こんちわ、おいさんだよ!
君は千葉県は好きかい?
今回はどこだ?
今回は千葉県の香取神宮を目指すのだが、その途中にある水郷佐原に立ち寄るぞ!
水郷佐原ぁ?
水郷佐原は歴史の教科書にも出てくる有名な「あの人」の生誕地。
歴史情緒あふれる街並みが現存する今でも江戸時代を彷彿とさせる町じゃ。
今回はそんな水郷佐原にぶらり立ち寄るぞ!
吉方旅行のルール
- その時期の自分にとっての吉方位に出かける。
- 前日どこに滞在していても、必ず「自宅」から吉方位を割り出す。
- 滞在期間は3泊4日以上(滞在期間が長いほど、効果アップ!)
- 移動距離は100km以上(移動距離も遠いほど、効果アップ!)
- 1泊目は必ず「22時30分」まで泊まるホテルや旅館の部屋に入る。
- 旅行中は毎日「お風呂」か「温泉」に入る
前回まではこちら
成田山新勝寺に初めて参拝したよ!という話(*´ω`*)
-
【関東・吉方旅行2】意外な広さにビックリ?!成田山新勝寺は関東最大のパワースポット!
続きを見る
古き良き街並み 水郷佐原
成田駅から1時間15分ほどで佐原駅にやってきた。
なぜ佐原かというと、実はここから香取神宮まで歩いて行けば30分くらいでたどり着く上に、ここ佐原には風光明媚な江戸情緒あふれる街並みが未だに残っているというので、それを見学したくてわざわざここまでやってきたのであった。
ここ佐原駅から少し東南に歩いていけば水郷佐原まで歩いていけるようだ。
駅の目の前にはここ佐原の英雄・伊能忠敬の像が建っている。
ここ佐原は伊能忠敬の出身地なのだ。
このひとはだれでしゅか?
これは伊能忠敬という初めて実測日本地図を作った人じゃ。
50歳で江戸に出るまで、佐原の名主として町の発展や災害時の救済などに尽力したそうじゃ。
へぇ〜。
駅から南下するとすぐ目の前に諏訪神社と書かれた石柱と鳥居が現れた。
この諏訪大社ってあの以前訪れた長野の諏訪神社と関係があるのかしら?
長野旅はこちら
諏訪大社に初めて訪れたよ!という話(*´ω`*)
-
いまさら聞けない激痛の諏訪大社 重たすぎるバックパック編
続きを見る
そんな鳥居を通り過ぎ、ある程度の大通りを歩いていると何やら趣のある商店の目の前にやってきた。
この年月を感じさせる木彫りの看板も味があって良いw
その次に現れたのは明治時代の建物のような家具店。
これ家具店かよ?!
以前福井県の三国で見た明治に作られた銀行みたいな建物じゃ。
三国旅はこちら
あわら温泉三国方面を散策したよ!という話(*´ω`*)
-
【福井・吉方旅行6】三国バーガーに連太郎も激昂?!あわら随一の秘境は北陸の鎌倉か?!
続きを見る
それ以外にもこのような趣のある建物とユニークなロゴが輝くお店もあったり、
もう今の時代ではお目に書かれない昭和を彷彿させるレトロなお店の建物も普通に街並みの一部として溶け込んでいる。
で、こちらがかつての江戸時代のここ佐原の街並み。
水郷佐原とは?
佐原は江戸時代に利根川沿いの水運で栄えた当時は「江戸勝り」とまで呼ばれるほどの商家町。
今でも江戸時代を彷彿とさせる町並みが残っていて小江戸・佐原と言われている。
忠敬橋
しばらく歩いていると橋のある場所にやってきた。
小野川を挟んだこの場所は伊能忠敬にちなんで忠敬橋という場所であるらしい。
この橋を南下していく。
振り返るとここは本当に令和の日本か?と見紛ってしまうほどのレトロぶり。
なんか「たいむすりっぷ」したみたいでしゅ。
だな。
なんかここだけ時間の流れがゆっくりしているみたいなんだよ。
さて、電車に一時間ばかり乗ってここまで歩いてきて喉が乾いたのでお茶でも飲もう・・・
とやってきたこのお店は、江戸時代から続く伊能忠敬の17代目当主が営む喫茶店なのだが、
この日は閉店。
ええっ!
マジかよ!楽しみやってきたのに!
これもコロナのせいでしゅね。
周りには人もほとんど歩いてないし、活気もないので今日だけでなくしばらくは閉店しているみたいだった。
ううむ、残念じゃ。
ここの「田舎しるこ」を楽しみにしていたのに・・・
ポポポぉ・・・
しょうがないだろ。こんなご時世なんだから。
伊能忠敬記念館
で、その近くには伊能忠敬記念館があるのだが、ここも閉店。
じゃあ、どこを観光すればいいんだよ。
仕方無しの公衆トイレにまずは寄って用を足そうと思ってトイレに行くと、この建物w
なんだこれは?
ここは江戸時代なのかw
これはなんてかいてあるんでしゅか?
