ちわわ、ちわ~!おいさんだよ!
キミは秋の花は好きかい?
はなぁ?
一体何のことだ?
今回は南丘森林公園から少し下って北海道の有名なガーデン
「上野ファーム」へ向かうことにしたのじゃ!
ファームってことは・・・
農場か?
いや、農場ではなく花を育てておるガーデンじゃ。
北海道を彩る季節の花がたくさん見えるガーデンらしいぞ!
ふーん、今回は久しぶりに観光地を巡るんだな?
そうじゃ!
それでは今回は上野ファームを紹介していこう!
吉方旅行のルール
- その時期の自分にとっての吉方位に出かける。
- 前日どこに滞在していても、必ず「自宅」から吉方位を割り出す。
- 滞在期間は3泊4日以上(滞在期間が長いほど、効果アップ!)
- 移動距離は100km以上(移動距離も遠いほど、効果アップ!)
- 1泊目は必ず「22時30分」まで泊まるホテルや旅館の部屋に入る。
- 旅行中は毎日「お風呂」か「温泉」に入る
前回まではこちら
南丘森林公園に2泊したよ!という話(*´ω`*)
-
【ドラキャン34】静寂の南丘森林公園。ヒロシも訪れたキャンプ場独り占めしてみた!
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さようなら南丘森林公園
夜が明けた。
ここに来ても三日目の朝である。
昨日と同じ清々しい風景である。
もう2日目にして見慣れた朝の風景だが、ここを離れるというと少し寂しいものである。
ここの景色も今日で見納めじゃ。
・・・なんか寂しいなあ。
ほんの短い間だったけどなんか情が移っちまったな。
ここに来れてほんとによかった。
とにかく静かだし、獣の心配はないし、何より人がいないのがいいw
ここを離れるのは寂しいのでまたしてもキレイな白樺林をゆっくり歩く。
天を見上げると、ここに来た時と同じ日のように晴れ渡っていた。
今日は雨の心配もないし、天気もいいからこれからは北海道の一番良いところを観光していくぞ!
北海道の一番良いところ?
北海道を代表するスポットじゃな。
これからの観光は楽しいぞ!
2日間使ったテントをフライシートを外し、裏側を乾かす。
その間に昨日と同じような朝食を食べ、支度を始める。
色々支度を終えて、最後に火を消して今日行く場所を確認する。
今日はこれから旭川を目指すぞ!
旭川ってラーメンとかが有名なところだよな?
一体何があるんだ?
上野ファーム
道道99号を走り、旭川市に入る。
30分ほどで「上野ファーム」と書かれた看板が見えてきた。
ここが今日の目的地か?
そうじゃ。
そのうちの一つじゃ。
なんでここなんだよ?
実はわし、
大の植物好きなのじゃ!
知ってるよ。
んで?ここを見て勉強しようってことなのか?
そうじゃ。
ここに来るのは実は北海道に来る前にガイドブックで調べていてずっと楽しみにしていたのじゃ!
ふ~~~ん、なるほどねえ・・・・・・
駐車場の近くにはトイレ。
これだけでもうすでにおしゃれな造り感満載である。
入園には1000円かかるという。
1000円か・・・
ちょっと高い気がするな。
いや、どうかな?
それは中を見て初めてわかることじゃろう。
西口受付
住所 | 〒079-8431 北海道旭川市永山町16丁目186−2 |
受付時間 | 10:00 ~ 17:00 |
定休日 | ガーデン公開中は無休 |
問い合わせ | TEL 0166-47-8741 / FAX 0166-47-8731 |
入園料 | 大人1,000円 / 中学生500円 小学生以下無料 |
ホームページ | http://www.uenofarm.net/ |
眼の前には赤く紅葉(?)したキレイな樹木が。
受付でお金を払い、外から見てみた図。
なんとも西洋の田舎にあるような手作り感のある雰囲気が可愛らしい。
ガーデン内を散策するには受付でお金を払う際にもらったシールを目に見える部分に貼ることがルールらしい。
これを見えるところに貼っておけば、見咎められないらしいのじゃ!
ふーん、これがねえ。
ふと地面を見るとピンク色の小さな花が可愛らしい。
何やら鳴き声とともに動く気配がするので、鮮やかな植栽に目を凝らしてみると…
こ、これは、ニワトリじゃ!
