ちわわ、ちわ~!おいさんだよ!
キミは「ルパン三世」は好きかい?
は?
お前いきなりナニ言ってんだ?!
「オレの名前は、ルパ〜〜〜ンさんせーい!」
のルパンじゃ。
まさか、それって・・・
そうじゃ、前回はルパン三世の原作者であるモンキー・パンチ氏の出身地・浜中町にある霧多布岬でキャンプをしたのだが、今回はそこから浜中町の唯一の有名人の記念館であるモンキー・パンチ・コレクションを訪れることにするのじゃ。
でもよ、前回はたしか台風が・・・
そうじゃ!
初めての台風キャンプでとんでもない目にあっていたのじゃが、その後わしらはどうなったのか?!
それでは前回の続きからご覧頂こう!
吉方旅行のルール
- その時期の自分にとっての吉方位に出かける。
- 前日どこに滞在していても、必ず「自宅」から吉方位を割り出す。
- 滞在期間は3泊4日以上(滞在期間が長いほど、効果アップ!)
- 移動距離は100km以上(移動距離も遠いほど、効果アップ!)
- 1泊目は必ず「22時30分」まで泊まるホテルや旅館の部屋に入る。
- 旅行中は毎日「お風呂」か「温泉」に入る
前回まではこちら
釧路湿原を見学して霧多布岬でキャンプをしたよ!という話(*´ω`*)
-
【ドラキャン21】台風到来でピンチ?!日本最大のサバンナ釧路湿原と霧多布湿原!
続きを見る
台風迫る霧多布岬からMPCへ
強風吹き荒れる霧多布岬キャンプ場の一夜が明けた。
夜は1時台の時に最大で風速15mまで上がり、その後8m前後を行き来して、朝の5時台には5mまで落ち着いた。
それでも5mかよ。
さっきより静かになったが、それでも海は唸るような風が吹いているのじゃ
なんとかテントは吹き飛ばされずに済んだのでバンガローに泊まることはせず済んだが、これから雨と風がまた強くなるというので、もう今の凪の時点でとっととテントを畳んで撤収することにしよう。
もうこんなところはイヤなのじゃ!
雨と風さえなければなあ・・・
海は素晴らしい時化で少し先も見えない。
まだ朝日は昇りきらない内から、強烈な風を受けてたじろぐほどである。
いや、もう日は出てるだろ。
え?マジで?!
雲が厚くておひさまが見えねえんだよ。きっと。
もう朝飯なんか悠長に食ってはいられない。メシは後で安全なところでとればいいので、とっととここをオサラバしよう。
幸いにもテント以外の椅子や道具は、昨夜のうちに車に積み込んでおいてよかった。
なので、あとは雨が激しくなる前にテントだけ素早く畳んでしまおう。
昨日来たときよりも雲は厚く風も強くなってきている気がするが、まだ台風は通過していないので、また夜になると風もさらに強くなることだろう。
こんだけ風が強いと、なるほどまわりに全く高い木がないのはうなずける。
鳥が種を運んだり風で飛んできたとしても根付かないのだ。
それにしても今日泊まるところが心配じゃろう。
大丈夫じゃろうか?
今日こそはバンガローに泊まった方がいいんじゃね?
湯沸岬灯台
さて、本日はここ霧多布岬から離れる前にまだもう一つ向かいたい場所が実はある。
まずはこの霧多布岬の突端に向かうことにしよう。
霧多布岬の正式名称は湯沸岬と言って、灯台が設置されていると言うので見にみたのだ。
ここらへんではアプリを使うとARでルパンが見えるみたいで、写真スポットとして活用できるらしい。
へぇ〜
そんなサービスもあるのか。
ちなみにここはガッキー主演「ハナミズキ」という映画のロケ地としても使用されたそうじゃ。
えっ!
マジで!?
アザラシも見れんのか?!
ラッコも見れるそうじゃ。
ラッコいるんでしゅか?!
わーい、ラッコさんもアザラシさんも見たーい!
ポポポ〜
ラッコが見れるというのであたりを少し散策してみるものの・・・
雨が強くなってきたので、現在地から灯台までの距離は遠く、歩く気がしない。
ラッコがいるという海岸線を覗き込んで見たのだが、残念ながらラッコやアザラシの姿はこの荒天では見つからなかった。
・・・残念じゃのう。
ええ〜〜〜〜〜
残念でしゅ。
ラッコなんてこの時期いねえんじゃねえの?
