ちわわ、ちわ~!おいさんだよ!
キミは北海道の温泉は好きかい?
北海道の温泉なんてかなり久しぶりじゃねえか。
・・・確か初日に行った登別以来だろ?
そうじゃ。
はじめに寄った登別も素晴らしい温泉なんじゃが、他にニセコにも素晴らしい温泉があるのじゃ。
それが・・・?
今回訪れる「五色温泉」じゃ!
今回はそこに泊まるのか?
そうじゃ!
それでは今回はそんな五色温泉について紹介していこう!
吉方旅行のルール
- その時期の自分にとっての吉方位に出かける。
- 前日どこに滞在していても、必ず「自宅」から吉方位を割り出す。
- 滞在期間は3泊4日以上(滞在期間が長いほど、効果アップ!)
- 移動距離は100km以上(移動距離も遠いほど、効果アップ!)
- 1泊目は必ず「22時30分」まで泊まるホテルや旅館の部屋に入る。
- 旅行中は毎日「お風呂」か「温泉」に入る
前回まではこちら
ニセコを訪れたよ!という話(*´ω`*)
-
【ドラキャン42】わざわざ小樽まで来たのに?!ニッカウィスキー余市蒸溜所でまさかの仕打ち?
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ニセコサヒナの朝
ニセコの朝が明けた。
あまりにも爽やかな朝だったので、先日訪れたキャンプサイト隣に展開されている畑を訪れてみた。
一夜明けた管理棟の姿である。
なんか・・・朝日が指しているせいかすごくかっこよく見えるなあ。
なんか絵になる風景だな。
敷石を歩いて談話室兼炊事棟に行ってみよう。
流石に朝早くは人の影はないが、なんとなく懐かしい雰囲気が空間には漂っている。
このストーブもカッコいいな。
めちゃくちゃ絵になる場所じゃな。
今まで訪れたキャンプ場で一番の炊事棟じゃ。
建物そのものがなんとなく趣になる。
特にこの隅っこのテーブル席が窓枠とともになんとなく懐かしいかんじがする。
よく見るとデザインも凝っていてベンチには杉の木の形にくり抜かれているw
こういう小さな遊び心がおもしろいなw
昨日も訪れた湧き水の井戸である。
どこから朝日の木漏れ日が指していてなんとなくこの場が神々しいw
胸いっぱいに朝の清々しい空気を吸い込みながらキャンプ場を一周してみよう。
なんだか朝の散歩が楽しいなあ。
ストレスはなくなるよなあ。
木々の隙間から見えるニセコ連山の姿も清々しかった。
場内はまだ寝静まっているらしく、あちこちのサイトからはまだ寝息が聞こえてきたりする。
ここはこのキャンプ場で一番人気のサイトである。
遠くに見える羊蹄山が雄大である。
自分のサイトに戻ってきた。
さて、じゃあ朝飯でも作ろうか。
今回もどうせパッパと簡単なものを作るんだろ?
今日は時間もかなりあるのだが、さっさとテントを撤収する。
やっぱりこのファイヤーピットがあるというのがすごくよかった。
如何にもキャンプといったかんじで雰囲気があるキャンプ場であった。
片付けていたら段々日が高くなってきた。
さっきまで朝もやで霞んでいた羊蹄山もすっかり地肌が見えている。
ニセコアンヌプリに別れを告げるのじゃ!
あれ羊蹄山じゃねえの?
どっちでもいいのじゃ!
Map
ニセコ野営場
ということで、車で15分ほど走ってニセコアンヌプリの近く、ニセコ野営場にやってきた。
なんかすげえたくさん車があるじゃん。
なんでじゃろう?
ここは人気のキャンプ場なんかのう?
ここは野営場なのでかなりの低価格でキャンプができるキャンプ場なのでたくさんの人が訪れているのだろうか?