ニワトリが庭ん中にいるのじゃ!
へぇ、珍しいな。
ここで飼ってんのかな?
かわいいでしゅ!
わー、かわいいね!
まだ中は続いていくぞ!
先に進んでみるのじゃ!
謎の恋人
入り口からずかずか進んでいくと、なにやら遠くに変な人影が・・・
んん?
・・・なんじゃあれは?
近づいてみると、なんと人の形をしたかかし?のような物が大量のかぼちゃに囲まれてベンチに座っていた!
な、なんじゃこれは?!
かぼちゃじゃねえの、これ?!
・・・なんでこんなところにかぼちゃが・・・?
たぶん、フォトスポットとしてここに置いているんじゃろう。
というわけで、さっそく横に座って記念撮影をしてみる。
おかんには「新しい恋人が出来ました」といってLINEで送ろう。
よかったな。
モテ期が到来して。
こういうふうな工夫をして来場者をもてなしてくれているんだろうな。
運営側の遊び心のようなものなんだろう。
入り口の近くには開けたスペースがあり、小さな小屋の近くには休む場所も所々色んな場所に置いてある。
小屋の壁にはとうもろこしがおしゃれに飾り付けられていた。
コーンをよく見てみると一つ一つが色違いになっていて、鮮やかでなんとなく美しいw
これは何ていう種類のコーンなんじゃろうなあ?
さぁな。
インスタとかで見たことはあるけど名前はわかんないなあ。
小屋の周りにはここで栽培されている花たちが紹介されている。
これはここでいま咲いている花たちが壁一面に貼られているようじゃ。
こんだけの種類がここのガーデンにあるんだな。
たぶんお客さんから「この花ってなに?」ってよく聞かれて面倒くさいからこうして貼り出しているんだな。
面倒くさいとかいうな!
ウェルカムフラワー
近くの水盆にはキレイに敷き詰められた季節の花が置かれていた。
これはきっと来場者を楽しませるウェルカムフラワーというやつじゃな。
へぇ〜・・・
シャレてんなあ!
季節は秋だし、ハロウィンも近いということもあって周りの飾り付けはどこかかぼちゃメインのハロウィンテイストであった。
かわいいでしゅ!
わぁ〜〜〜!
さきほどの壁一面の花を紹介していた小屋の近くにはまた変わったものが置いてあった。
んん・・・?
なんじゃこれは⁉
これはさっきのやつと同じじゃねえか?
さきほど入り口にあったパンプキンのお姉さんと同じ、今度は男の格好をしていたパンプキンマンが庭の隅で腰掛けて休んでいた。
その近くには多くの休めるスペースが。
脚を乗せられるオットマンもある。
よっこいしょ。
せっかくなので一休み。
こういうのって、雨の日とかはどうなるんだろうねえ?
クッションがぐしょぐしょになりそうだけど・・・
雨が降り出しそうになると取り込むんじゃね?
ロングボーダー
風が、木の上を走り抜けていった。
ここは上野ファームのロングボーダーと呼ばれているところである。
あたりは以外にもカップル連れよりもヒマを持て余した有閑マダムが、口々に「まぁ〜キレイねえ〜」と囁きながら花を愛でつつ通り抜けていく。
ここは広いのう〜
歩いているだけで普通のガーデンではないということがよくわかるわい。
カップルが多いかと思ったら、意外と年配の女性連れが多いんだな。
みんな花を見て通り過ぎていくぜ。
一面芝生で一部木が腐っていたり、
わざと木を切り倒してある部分もあるのだが、それすらもなんだかおしゃれに見える。
両脇に迫る花たちの群れが、一瞬ここを北海道であることを忘れさせてくれる。
夏も終わり、北海道の短い秋も過ぎようとしているというのに、旭川はいくつかキレイな花が朝の日差しの中、輝いていた。
あっちには何があるのかのう?
近づいてみるとまたしても椅子が休憩所かわりに置いてあった。
気づいたんだけど、
ここに座ってちょっと庭をゆっくりと見て欲しいっていう配慮なんじゃな。
そりゃそうだろう。
見ろよ。まわりはマジで花が満開だぞ!