ゆうゆでプレート返却
で、またしてもこの霧多布温泉「ゆうゆ」にやってきた。
またルパンにお目にかかるとはね。
大変お世話になりました〜
ここに来たのはキャンプ場で借りた利用許可証を返さないといけないからだ。
許可証をこの返却BOXに返して、本日の目的地へと向かおう。
こっからすぐ近くじゃ!
モンキー・パンチコレクション
さて道道1039号から少し走ったところに、本日の最初の目的地はある。
ナビで目的の場所へ近づくにつれて、ふと気づくと頭上にはこのようなものが頻繁に見られるようになった。
・・・おい、
アレって・・・
あれはルパンに出てくる五右衛門じゃ。
そして青いのは次元大介じゃな。
こっちのピンクのは・・・
不二子ちゃんに、ルパンじゃな。
そして後ろにいるのが銭形のとっつぁんじゃないか?
で、役場の近くにはこのような看板も建っている。
これは・・・
漁師姿に扮した銭形警部じゃ。
なんでもあるのう。
目的の場所が開場するまでにはまだ2時間以上も時間がある。
仕方ないのでここらへんで昨日作っておいたメシを食うことにしよう。
昨日食べた晩メシの残り、キムチスープを食うことにするのじゃ。
こういう時、OD缶を使ったアミカスが便利じゃな。
まあ、こんなところで焚き火も出来ねえからな。
雨はようやく小降りにはなってきたのだが、朝も早かったので少しまだ体が重だるく、眠い。
さて、メシも食ったところで眠くなってきたので一眠りするとして、車の中でシートを倒しながら少し休むことにしよう。
そして開演時間の9時ちょっと前にようやく目的地の入り口が開いた。
それがここ「モンキー・パンチ・コレクション(MPC)」である。
モンキー・パンチコレクション 入館
モンキー・パンチ・コレクション(MPC)は「ルパン三世」の生みの親である「モンキー・パンチ」こと加藤一彦氏の記念館である。
住所 | 〒088-1553 北海道厚岸郡浜中町霧多布西3条1丁目47 |
料金 | 無料 |
営業時間 | 9:00~15:00 |
定休日 | 月曜日 |
駐車場 | あり |
問い合わせ | 0153-62-3131 |
モンキー・パンチ・コレクションのガラス窓にはルパン三世を代表する登場人物たちのレリーフが展示されている。
これはルパンじゃな。
金色でおしゃれだな。
あっちは次元と不二子ちゃんじゃ。
わぁ〜〜〜!
TVで観たことある〜!
かっこいいでしゅ。
ここがMPCの入り口。浜中町を代表する有名人なだけあって、この施設だけ押し出しが強いw
ではここでルパン三世の生みの親である「モンキー・パンチ」がどのような人であるか?
中川右介著「アニメ大国 建国紀 1963-1973」から引用してみよう。
『ルパン三世』は、東京ムービー念願の企画だった。そもそも大塚康生が1969年に東映からAプロに写ったのは、『ルパン三世』のためだった。
(中略)
原作は、モンキー・パンチが「週刊漫画アクション」に1967年から連載した青年コミックだ。
モンキー・パンチ(1937〜2019)は外国人のようなペンネームだが、本名・加藤一彦で、北海道厚岸郡浜中村(現・浜中町)に漁師の子として生まれた。12歳の年に敗戦を迎え、手塚治虫の漫画を読んで、自分も描き始めた。中学卒業後は志望していた高校が廃校になったので、医療助手のアルバイトをしていたが、9月から定時制の高校にも通い、卒業後、すぐに上京した。テレビ放送が本格的に始まろうとしていた時代だったので、これからはテレビの仕事がいいだろうと、東海大学専門学校電気科に入った。テレビの仕事といっても番組制作ではなく、技術者になろうとしたのだ。
1957年、貸本マンガとして加藤一彦名義で描いた『死を予告する鍵』(文洋社)でデビュー、マンガの仕事が忙しくなったので、専門学校は一年で中退した。
弟の加藤輝彦と友人とで同人誌を作るなどしていたが、1966年、双葉社の「漫画ストーリー」にナンセンスマンガ『プレイボーイ入門』を描いて、メジャー雑誌デビューを果たす。当時は「ムタ永二」名義で、他に「マニア・ぐるうぷ」「摩周仙二」「霧多永二」などをペンネームとしていた。
「漫画ストーリー」の清水文人(ふみと)編集長から「新しいマンガ雑誌を出すから新しいマンガを考えてくれ」と言われ、1967年、「週刊漫画アクション」創刊号から連載したのが「ルパン三世」で、このときに編集長が勝手に付けたペンネームがモンキー・パンチだった。絵がアメリカン・コミック調のタッチだったので、読者はアメリカ人マンガ家が描いている、あるいはアメリカの雑誌に載ったものの翻訳だと思い込んだ。
こうしてマンガ家モンキー・パンチと「ルパン三世」は、1967年夏に同時に生まれたのだった。
中川右介「アニメ大国建国紀1963−1973」p375.376
へぇ、モンキー・パンチって自分で付けたペンネームじゃねえんだな。
中に一歩入ってみると・・・2階に続く展示ホールの吹き抜け部分に「ルパン」のキャラクターたちをあしらった垂れ幕が。
うわ〜!すげえ!