ちなみに訪れた当時は一泊300円!(現在は値上げして500円)で宿泊できた。
住所 | 〒048-1511 北海道虻田郡ニセコ町ニセコ510 |
入場料 | 一泊500円 |
受付時間 | 午前10時~午後5時 |
営業期間 | 6月上旬~10月下旬 |
問い合わせ | 0136442121 |
ホームページ | https://www.town.niseko.lg.jp/ |
一泊300円はやっすいなあ!
夏季は9:00〜20:00まで開いているらしいのう。
サイト内はこんなかんじ。
そこまで広くない横長のサイトが左右に広がっていて、段々と3段になっている構造のようだ。
この日は少し風が強かったのだが、結構初心者キャンパーらしい人が色んなテントを張ってキャンプをしている。
おかしいなあ?
アレだけ車があったのに、テントを張っているキャンパーは意外と少ないぞ?
どっか観光でもしてんじゃねえの?
たぶん夜になるとテントを張るんだろ。
でもそれならまずテントか重たいキャンプギアを置いて場所取りをするはずじゃ。
それなのに、そうした光景は全然見当たらないぞ?
せっかくだから人が居ない一番上の場所に行くことにしよう。
ここはこのサイト内で唯一テーブルとベンチがあり、周囲は熊笹の生け垣に囲まれているから夜突風が吹いても安全だろう。
後から来たのに予想に反して良い場所が取れたのう。
ここなら生け垣もあるから周囲からの視線も来にしなくていいのじゃ。
さて、炊事棟に行ってみよう。
炊事棟は300円にしてはかなりしっかりしている。
おいおい……
今まで訪れたキャンプ場の中で300円台でここまでキレイな炊事棟は初めてじゃ!
ホントにキレイな炊事場だな。
……こういうとこにあるラーメンの流し残しとかはないもんな。
かなり清掃が行き届いているキレイな炊事場だった。
これは良いとこに来たのう。
Map
登山口ニセコアンヌプリ
さて、周りには他になにかあるのだろうか?と思って歩いてみると、
キレイな山々が広がっていて、思わず足を止めてしまう。
近くにはさっきの野営場とは違う駐車場とトイレ、そしてなにやら観光案内所のようなところがあった。
しばらく見ていると登山用の格好をした人たちが車から降りて次々と中に入り、用を足す人たちが目に入った。
そうか!
さっきのキャンプ場にあった大量の車は登山者たちのやつだったんだ!
ここはニセコアンヌプリが近いから、ここに車を止めて登山していくんだよ。
なるほどね。
みんなここでまず用を足して上を目指して歩いていく登山口なんだな。
熊出没注意って書いてあるぞ!
お、おおう……
やはりここにも熊は出るのか。
恐ろしいのう。
熊出没注意の看板の先を歩いてみるとその先にはなにやら小さな社があり、道行く人が足を止めて手を合わせている。
そして近くには何やら石碑があるのであった。
近くの山を見渡してみると、如何にも温泉地というかんじのむき出しの大地が荒々しく目立っていて、少し地獄谷っぽいかんじをかんじさせる。
下には宿泊施設があり、山登りをするお客に人気の施設となっているようである。
あれがニセコアンヌプリかのう?
どうだろうな・・・・
少なくとも羊蹄山ではないだろうな。
あそこにぽつんと建っている宿泊施設が気になるので少し行って確かめてみることにしよう。
なんか悪目立ちしておるのう。
・・・なんなんじゃろう?
五色温泉
そこでやってきたのがこちら「ニセコ五色温泉」。
やってきた登山客が汗を流す日帰りの温泉としてとても有名なのだとか。
入浴料は一回800円!
ちなみに宿泊も出来るようで一泊二食付きで9170円なのだそうじゃ。
へぇ、意外と安いな。
素泊まりだと別館だが4220円から泊まれるみたいじゃぞ。
中に入ってみると清潔感のある掃除の行き届いた空間が広がっていた。
眼の前には券売機があり、どうやらここで券を買って中に入るようだ。
しかし券売機はあるが、受付に人はいないのう?
