根かよ。
今回はもう少しお金に余裕があるからもう一拍小田原で泊まることにしたのじゃ。
でもその前に小田原から箱根を観光していきたいと思うぞ!
それで箱根かよ。
オレ、箱根行ったことなんかねーんだけど、いいとこなんか?
わしは2回ほど行ったことがあるが、なかなか良いところじゃ!
温泉もあるし、美術館もいっぱいあるし。
でも今回はそんな箱根の中でも一番の王道・箱根一番のあの観光地を訪ねてみるのじゃ!
吉方旅行のルール
- その時期の自分にとっての吉方位に出かける。
- 前日どこに滞在していても、必ず「自宅」から吉方位を割り出す。
- 滞在期間は3泊4日以上(滞在期間が長いほど、効果アップ!)
- 移動距離は100km以上(移動距離も遠いほど、効果アップ!)
- 1泊目は必ず「22時30分」まで泊まるホテルや旅館の部屋に入る。
- 旅行中は毎日「お風呂」か「温泉」に入る
前回まではこちら
鹿島神宮の御池で一服したよ!という話(*´ω`*)
-
【関東・吉方旅行6】ゲッターズ飯田も絶賛?!御手洗池の不思議と絶品ナマズ料理!!鹿島神宮・後編!
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さらば、鹿島神宮!
2日に渡ってお世話になった鹿島の地をこの日は後にする。
この日は前日までのグズついた天候から打って変わって晴れ渡り、旅立ちを後押ししてくれるような晴天だった。
やってきた水色と黄色の水玉模様が可愛らしい電車に乗っていく。
この電車は鹿島線なので、途中佐原で乗り換えないと戻ってきてしまうので注意だ。
そんなこんなで15分くらいで乗り換え地点の佐原駅に着いた。
乗り換えの電車が来るまでの間、昔なつかし佐原の駅のホームで待つことにする。
ここ佐原には2日前お世話になったのじゃ。
確かにな。
改札の向こうに見慣れたノレンが見えるぜ。
来たときには全く気づかなかったけど、佐原名物の雛人形がガラスケース入って飾られていた。
しばらくするとブルーと黄色の線が入った成田線がやってきた。
ここから45分ほどで京成成田駅に戻ることができる。
そして意外にもあっという間に京成成田にやってきた。
ここからまた電車一本で京成上野駅に帰ることができるのだが・・・
やれやれ、
ここまで帰って来るのに大変だったのじゃ。
・・・なんだろう、たった1日いただけなのに、この成田が「懐かしい」という気持ちになるな。
そして上野はこの通り未だに桜は満開であるw
なんか2回も同じ場所で桜が見れるなんて得した気持ちになるなあ
ここからは乗り換えてロマンスカーでまずは小田原に向かうのじゃ!
そこから箱根湯本に行くんだな?
いざ、箱根!まずは強羅駅へ
昔、あれだけ相模大野に住んでいながら、実はロマンスカーで箱根湯元に行くのは今回が初めてである。
毎回小田原で新幹線に乗り換えていたから、箱根湯本行きの電車に乗るのは初めてなのじゃ。
小田原って新宿行きと箱根行きも出てるもんな。
前はずっと新宿行きにだけ乗ってたんだな。
箱根湯本に着いたら階段でこんなものが出迎えてくれたw
え?なんでエヴァンゲリオンがあるんでしゅか?
箱根湯本はエヴァの聖地なのじゃ。
え?そうなのか?
箱根は「第3新東京市」なのじゃ。
初めての箱根登山鉄道に乗って終点の強羅を目指そう。
わし箱根登山鉄道に乗るのは初めてなのじゃ!
はぁん?
だってお前2回来たことがあるんだろう?
2回ともバスで箱根を登ったのじゃ。
箱根登山鉄道は彫刻の森あたりで一度スイッチバックをして山から降りてきた電車とすれ違う。
そうこうしている間に強羅に着いた。
今度はケーブルカーに乗って大涌谷を目指そう。
なんか忙しないな。
今日は佐原駅といい、成田といい、東京駅といい、乗り換えがたくさんあるのじゃ。
わし、ちなみに箱根登山ケーブルカーに乗るのも初めてじゃ!
うおおお、すごい傾斜じゃ!
しかも今日は天気がいいから、コロナ禍だってのに電車内はすし詰めのギュウギュウじゃ。
・・・おお、足の踏み場がないぜ。
せ、せまいでしゅ・・・
そしてここ、早雲山駅で降りることにする。
え?もう着いたのかよ?
いや、ここは中継地点じゃ。
ここからまた別のロープウェイに乗りかえるぞ!
え?まだ行くの?
ここから大涌谷はすぐ近くじゃ。
オオワクダニってなんだよ?
箱根で一番お湯が沸いている谷じゃ!