見ろ!ルパンのキャラが全員集合じゃ!
すげえな。
しかも最新作の第5部のデザインじゃねえの?
ルパンジャケットが青だから第5部新章シリーズからのキャラデザじゃな。
ルパンによく出てくるフィアット500の実物が展示されている。
うわ〜、すげ〜!
これって「カリオストロの城」に出てくるルパンの乗り物だろ?
出てくるのは別にカリオストロだけじゃないが、ルパンでおなじみの「フィアット500」という名車じゃ。
これじゃな。
あっ!
見たことある!
有名な車なんじゃな。
額縁の中に「ルパン三世」って飾ってあっておしゃれじゃんw
ライティングもしっかり当てられているのじゃ。
車が本物を持ってきているあたりかなり本格的である。
壁には「お尋ね者」のルパンの張り紙が。
たからばこがあるでしゅ。
お宝が額縁になっておるのう。
階段下には浜中町の基幹産業である漁業をイメージしたルパンのキャラクターたちが勢揃いしていた。
なんか・・・
こうして見ると、また違ったふうに見えるな。
銭形のとっつぁんが意外と様になっているのじゃ。
MPC入場ゲート
さて、時間も来たのでさっそく2階の展示室にいってみることにしよう。
しかしその前にはルパンが刻印されたガラスケースがある。
中にはフュギュアがいっぱいだな。
よく見てみると昔ウチの兄貴が持っていたルパンもあるのじゃ。
五右衛門や囚人服姿のルパンなども展示されていて・・・
下の段には歴代の不二子ちゃんを集めたケースも展示されていた。
この階段部分にも貴重なモンキー・パンチ氏の生原稿がたくさん飾られている。
へぇ〜・・・
わし原作漫画のルパンは読んだことなかったけど、こんな画風だったんだなあ・・・
絵がかなりゴテゴテして日本の漫画家って感じじゃねえな。
だから編集者に「モンキー・パンチ」というペンネームを付けられたのじゃな。
貴重な原画がズラリ
これはひょっとして不二子ちゃんだろうか?
若干判断に迷うがここは一列ズラ〜っと不二子ちゃんの絵(らしき女性キャラクター)がたくさん飾られていた。
そしてモンキー・パンチ氏直筆の五右衛門とルパン。
見慣れたおどけた表情のルパンなどが見れた。
わし、モンキー・パンチが描いた五右衛門を見るのは初めてじゃ。
・・・なんか若々しい好青年じゃのう。
オレも。
なんかイメージと違うな。
こっちはかなりイメージと違う変わった感じの銭形(?)と不二子。
そしてどことなく若い感じのする次元や、
そして今の感じのイメージに近い不二子と五右衛門、
手錠をかけられたルパンなども展示されていた。
そして壁にはルパンのシルエットをかたどった黒い影と、
ここから作者の生い立ちやそれまでの活躍の歴史、初期の作品がズラ〜っと展示されている。
初期はこんな作品だったんだね。
こんなの初めて見るのじゃ。
だいぶエガラがちがうでしゅ。
今では貴重となった故人の作品が生原稿とともに収められていた。
こんなふうにSFめいた作品も描いていたんだね。
裸の姉ちゃんが後の不二子に近いキャラクターになっているな。
後ろにはちょっと聖闘士星矢みたいなキャラクターがいるな。
そしてこちらの陳列ケースに収められているのは氏秘蔵の画材やマグカップなど。
そして連載当時の漫画雑誌アクションとともにメガネや電子辞書なんかも展示されている。
それにしてもこのヘルメットはなんだろう?