そう秋の花を象徴するように淡い紫の小さな花がたくさん生えていたり、あたりは全く持ってきれいな雰囲気なのである。
駐車場近くの奥の空き地には辺りを見通せるようにライトグリーンの可愛らしいベンチがポツンと置かれていてここに座ってちょっと一息つかずにはいられない雰囲気であった。
まさに理想のガーデンじゃな。
こんな庭を作ってみたいのう!
こんなおにわにすんでみたいでしゅ。
サークルボーダー
この西側駐車場の近くは色んな区画に分けられている。
サークルボーダーと言われるレンガ作りのこの場所は円形に花が植栽されていて、まわりをぐるぐる回っているだけで色んな植物を見ることができる。
周りは全部芝生。
ここにも休むところがあるのう。
やっぱりここでみんな休んでもらいたいんだろうな。
夏の暑い盛りを過ぎたからだろうか。植栽の伸びがすごい。
みんなもっこりしているのう。
花壇のカタチもわからんくらいびっちりだぜ?
ところどころ野草みたいな植物がチョロっと生えているのでとてもかわいいw
これは野菊かしら?
それにしても小さくてかわいいw
周りを回っているだけで楽しい
直線の道を歩いていくと・・・
真ん中の先程居た場所に戻ってくる。
こちらは資材搬入口の門だろう。
西側の残り半分を歩いていくのじゃ!
ミラーボーダー
もう一つの反対側のガーデンに行ってみよう。
トンネルを抜けると隅には小さな黄色い花が脇から覗いている。
反対側の端っこには先程のライトグリーンのベンチと対になるように青いベンチが置いてあった。
ここらへんは先程のサークルボーダーと対をなすこちらのエリアはミラーボーダーと呼ばれる場所だ。
ミラーといわれるだけあって真正面から見てシンメトリーになっている。
ミチがひろくてあるきやすいでしゅ。
両方にいっぱいお花があるねえ!
ミラー…だから両側が左右対称になっているんじゃな。
きっちり計算されたレイアウトなんだな。
ポポポ!
大きなギボウシが道にはみ出すように生えている。
うちにもここまででかいギボウシがあったらいいのにのう。
そうかあ?
こんなもんあったら邪魔だろう?
いや、これくらいデカかったら雑草が生えてこなかったりするから、草取りの手間が省けるのじゃ。
マザーズガーデン
こちらのマザーズガーデンと呼ばれるエリアは鮮やかな花がたくさん咲いている場所のようである。
日陰が多いのにそれに比べてたくさん色鮮やかな花が咲いて生い茂っている。
この紫の花。
キレイじゃのう。
あちしのメのいろとおんなじでしゅ!
こっちの小さい花も可愛いのう。
かわいいでしゅ!
木の根元を見るとビッチリとリーフ系の植栽がここまでしっかり張り巡らされている。
雑草避けなんじゃろうが、細かな手入れが行き届いているのう。
ふと上を見上げると赤い実が沢山なった木が生い茂っている。
その枝が垂れ下がってまるでトンネルのようになっている。キレイだ。
こちらにはむき出しのレンガの壁に沿うように木製の椅子が立てかけられている。
ここも休憩場所か。
どこもかしこも椅子だらけじゃ。
きっと来場者にもお年寄りが多いんじゃな。
低い石垣の一部分に季節外れのアナベルが咲いていた。
札幌から十勝に行く道路脇にも見かけたけど、北海道は10月近くでも紫陽花が咲いているのだろうか?
道沿いにはギボウシが連なって植えられている。
やっぱりギボウシはええのう。
見た目でかい葉っぱがインパクトがあるよな。
上を見上げると赤いリンゴのような実がなっている。
うわあ〜!
りんごがいっぱいなってるよ!
いや、これはりんごじゃなくて棗(ナツメ)じゃないか?
ナツメってこんなになるんか?
取ってあと干して食うとうまいらしいのじゃ。
白樺の小道
先程のマザーズガーデンとは反対側の道路に近い道を歩いてみた。
うわあ!すごい!!
白樺林じゃのう。
こういうのを見ると北海道という感じがするわい。
・・・ってたってさっきまでいたキャンプ場で散々見ただろう?