今でも活火山なので、山の近くでお湯が吹き出るのを見ることができる、箱根で一番メジャーな観光スポットなんじゃぞ。
へー・・・
そんなオオワクダニにここからいけるんでしゅか?
もうここからロープウェイでひとっ飛びじゃ!
改札を超えてしばらく歩くと広々としたキレイな場所に行き当たる。
なんかすごくキレイな待合室みたいな場所じゃ。
おみやげもいっぱい売っているでしゅ。
その待合室のベンチにはなにやらモチみたいなクッションが置いてある。
箱根の寄せ木細工を思わせるカフェもある。
どうやら観光客を出迎えるおみやげ件カフェ&テラスのようだ。
その広場の真ん中には今流行のストリートピアノも置いてある。
このピアノには男女問わず長い列が並んでいて、引くのをずっと待っている人もいるほど大人気。
ふうん、ストリートピアノねえ・・・
あれじゃね?YouTubeとかの弾き語りの動画が影響してんじゃねえの?
ここから第2のハラミちゃんみたいなのが出てくるのを狙っているのかしら?
ここ早雲山駅には、一歩外に出ると箱根の山々を見下ろせるテラスが併設されていて、
先程のカフェから食べ物を買って、ここで景色を見ながら食べることができる。
この清々しい景色を眺めながらお茶ができたらそれは気持ちいいだろうなあ・・・
でも今回はそんなことをしているヒマはないのじゃ。
おお、まだ先があるんだったな。
箱根ロープウェイ
で、ここからはケーブルカーでなくロープウェイに乗って大涌谷を目指す。
しばらく待っていたら今まで吾輩が乗ってきた中で一番キレイなロープウェイがやってきたw
このロープウェイはコロナ禍なので先程のケーブルカーに比べて人数制限があり、内部はすし詰めではないものの、もうここに来ている時点ですし詰めを一度体験しているので、こうした対策は実は意味がないのではないだろうか?
…なんてことを思いながらも眼下の景色はどんどん変わる。
しばらく乗っていると・・・
あ、富士山だ!
向こうっ側に富士山が見える!
おお!見ろ!
遠くに富士山が見えるぞ!
すごーい!きれい!
くっきりキレイにみえるでしゅ!
今日は空気がキレイだから富士山を見通せるんだよな。
よかったな、天気が晴れ渡ってて。
しかし一度視線を下に移すと、今度は地獄のような光景が目に飛び込んでくる。
なんか湯気がモクモク出てきているけど、あたりは硫黄みたいな色合いになっている。
ロープウェイはどんどん終点を目指して進んでいく。
なんかくさいでしゅ。
硫黄の臭いじゃな。
ということはこの下に見える黄色いのは全部硫黄か。
そうじゃ。
ここはむかし「地獄谷」と呼ばれていたのじゃ。
たしかにこのコウケイはじごくでしゅ。
・・・草や木がほとんどないよお。
・・・こわーい!
遠くに町並みが見えるけど、この箱根にも人が済む町が一応あるんだよね。
おいしいお店や良い温泉がいっぱいあると聞いているな。
ふーん、いつか行ってみてえなあ。
そうこうしている間に吾輩を乗せたロープウェイはようやく目的地の大涌谷に到着した。
大涌谷
以前も箱根に来たことがあったけど、ここまで来たのは今回が初めて。
というか、箱根にこんなところがあるのはその当時は知らなかった。
なんてたって上京して初めて大学のときに来たばかりだったからなあ…
ロープウェイ乗り場の中にはこのようなおみやげ売り場が併設されていて、そこはもう観光客でごった返していた。
おいおい、こんなに観光客がいるなんて聞いてないぜ。
うおお・・・、すごい人混みじゃ。大混雑じゃ。
一体どこからこんな人が現れたんだ?!
コロナの緊急事態宣言はどうなったんだ?!
うわーん、ボクしっぽ踏まれたぁ〜
リクちゃん!
ぼーっとしてたらまいごになるでしゅ!
とんでもない人混みに圧倒されながらもなんとか名物の箱根大涌谷みやげ・黒たまごを購入し、どこかベンチで食べることにする。
外に出るとすごい山の景色が目の前に押し寄せてきて、ここが昔・地獄谷と呼ばれたことが実感として認識できたw
さぁーって、どこでこのたまごを食おうかのう?
そういやオレたち、朝メシを食って以来なにも食べてなかったな。
大涌谷 黒たまご
外から見るとこんなかんじ。
この大涌谷は黒たまごを全面に推しているようだ。
どうやらこの谷ではよっぽど黒たまごが取れるようじゃ。
取れねーよ!