たま〜にこんな風な、よくわからん物もあるのじゃ。
古いレーシングヘルメットじゃん。
レースが好きだったんかな?
これはわかる!
ルパンに出てくる愛用の「ワルサーP38」じゃな。
すると、
こっちのリボルバーは次元のか?
原作者モンキー・パンチの素顔
そしてこちらが原作者の顔写真である。
モンキー・パンチって今までアニメのクレジットとかでは見たことあるけど、こうして素顔を見るのはわし初めてな気がするな。
なんか意外と優しそうな顔してんじゃん。
モンキー・パンチっていうからもっと外人みたいな顔を想像してたけど、だいぶイメージと違うな。
ここのコーナーにはそんな原作者モンキー・パンチ氏の肖像画数多く残されていて、
若かりし日の初代マッキントッシュを操る姿や、漫画少年たちに漫画の描き方を指導する一幕も載せられている。
そして昔の仕事部屋のオフショットや。
自宅前の写真、フランス旅行中の写真など、
貴重なオフショットの数々が展示されていたりした。
原作者の素顔の一端って感じだな。
やさしそうなおじいちゃんでしゅ。
モンキー・パンチの仕事場
そして、このコレクションの面白いところは、モンキー・パンチ氏の仕事場がそのまま復元されているところである。
古い学習机はアシスタントのものであろうか?
隣には本棚。手前にはテーブルの上にアメコミの雑誌が乗っかっている。
へえ〜、
これがモンキー・パンチの仕事場か。
こんなふうに漫画家の仕事場をしっかり実物大で見れるなんて、ここくらいなんじゃろうな。
そしてここが応接間。
成功した漫画家とは思えないほど簡素で親しみが持てる。
それほどに広くない部屋には仕事に必要なものがコンパクトに必要最小限で詰めこまれているという感じであった。
ソファがけっこう簡素だな。
シンプルでしゅ。
トロフィーの数々
で、コレクションの一角にはこのように「ルパン三世」が獲得した賞のトロフィーが色々展示されている。
TV局のトロフィーとか色々あるな。
TVアニメが日テレの視聴率に貢献したからもらったみたいじゃ。
珍しいものではこんなものも。
ローマのコミックフェスティバルだってよ。
イタリアの権威ある漫画賞なんかな?
・・・すごいのう。
しかしルパンの生国のフランスではなくお隣のイタリアの賞をもらうとは・・・
アルセーヌ・ルパンってフランス人だもんな。
そして館内にはこのような等身大のフィギュア(?)も立っていて、ここでルパンと仲良く記念撮影することができる。
すげー、ここのテーブルに肘をついて写真撮ることができるってことか。
きっとファンにはたまらんサプライズじゃな。
原寸大直筆キャラクター
そしてコーナー中央の一番目立つ場所には、このようにおなじみのキャラクターたちが大きく直筆で描かれた絵が展示されている。
ルパン三世に、
不二子や次元。
五右衛門や銭形などもしっかりと描かれていて、昔からのファンには懐かしい展示となっているだろう。
こうして改めて見てみると、絵柄が漫画とアニメではだいぶ違うな。
アニメの絵は宮崎駿の元上司として有名な、アニメーターの大塚康生が作り上げたと言われているぞ。
今でもその当時の絵柄を踏襲しているのじゃ。
アニメに出てきた宝物
そして当館で一番おもしろいところはこれだろう。
なんとTVアニメ版長編シリーズに出てきたお宝たちのレプリカが展示されているのだ。
オリオンの王冠だってよ。
残念ながらわしは長編シリーズは全部観ているわけではないので、どれがどの作品に出てきたものかよくわからんのじゃ。
幸運のブローチに初代石川五右衛門のキセル。
吉良上野介の入れ歯に・・・
ルーズベルタボール・・・
なんじゃこりゃ?!
こんなもんもあるのかよ!
この折れた斬鉄剣なんかマモーを倒した時に出てきたやつだからよくわかるのじゃ。
オレ、それ観たことねーよ。
「ルパンVS複製人間」のマモー役は、TV版「水戸黄門」の二代目水戸黄門役で有名な西村晃(にしむらこう)が声優をやっているのじゃ!
マジかよ・・・てーか詳しいな!
わしが「水戸黄門」の中で一番大好きな水戸黄門じゃ!