あそこの透明な箱に買ったチケットを入れるみたいだぜ?
廊下を渡り、風呂場までの間にまったく人とすれ違うことなく無人の旅館を歩いて行くので、いささかこれでいいのか不安になる。
ここまでまったくすれ違う人はゼロじゃ。
なんか……あんま人気ねえんじゃねの?
展望風呂
男湯と女湯と書かれた展望風呂の入口にたどり着いた。
中に入ってみると意外にも自分の他にお客は二、三人いて、そこそこ人気のあるお湯のようだ。
いや〜……
いいお湯だった。
……おい。
あっちはなんだよ?
見ると大浴場の横にも何やらのれんがあり、そこには「から松の湯」と書かれている。
せっかくなので渡ってみると、なにやら休憩室みたいなスペースがありつつ、大浴場・露天風呂の表示があった。
あれ?
こっちにも露天風呂があるのか?
行ってみると小さな浴槽の他にも、
小さな洗い場があり、
その先の入口をくぐるとニセコアンヌプリやイワオヌプリを眺められる露天風呂があった。
おお!
露天風呂じゃ!
こっちには露天風呂があるぞ‼
お山が見えるよお!
ポポポ!
こっちに露天風呂があるんだな。
オヤマがキレイでしゅ!
ここは雄大なニセコの山の紅葉を見ながら入れるようだ。
ここならゆったりと外の景色を眺めながらお湯を楽しめそうだ。
さっきの大浴場には人が入っているのだが、こちらは宿泊客専用のお湯なのだろうか?
まぁ、誰もいないから入ってもいいか!
ここまで従業員みたいな人に誰にも出会わなかったし、途中どこにもなんにも書いてなかったもんな。
入ってみるとこれがなんとお湯の味が酸っぱい!
な、なんだこれ⁉
酸っぱ!しかもなんか目が、目が痛ぇぇぇぇぇぇ‼
これって酸性泉ってやつじゃねえの?
今まで日本全国色んなお湯に入ってきてはいるのだが、酸性泉というのは初めて入った。
何でもニセコ一帯は昔から酸性泉が湧き出ているらしく、五色温泉というのはそうした酸性泉に「普通なら2種類くらいの泉質に5種類も入っている」ということから名付けられたお湯なのだとか。
さて、温泉に入って暇をつぶしていたら、あっという間に日が暮れたのでもう本日の晩ごはん作ることにしよう。
Map
焚き火タイム
晩ごはんを食べ終えて、ふと先日のキャンプ場で拾った栗を思い出した。
なので栗にナイフで切れ目を入れ、クッカーで炙って焼き栗にしておやつにして摘むことにする。
場内は夜遅くもあちこちで焚き火と共に談笑する人たちの声で溢れていた。
どうやら最初昼間にみた駐車場の車たちはもう下山して引き上げたようだ。
もう寝たいので最後のトイレに向かう。
備え付けられたトイレは驚くほどキレイで、アレだけお客がやってきていたというのにどこまでも清潔で掃除が行き届いていた。
なんか安い割には手入れの行き届いていた良いキャンプ場だったのう。
栗山さくらに比べれば遥かにマシだよな。
ここまでの旅費&走行距離
まあ、そんなこんなでこの日までの旅費と走行距離を計っていくことにしよう。
なので、ここまで直線距離にして922kmなので吉方ポイントはそのまま922pt.になる。
やっぱり少しずつポイントが減っているのう。
もう後は帰るだけだからこれからずっとこんなかんじが続くだろう。
22日目の旅費
五色温泉 | 800 |
野営場 | 300 |
一日の合計 | 1100円 |
ここまでの累計 | 96710円 |
今日も温泉に入っただけなのでほとんど金は使わなかったのじゃ。
ほぼ旅のラストなのに今だ10万以下ってのがすごいなw