これは「かわや」と読むのじゃ。
つまりトイレのことじゃ。
今どきトイレに「厠」なんて書いてある看板なんてなかなかお目にかかれないぞw
さて、用を済ませてまた通りに出ると、ここ水郷佐原はコロナの影響で人っ子一人いないゴーストタウンのように見える。
ただし、やけに掃き清められた小綺麗な街並みで、ここの住人がみんなある瞬間に丸ごと消え去ってしまったような感覚を覚える。
ここはかつての「中村屋商店」の隠居所をリノベーションした和風モダンなリストランテ「カーザアルベラータ」
しかしこの日は閉店。
・・・というか、どこのお店もしばらくやっていないようだった。
やっぱ開いてないのじゃ。
ここもコロナの影響だな。
町の真ん中に小川が流れ、家並みは古い木造の塀がぐるっと囲まれていて、古き良き日本の街並みを感じながら歩くことができる。
そして今では横浜でも見かけない街灯なんかが現れたりして、一体ここがいつの時代の場所なのか、なんだか時間がよくわからなくなってくるw
こんな風に江戸時代の情緒と昭和のレトロが混在する、町全体が不思議なケミストリーを生じさせている。
で更になんかすると一面古びた壁が続いている。
この壁は当時水運で栄えた商家の蔵として利用していたものだろう。
ここから先を歩いていくと普通の町並みに戻ってしまうのだが、この壁と蔵だけでもそれなりの雰囲気を持っていて、佐原のポテンシャルを感じさせずにはいられないw
さて、一度また伊能忠敬記念館の前に戻っていこう。
ここから橋を渡って反対側を北側に歩いていこう。
ジャージャー橋
この樋橋(とよはし)は、「さわら舟めぐり」という舟に乗って万代橋までクルージングしてくれるサービスがある。だがお値段は1300円。
うむ。
誰も乗ってないし、金もないのでやめよう。
おい!
この橋は別名ジャージャー橋とも呼ばれているのだが、その名のとおり、ある一定の時間が立つと橋から水が「ジャージャー」飛び出る仕組みになっていて、この水音が心地よく、見ているだけで風情のある仕掛けになっている橋であるw
またこの船の乗り場がまるで時代劇にでも出てきそうな風情がある。
わしの好きな「剣客商売」でこんなシーンを見たことがあるのじゃ!
まるまる時代劇みたいな場所だな。
この橋の上からみた南北の風景。
活気がないのが悲しいのだが、それでもここには古き良き時代の風が吹いている。
南側のこちら側にはちりめん屋みたいなのがあるだけで特に見るべきものもない。
現在地はここ。
仕方ないので忠敬橋を挟んで今度は北側を歩いていくことにしよう。
あっという間に歩いてきちまったな。
どこもお店が閉まっているから、足早に周りを見るだけで終わってしまっているからじゃ。
水郷佐原 北側
今度は北側を攻めていくのだが、こちらの方は川原に柳がかかっていて、どことなく以前訪れた城崎温泉っぽい雰囲気をたたえている。
城崎温泉はこちら
城崎温泉に初めて訪れたよ!という話(*´ω`*)
-
日帰りOK!本当は誰も知らない城崎温泉の秘密とは?
続きを見る
この船止まりみたいな場所に降り立って川面を眺めることができるなんてなかなか風流である。
ぼーっと見ていたら向こう側からカモが泳いで現れたw
見ろ、カモじゃ!
ホントだ!
カワイイでしゅ!
わー!
こうしたところが佐原の街並みの良いところである。
さて、もう少し先にズンズン進んでみよう。
道端には時々なにやらメデタイ置物なんかが所々置いてある。
窓にハマった木のサッシが現代ではお目にかかれない珍しい和の情緒がある。
歩いているとなんとも京都の古民家みたいな風情をたたえた家がこの町にはしこたま現存している。
この木造建築の古さといい、なんでこんなに趣があるんだ。
中橋までやってきた。
ここらへんは北側の中間地点といったところだ。
やっぱり早く付き過ぎちまったな。
お店も開いてないし、人も歩いていないから仕方ないのじゃ。
謎のお雛様
この町を歩いていて不思議に思ったのがこの時折現れるお雛様である。
木の小屋の中に道のあちこちにお雛様が飾ってあるのだ。
佐原雛めぐり
毎年2月頃になると佐原では「さわら雛めぐり」が開催され、各消化に代々伝わるお雛様を店頭に飾り町を華やかに彩るのだという。
町全体が春のお祝いムードになって恒例のお雛様の水上パレードやイベントも開催されるという。
最初は、アレ?桃の節句だからかな?と思っていたのだが、季節は3月の25日である。
とっくに桃の節句は過ぎている。
カワイイでしゅ。
でもなんで雛人形がこんなトコにあるんだよ?