ちなみに演技は俳優さんとは思えないくらいべらぼうに声の演技がうまいぞ!
みんなぜひ観てみるのじゃ。カリオストロに次ぐ隠れた名作じゃ。
そして最後にナポレオンの辞書やルパンの偽札なんかもある。
ナポレオンって「我輩の辞書に不可能の文字はない!」のあれか?
だから「辞書」なんじゃな。
ちなみに偽札の絵が「聖徳太子」なのが時代を感じさせるな。
現代アートを彷彿させる展示物
そして最後、出口の付近にはこのような粋なサプライズが!
・・・おわかりいただけるだろうか?
あれは・・・なんでしゅか?
かっこいい!
原稿用紙の隙間で「LUPIN」と表現しているんじゃな!
まるで現代アートみたいじゃ!
なんとなく興奮したので記念に一枚。パシャリ!
よく見ると「ルパン三世」連載時の貴重な雑誌原稿がいくつも組み合わさって先程の文字を浮かび上がらせているようだ。
それにしてもよく考えてみると、ルパンの連載当時の漫画をこれまで読んでみたことはなかった。
こうして見るとやはりなかなかコミカルな絵じゃな。
やっぱり今のアニメシリーズとは顔つき、特に「目」が違うな。
足が細かったり手に毛が生えていたりとか、モンキー・パンチ特有の特徴はそのまんまなんだけどな。
こんなふうに連載当初はルパンを描いていたんだね。
不二子ちゃんとかは今のアニメのテイストにかなり近いけど、少し松本零士みたいなセクシーさを感じさせる絵柄である。
そして初めて知ったんだけど、ルパンには次元とか五右衛門のスピンオフ漫画も連載されていたんだね。
しらんかったのじゃ。
タイトルの字体が古いな。
そしてこっちはかなり劇画調の不二子ちゃん(?)のコーナー。
出口には「カリオストロの城」のルパンたちが送り出してくれた。
なんでこれが「カリオストロ」のルパンってわかるんだよ?
浜中村の生活様式
実はこのモンキー・パンチ・コレクションにはもう一つの顔があって、浜中町の博物館も併設されている。
内部には明治開拓時代の「浜中村」の暮らしが生活用品とともに展示されている。
北海道の開拓時代というからやはり明治になって改めて入植してきた人たちの生活風景が展示物とともに説明をなされているのだが、やはり当初からこの地では漁業が盛んに行われていたらしい。
うおおお、すごい!
こんな立派に当時の漁師の漁の様子を描いて展示しているんだな。
前もなんかこういうの千葉の館山かなんかで見たよな。
で、当時の漁民の慎ましい生活はどんなものか?というと、こんな感じでかなり質素に暮らしをしていたようだ。
こちらは台所。
明治時代のはずなのにまだ生活の形は江戸時代のような風景であった。
入植してきた人たちもこの厳しい大地で質素な暮らしをしてきたんだな。
当時は大変だっただろうな。
Map
ルパンストリート
さて、本日の次の目的地に行く前に、実はこの浜中町には「ルパンストリート(ルパン三世通り)」というものがあるらしい。
そこでナビを頼りに場所を探してみると、このように入り口に・・・
ルパンじゃ!
ルパンが立っているでしゅ!
PUB FUJIKO
そして奥に行くと・・・
不二子じゃ!
今度は不二子ちゃんが立っているぜ。
建物の張り紙にはこんな文言が・・・
ルパンのために作ったって書いてあるぜ。
・・・すごい設定じゃ。
JIGEN'S BAR
そして別の一角には・・・
今度は次元じゃ!
次元もいるのかよ。
・・・ということは五右衛門や銭形も・・・
って辺りにはこれ以外は何もないな。
どうやらこれで終わりのようじゃ。
短っ!
ここにもこんな文言が。
ちなみにこの2つの建物は実際には営業していないらしく、ファンサービスのためにこのようなものを作っているのだとか。
いつかこの店が開く日が来るんかのう?
そして通りの終わりにはこのように漁師姿の不二子が立っていた。
・・・なんか、何もないよりはマシかもしれんが少し寂しいのう。
もう少し町を挙げてのイベントとかあったら観光客は喜ぶんだろうがな。
なんの仕掛けもなく、看板と店だけあっても混乱するだけじゃからのう。
まぁ一瞬だけどい暇が潰せたと思えたらいいんじゃね?
こうしてすごく短いルパンストリートは終わっていた。