よく駅にある看板みたいなものが立つ傍ら、大涌谷と書かれた黒たまごも一緒に置いてある。
しかしここはホントに煙がすごい。
でもこれでも別府に比べると湯量はそれほど多くはないんだよね。
そしてこのテラスからの大涌谷を一望する眺めもなかなかに絶景であるw
今でも時々地震などがあると火口が噴火して入山規制があるみたいだけど、それでもやっぱりここ箱根は首都圏一番の温泉地であることは変わりない。
さて、それではたまごを食う場所を探さなくては。
ちょうど歩いていたら可愛らしい黒たまごの椅子を見つけたのでここで腰をおろして食うことにする。
かわいいでしゅ
黒たまごを模した椅子じゃな。
それではさっそく黒たまごをいただこう。
先程買った袋を空けるとまた中に袋が入っていて、それを空けるとホラ。
こんなかんじでしっかりと黒く燻されてしまっている。
このシロイこなみたいなのはなんでしゅか?
おそらく付着した温泉成分、硫黄じゃろう。
体に害はないからそのまま食おう。いただきま〜す!
さっそく食してみるとこれがたまらん!
わずかに香る硫黄の香りが玉子にもしっかり付着していて、スモークされた香りが味わい深さを深めている。
お!うまいじゃん!
これ!
どうじゃ。
大涌谷の黒たまごはうまいじゃろ?
ほんとだぁ!おいしーい!
ポポポ!ポポポ!
ポコちゃんなんかオオヨロコビでムシャムシャたべているでしゅ。
たしかにたぬきが喜ぶのもよくわかるぜ。
最初見たときはどんな味のたまごかと心配したけど、食ってみるとわりといけるぜ。
袋の中には10個くらい入っていたけど、ちょうど腹も減っていたし、なによりうまいのであっさりと全部食べきってしまう。
しかし、たまごだけでは物足りなんのう・・・
朝メシなら足りるんだけど、昼メシとなると・・・
おう、たしかにもっと何か食いたいよな。
ロープウェイ乗り場から少し離れたところに何やらレストランみたいなのがあるようだからそこに行くことにしよう。
中に入ると一角がフードコートになっていたので、そこでおいしそうな団子とコーヒーを注文する。
団子とコーヒーは…!
はいはい、東北と西を象徴する八白土星と七赤金星のラッキーフードなんだろう?
意外とこの五平餅のような団子がもっちりとしていておいしかったw
メシを食い終え、外に出ると近くにはこんな看板が。
ここ神奈川の観光名所と共に箱根エリアの紹介をしているらしい。
大涌谷の解説なんかもあったりして、時間があれば箱根周辺をもっと散策してみたいなと思わせるものであった。
そして人があまりいない駐車スペースの方へ歩きだすと・・・
なんと山の向こうに富士山が見えるではないか!
おお!すごい!
富士山じゃ!
ロープウェイからも見えたけど、やっぱこうしてみるとデカい山だな!
こっちの方にはもう一つ、黒たまごのオブジェを見つけたw
何個あんだよ!・・・まったく。
しかし、大涌谷はあたりに何もないんだなあ。
改めて地面に降り立つと、周囲には草木も生えない地獄のような光景であることがよくわかる。
向こう岸にはロープウェイが帰っていく姿が見て取れる。
じめんがきいろいでしゅ!
あれは硫黄じゃ。
こうしてむき出しの大地が黄色くなっているのはなんだか不思議w
けむりがもくもくでしゅ。
今でも火山が死んではないから時々この辺も入山規制がかかることがあるのじゃ。
そうなんでしゅか?!
ああ、そういえば何年か前にニュースでやってたなあ。
地震が起こって箱根の山がいつ噴火するかわからないって。
ここはそうした自然の恵みを受けつつ、地元の人は豊かに暮らしているのじゃ。
一通り見終わったのでロープウェイに乗って帰る。
たぶん麓に着く頃にはまだ時間があるので温泉も回れるかもしれないなぁ・・・などと甘い期待を胸に下山した。
箱根湯本の秘湯?
せっかく箱根まで来たんだから駅周辺の繁華街も散策しようと、乗っていた電車を降りて歩くことにする。
ここらへんは旅館やらお店やらがたくさんあって、コロナ禍の今でも人通りは絶えない。
しばらく歩くとこんな変な店を見つけた。
観光客目当てなのか、店主の趣味なのか実に物珍しいお店である。
けっきょくこのおみせはなんなんでしゅか?
どうやらおもちゃ屋みたいだな。
桜が見事に咲き誇る旅館街を歩いていく。
この先に以前マツコの知らない世界で見た地元民おすすめの温泉があると聞いたんだけど・・・
しばらく行くとなにやら普通の町の中になってきた。
するとあった!
これが地元民に愛される弥坂湯だ!
で、どーすんだ?
んん……なんか普通の銭湯みたいだから、帰ろう。
まあ、箱根の山にも登ったし、ここまで来たんだからまた温泉は次の機会に入ればいいじゃないかw
道のあちこちに湧き出ている温泉を飲みながらわしは箱根湯本を後にしたのであった。