よくわからんなあ。
謎じゃ。
このときはこれが佐原の伝統行事であることに気づかなかったw
そして小さな診療所の近くにある謎のチンパンジーの像。
そして昔懐かしい雰囲気をたたえている美容室。
タイル張りの外観といい、水色の扉といいなんとなく昭和っぽい。
昭和の町なのかと思ったら今度は江戸時代からあるような真っ黒な蔵が現れたり、
柳が林立して枝垂れかかっている川面といい、古き良き情緒が色々混じり合っている。
川面の向こう、反対側は完全に江戸時代である。
そうかと思うと外灯と自転車が置いてあったり忙しいw
足元を見ると春を感じさせる小さな花が咲いていた。
こっちは真っ赤な梅かしら?
唯一開いている店があったので入ってみるも、特に欲しくなるようなものは売ってはおらず、壁面にはここ佐原が「ロケの町佐原」として多くのドラマのロケ地として古くから使われていたことを示す写真が所狭しと飾ってあった。
まあ、これだけ情緒があればそうなるだろうw
この佐原は「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されていて、文化財指定の歴史建築物も多数あるという。
しばらく歩いてきた。
ここはひょっとして開運橋というところか?
ここらへんは江戸情緒が色濃く残っている部分だろう。
人っ子一人いないのが寂しいが、それでもキレイな町並みにまるで映画のセットを歩いているような気分になる。
柳って近くで見るとこんなふうな葉っぱになっているんだな。
この石碑はなんの石碑だろう?
なんかキレイな焼き物の像だのう。
こっちは金色だぜ?
こっちはカッコいいでしゅ。
これは唐獅子か?
シーサーみたいにも見えるなあ。
踏み切り近くの橋の袂にはピンク色の桜が咲いていたりする。
ここらへんから折り返して反対岸に渡ることにしよう。
鯛のツボに桜が刺さっている。
ここ佐原はホントに道端になにか置いてある率が高いw
こっちは少し店が少なく寂しい道なりになっている。
ここは佐原にあるリノベーションホテル「NIPPONIA」の表玄関かな?
すごくおしゃれなホテルみたいなんだけど、高いのじゃ。
・・・一度はいつか泊まってみたいのう。
ふーん。
しばらくするとようやくにぎやかな通りになってきた。
ここはこのコロナ禍でも通常営業で開いている数少ない店であった。
ここも開いているお店であった。
この佐原は明治時代の雰囲気を持つ看板も数多く見受けられる。
そうかと思うと今風のアンティークでモダンな看板もあったり、
また今度は普通の民家の軒先に急に雛人形が現れたり、
しかしこの人形、雨の日に濡れて汚れてしまわないか心配だ。
これ365日飾ってあんのか?
水郷佐原は、木造町家建築・蔵作の店舗建築、洋風建築など、伝統的建造物が数多く残る、昔ながらの商家があったりと不思議な町であった。
それにしてもこの漢字のフォントは今では見かけないものだろうな。
寂れた町といえば寂れてはいるのだが、
すぐ後ろを振り返ると昔ながらの町並みが今でもそこに現存している。
ここは店の中にまでお雛様が飾られている!!
一体ここはなんなんじゃ?
なんか不思議な町だな。ここって。
佐原町並み交流館
で、トイレに行きたくなったのでここ飲食店の横にある「佐原町並み交流館」にやってきた。
ここは先程散々見かけたお雛様がたくさん飾られている。
ちなみに入館料は無料。
ここにも佐原の伝統行事であるお雛様の展示で大賑わい。
その他にも当時の町並みから今の町並みへの変遷と趣ある町並みの中が、どのようになっているのかミニチュアで丁寧に展示されていた。
ウ~ン、上は昔風の畳敷きなんだけど、下は現代式のダイニングなんだねw
しかしミニチュアで見せられてもねw
実際にどうなっているのか見せてほしいのじゃ。
で、こちらは伊能忠敬が当時実際にどのような機器を使って測量していたのかを展示しているコーナーである。
なんかバカでかい分度器みたいなので測量をしながら全国を旅して現代でも通じる日本地図を作ったんだね。
さて、しばらく歩いていたら喉が乾いたので唯一開いていた喫茶店でコーヒーでも飲もう。
珍しいな。
お前がコーヒーを頼むなんて。
今回旅している方位は東北なんだが、西の七赤金星の星もまわっているので、その象意であるコーヒーを今回わざわざ飲んでみるのじゃ。
へえ、そりゃご苦労なこって。
ここはコーヒーだけでなくケーキ屋軽いランチなんかも食べられるみたいだが、この水郷佐原で飲食店はほとんど閉まっていたので、開いていてくれてすごく助かった。
やってきたコーヒーをすする。
ズズズ……うーむ、うまい。
ひさしぶりに飲むとコーヒーもウマいわい。
ふーん、
…まあまあ、いいんじゃない?
ここのコーヒーもなかなか味わい深いとても美味しいコーヒーであった。
また来る機会があれば、今度も寄ってみることにしよう。
さて、ここからいよいよ本日のメイン、香取神宮まで歩いていくことにしよう。
次回はいよいよ香取神宮だ。
ご覧いただきましてありがとうございます。
この記事がおもしろければ、読者登録&SNSで拡散等よろしくおねがいします(^^)
Please Like & Subscribe!