ちわ!おいさんです。
君は東尋坊を見たか!
なんだよ?やぶから棒に!
東尋坊じゃ!
とうじんぼうってなあに?
リクよ、それ永平寺の回の時にも聞いていたな。
東尋坊は年間120万人が訪れる切り立った崖の景勝地じゃ。
それでは今回はいよいよ「東尋坊」を少し長くなるが紹介していくぞ!
吉方旅行のルール
- その時期の自分にとっての吉方位に出かける。
- 前日どこに滞在していても、必ず「自宅」から吉方位を割り出す。
- 滞在期間は3泊4日以上(滞在期間が長いほど、効果アップ!)
- 移動距離は100km以上(移動距離も遠いほど、効果アップ!)
- 1泊目は必ず「22時30分」まで泊まるホテルや旅館の部屋に入る。
- 旅行中は毎日「お風呂」か「温泉」に入る
前回まではこちら
あわら温泉の芦湯はグラバー?!という話(*´ω`*)
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【福井・吉方旅行4】さんごの海で抱かれたい?!レトロな魅力満載の越前松島水族館!
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越前海岸 雄島
さて、またしても越前松島水族館からバスで10分ほど行った先にある雄島という場所にやってきた。
雄島は神の島と呼ばれているのじゃ。
この雄島は東尋坊周辺にある小さな島で島に渡るためには小さな橋がかかっている。
ここもなんだか蒲郡の竹島に似ているなあ・・・
あそこもたしかこんなハシがかかっていたでしゅ。
あの時はの竹島の先に八百富神社があったのじゃ。
竹島水族館はこちら
蒲郡の竹島水族館がスゴイ?!という話(*´ω`*)
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透明度抜群の海は見ていてとても気持ち良いほど清々しい。
越前海岸がここまでキレイな海であるとはここに来るまで知らなかった。
この先何があるのか?
それはここから先に行ってみなければわからない。
こんなところがあるなんて、ここに来る前には調べてもなかったのじゃ。
この日は日差しが半端なく強く、6月だってのに真夏並みの暑さ。
普通に歩いていたら以前の鳥取砂丘の時みたいにめっちゃ日焼けするに違いない。日焼け止めをたっぷり塗りつつ橋を渡ることにする。
橋の欄干の先に見える海がキレイである。
ゴツゴツした岩肌が特徴的だが、こうしたところは以前訪れた沖ノ島公園とまた一味違った風情を醸し出している。
何より違うのはこの海の色。
澄んだ海の色が圧倒的にこちらの方が美しい。
しばらく歩くとなにやら記念碑なるものが現れた。
そして大きな鳥居も見えてきた。
鳥居があるということは本殿もある。
しかし本殿に向かうにはなかなか急斜面な階段を登らないと行けないようだ。
そしてやっとたどり着いて見つけた鳥居がこちら。
なんのご利益があるのかしれないが、たぶん地元の漁師たちの安全を守っていたりするのだろう。
鬱蒼とした樹木のから海の方へ目を向けるとなんとも清廉な雰囲気が感じられた。
ハチの巣岩と呼ばれる場所に出る。
ここらへんはモロに沖ノ島公園に似ている。
沖ノ島公園はこちら
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現実にはあそこまで葦が茂っていないが、島を一周するにはかなり楽な場所であった。
さて、雄島を出て、バスで東尋坊に向かうという手もあるが、せっかくなので歩いていくことにしよう。
道中、なにかの社に出くわしたが、ここは海からの強烈な風を避けるためかガラスが全面に覆われたいた。
それならさっきの神社はいいのかよ?
そこらへんはよくわからんのじゃ。
しばらく歩くと東尋坊の行き先を表す表札が。
目を細めると松林の間から確かに東尋坊らしき岩肌が見える。
島の真ん中に立つ塔は東尋坊タワーか。
これがいまから散策する東尋坊の周辺マップ。
そしてこれが今まで歩いてきた福良の浜の地層図。
あそこが雄島であっちが福良の浜か。
真ん中に地層が折りたたまれている様子がここからでも見てとれよう。
海鮮丼 正太楼
さて、ここまで歩いてきて、時刻はいつの間にか正午になっていた。
腹が減ったので東尋坊名物の海鮮丼を食べるために「正太楼」によることにする。
ここはガイドブックにも乗っている人気店ということで福井海岸でとれる新鮮な魚介を食べさせてくれるみたいなのだが、果たしてどうなのだろう?
海鮮丼を頼むと出てきたのがこちら。
おお、豪勢だ。
しかしこの時期カニは冷凍物なのか鮮度が悪い感じがしたが、それは仕方ないとしてもいくらやサーモン・甘海老などは本当に新鮮でおいしい。
ポポポ!ポポポ!