あ、あそこにナニかあるでしゅ!
木の根元を見ると小さな小人が木を枕に眠っていた。
あれはノームじゃな。
・・・どうやらパンフを見るとノームの小道というのもあるみたいじゃ。
へぇ〜
キレイな白樺林だったので記念にパシャリ!
良い記念になったのじゃ。
あっちはまだ続いているよ?
白樺の小道を抜けると目の前にはなにやら石畳が張り巡らされたエリアと石柱を積み上げた門が現れた。
なんじゃこりゃ?!
なんかすごいでしゅ!
ポポポ!
足元を見るとオレンジ色の差し色のように大小様々の大きさのかぼちゃが置かれている。
ここでもせっかくなのでパシャリw
ここにもかぼちゃがあるよお。
パンプキンだらけでしゅ。
めっちゃハロウィンを押してるな。
まぁ見る文には楽しいのじゃ。
こっちのススキのタワーみたいなのもすごいぞ!
ポポポ!
門にはすだれのようにドライフラワーが飾られている。
なんか、こういうのを見ると田舎にある米を干してあるやつを思い出すな。
やめろ。
情緒がぶっ壊れるだろ!
足元には沢山のカボチャ。
奥に進むとキレイにミントグリーンに塗られた屋根付きのベンチがあった。
なんでしゅか?!これは!
めっちゃかわいいでしゅ!
うおおお!
・・・すごい少女趣味。
オーナーのセンスのほどが伺いしれるのう。
東口受付
しばらく歩くと開けた空間に出くわした。
なにやら意味深なレリーフがあり、この上野ファームのロゴが書かれている。
これは・・・?
なんでこんなところにロゴがあるんじゃろうな?
ポポポ?
ここは見通しのよい広場なのだが、チラホラと人は見かける。
Y字路になっている右手には建物があり、
近づいてみるとどうやらトイレのようであった。
目の前には大きな柳の木が生えていた。
しばらくすると、東門の方からバスが停まり、中から大勢の年配客が30人くらいぞろぞろ降りてきた。
なるほど。
このガーデンは入り口が2つあるのか。
わしらが入ってきたのが西口。こちらが東口のようじゃな。
そういうことか。
なぁーんだ。
壁際には本州では季節外れのアナベルが。
生い茂る緑の木々の中に一つだけポツンと立つ赤紫蘇みたいな木。
こちらはさすがに秋というか、あまり花のない植生になっているようだ。
先程の東口からまっすぐ中の方へ進んでいこう。
ノームの庭
ノームの庭と呼ばれるエリアに入ってきた。
こちらは置いてあるオブジェもさることながら小さな花が足元にチラホラ咲き誇っている。
色はやはり少し枯れ草色。
秋の雰囲気満載の庭である。
足元には小さな花がいっぱい咲いているのう。
かわいいでしゅ。
夏の盛りを超えた淡い色合いの花があちこちに咲いていて、
ここを訪れた人たちは口々に「キレイね〜」と囁きながらゆっくりと園内を見て回る。
なるほど、たしかにノームが好んで住んでいそうな庭だ。
植えてある植物はどれもキレイで植物好きには見飽きない庭になっている。
ただ少しだけ夏の終わりに咲くような花が所々ちらほら顔を出している。
しばらく歩いていると目の前が大きく開けてきた。
なんだここは⁉
かわいらしいおうちがあるでしゅ!
ポポポ!
あれがつまりはノームの家。
ここが庭の中心地なのじゃろう。
記念にパシャリw
小さな池がとてもかわいらしく水辺には様々な植栽が植わっている。
なるほどこれは美しい。
近くには蓮の花も咲いていて、正しく妖精が住まう庭・・・といったかんじである。
見事な蓮じゃのう。
全部埋め尽くされているよな。
この庭は春や夏にはどうなっていたのだろう?
今回は9月の終わりにやってきたが、次回は春や夏にもやってきたい。
そう思わせる植栽であった。
少し小高い丘にやってきた。
ここからは庭の一部が見渡せる。
記念にパシャリw
ここからは上りのようだ。
あの先に、何があるのだろう?
次回は後編。
射的山を目指すのじゃ!
このガーデンは広大だからなあ〜