たぬきよ。
この海鮮丼はなかなかうまいな!
ポポポ!
あっというまにたいらげちゃったでしゅ!
ふぃー・・・完食。
食べるのはあっという間だった。
飯も食い終わったので東尋坊商店街をぶらついてみよう。
東尋坊のある三国で水揚げされる越前がには、皇室にも献上される逸品なのじゃ。その他にもうに、あわび、甘海老、サザエなど海産物が満載なのじゃ。
ここらへんはやはり海産物系のおみやげが多くいろんな美味しそうな魚介類の加工品を売っている。
それ以外にもスターバックスを真似たようなおしゃれなコーヒーショップなんかもあって、意外と洗練されていたりもする。
東尋坊
さて、ではおみやげを一通り冷やかしたので肝心の東尋坊を見ていこう。
東尋坊とは?
東尋坊はマグマからできた火成岩の一種、輝石安山岩が柱のような状態で約1kmにわたり広がっている奇勝。
この地形は挑戦半島、ノルウェーと合わせて世界で3ヶ所しか見られない珍しいもの。
崖の名称は、勝山市にある白山平泉寺にいた「東尋坊」という乱暴だったお坊さんの名前が由来。
世界に3ヶ所しか見られない奇勝というだけあって、ここらへんは大池と呼ばれる岩場でその岩肌はスゴイ。
スゴイな。
どうやったらこんな岩の形になるんだ?
下を見るとあまりの高さに足がすくむ。
階段のように段々となった岩肌に、とんがった牙のような岩。
ここにはいろんな珍しい岩が目白押しである。
岩肌の粗さに足を取られながら行けるところまで行ってみる。
思わずサイフやスマホを落とさないように注意しなくては。
下には遊覧船がこの岩の周りを一周してくれるツアーのようなものがあるようだ。
だいぶ下に降りて上の岩を撮ってみる。すごい高さに縦に入った亀裂がすごい。
これが自然に出来たものだというのだから驚きだろう。
走行しているうちに遊覧船は出ていってしまった。
下を見ると何故か小銭が投げられている場所があったり、
縦長のブロックが積み上げられたような斜めの岩もあり、
奇勝・・・という名に恥じぬ秘境ぶり。
近くのレストランにはドローンを貸し出していて、その景色をオキュラスゴーなんかで見れる商売もしていた。
こんなのを大空から眺められたらキレイだろうな・・・
不思議な岩がいっぱいだな。
みんな足元に気をつけるのじゃ。。
こちらは珍しく土が積もっているのか急斜面に草木が茂っていた。
海の青さと岩肌の茶色さのコントラストが目にチカチカする。
あの遊覧船が止まっている場所の岩の亀裂も若干気持ち悪いほどである。
鱗状になっているな。
目のやるとこすべてが珍しい奇勝じゃ。
屏風岩
屏風岩と呼ばれた場所にやってきた。
よく見ると岩一つ一つになにやら穴のようなものが空いてる。
・・・どうしてこんな形になるんだろう?
ここらへんは眺めているだけで不思議な気持ちになれる。
自然の偉大さを感じずにはいられない。
ここだけ異次元。
別世界の感じがした。
ライオン岩
あれがライオン岩なのかしら?
遠くには三国海岸が薄っすらと見える。
これのどこがライオン?と言われれば困ってしまうのだが・・・
まあ地元の人達が言うのならライオンなのだろう。
辺りを歩いているとデッカイ衝立みたいな岩に遭遇した。
下からみるとこの迫力。おわかりいただけるだろうか?
こっちの方が屏風岩なんだと思っていたけど、これは普通の岩らしい。
そんなにいろいろあるのか・・・恐るべし東尋坊。
こちらから見るとライオン岩の外観がしっかりとライオンみたく・・・見えない。
見えないな。
見えないでしゅ。
一体どこがライオン岩なのかしら?
向こう岸の岩もなんだか名前がついていそうだけど、わしには何に見えるのかさっぱりわからん。
今日も波は穏やかだ。
晴天と微風に恵まれたこの日は絶好の東尋坊観光日和だった。
ローソク岩
ローソク岩。隣を見るとこのようなローソクに似た岩がポツンと一つだけあった。
この間が広くなっていてなんとか波さらわれずに下まで歩いていけるのだが、足元が悪いので膝を擦りむかないように必死で歩いて行かなくてはいけない。
・・・なんかここを散策するだけで軽く登山をするような
炉端の道沿いにはあじさいが咲いていた。
そういえば季節は6月だったんじゃな。
あんまり天気がいいから7月だと思ってたぜ。
東尋坊タワー 展望台
せっかくだから近くにある東尋坊タワーにも登ってみよう。
エレベーターで登ると海抜100mの場所に立つ東尋坊のランドマーク・東尋坊タワーの展望台からは周辺360度の景色が広がっている。北西に伸びる海岸線や雄島も含んだ絶景を一望しよう。
エレベーターの横を見ると何故か布袋様の木造が。
なんでこんなのがここにあるんでしゅか?
よくわからんな。
大阪の通天閣にある「ビリケンさん」みたいなもんかな?
あちらは明日向かう三国方面。
こちらは先程歩いてきた雄島方面。
青い空・青い海。
ここはなんだか福井県には見えない。海の綺麗さだ。
この東尋坊タワーからの絶景を堪能していただけるだろうか?
あたり一面なんもないなw
見渡す限り海と空で気持ちいいぜw
みんなきもちいいくらいまっさおのピーカンでしゅw
さて、ずっとここにいてもいいんだけど、もう見るものもないので、そろそろバスで帰ることにしよう。
本日の晩ごはん Qooooo's cafe
少し早いけど時間も余っているのでそろそろ晩ごはんを食べよう。
「Qooooo's cafe」はあわら温泉の繁華街からかなり離れた場所にあるおしゃれなカフェ。
ここまで歩いてくるのに相当時間かかったぜ。
40分は歩いたでしゅ。
広いガレージのような店内には、コンクリートの床になにやら四駆まで展示されているオシャレスペースとなっている。
内装がなにやら今どきじゃな。
この日はシーズンでないからか、わし以外にはお客は誰もいなかった。
時間が早すぎたんじゃね?
んん…そうかもしれん。
で、頼んだのがこの店内で安くて美味しそうなカレー。
わっ!なにこれ?!
んまそう!
おいしそうでしゅ!
正直、期待してなかったんだけど、暗に図らずもかなりおいしいカレーがけっこうなボリュームで出てきたw
これはかなり腹が膨れるな、たぬき!
ポポポ!
ふわ~っ
んまかったぁ〜〜〜
すっかり腹が膨れたわいw
昨日に比べてかなり満腹にはなったなw
さて、では帰りの途中で船津温泉・薬師堂をお参りしつつ、本日の宿の方に行くことにしよう。
その前にコンビニ行って夜食うオヤツを買うのじゃ。
ポポポ!
本日のお宿
本日の宿はこちら
「あわらのかくれ宿 ゆらく」である。
外観はなんとも外人受けしそうな純和風の造りで、それは中に入ってもおんなじかんじ。
どうやらこの温泉は先日泊まった「ぐらばあ亭」と姉妹宿みたいな関係でどうも経営している会社がおなじのようだ。
部屋はなんとエレベーターの隣にある部屋で、中に入ると入り口にこのように茶碗などが入った湯呑セットが置かれていた。
掛かっている鏡がキレイだな。
しかしエレベーターの隣はないだろう。
しょーがねーだろう。
また素泊まりで一番安いプランの部屋にしたんだから。
うるさいエレベーターの隣であるのは嫌だが、部屋の内装はなんとなくこんなかんじ。
なかなかキレイな設えに部屋の広さも申し分なく、布団は入ったときにはすでに敷かれていた。
トイレも広々として清潔感があり、空気清浄機も完備していた。
部屋の空きスペースには中庭を見ることのできるくつろぎスペースが。
さて、せっかくなのでひとっ風呂浴びさせてもらおうか。
とキレイな廊下を温泉がある方向へ歩いていく。すると・・・
ゆらくの温泉がスゴイ!
なんとこの「ゆらく」の温泉は、実は「光仁の湯」「たろうの湯」「はなこの湯」と3つあって、今回入るのがその一つ「たろうの湯」である。
すげー!
3つもあるのかよ!
熱海に最後に泊まった宿も確か2つしかなかったよな。
それがこの宿には3つもあるのじゃ!
時間制で隣の「はなこ」と「たろう」が入れ替わるみたいじゃ。
こちらが「たろうの湯」
隣の「はなこの湯」には明日の朝入れることになる。
キレイな浴槽に大きな岩が置いてあってなかなか風情のある浴室である。
お湯も源泉かけ流しで気持ちいいのじゃ
身体を暖めると廊下にはこんな和っぽいパネルが置いてあった。
…なんかこの宿、装飾品がいちいち和風なんだよな。
たぶんインバウンドを意識しての内装じゃろう。
ぐらばあ亭とはだいぶ違うな。
でもこうした茶室っぽい内装なんかわしは好きな方だぞ。
キレイでしゅ。
たしかにな。
さて、風呂にも入ったことだし、あとはTVでも見ながら買ってきたオヤツを食べて寝ることにしよう。
明日はどこへいこうかな?