ちわわ、ちわ〜!おいさんだよ!
君はキャンプを楽しんでるかい?
今回はどこだ?
今回は高ボッチ高原を降りて諏訪湖を通り過ぎて飯田市の上らへんにあるキャンプ場で一泊することにするのじゃ。
じゃあ、今回は観光はしないのか?
一応、諏訪湖には周辺に温泉がたくさんあるからそこを訪れていくぞ!
吉方旅行のルール
- その時期の自分にとっての吉方位に出かける。
- 前日どこに滞在していても、必ず「自宅」から吉方位を割り出す。
- 滞在期間は3泊4日以上(滞在期間が長いほど、効果アップ!)
- 移動距離は100km以上(移動距離も遠いほど、効果アップ!)
- 1泊目は必ず「22時30分」まで泊まるホテルや旅館の部屋に入る。
- 旅行中は毎日「お風呂」か「温泉」に入る
前回まではこちら
高ボッチ高原を訪れてみたよ!という話(*´ω`*)
-
【ドラねこキャンプ10】激闘再び?!志摩リンも感動した高ボッチ高原がヤバすぎた!!
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さらば高ボッチ高原
ドラねこキャンプ・8日目。
高ボッチの夜が明けた。
ここは標高が高いからきっと今回巡ってきたキャンプ地の中でも一番寒くなるだろうと思っていたら、案外暖かくて色々防寒対策をしていたのに拍子抜けしてしまった。
キムチスープまで作ってたのにな…
朝サイトから出て、駐車場へ行くと目の前の光景はどこまでも開けていて清々しい空気に満ちていた。
ただ遠くの方に見えるはずの富士山がガスっているためにまたしても見えなかった。
うーん、朝っぱらからここは良い空気だw
よし、朝飯は昨日作ったキムチスープの残りを食うことにしよう。
最後にまた高ボッチ高原の風景を目に焼き付けておいて、今回は次の目的地を目指すことにしよう。
今回はまた諏訪湖に戻って温泉に入ることにするのじゃ!
おかや温泉 ロマネット
車を走らせること一時間。
下諏訪の温泉が集中しているエリアにやってきた。
割と知る人ぞ知る諏訪温泉の日帰り温泉「ロマネット」で入浴することにする。
ちなみに入浴料は540円。
朝風呂なら280円じゃ!
安っす!
コロナ禍なので人が少ない感じがするが、さっそく浴室へ向かおう。
ちなみに浴槽はこんなかんじ。
お客が他に大勢いたから写真を撮れなかったけど、こんな浴槽がドーンと一つあったのじゃ。
まあ、見た目はおしゃれだな。
Map
しだれ栗森林公園キャンプ場
ロマネットからまたしても車を走らせること1時間。
「しだれ栗森林公園キャンプ場」にやってきた。
キャンプ場の利用料はなんと2000円!
安いな〜
全然しらないキャンプ場だったけど、なんとなく雰囲気が良さそうだったのでネットで調べて予約して来てみたのだが・・・
ここしだれ栗森林公園は隣にマレットゴルフやパターゴルフ場などの施設もあり、バンガローなども併設された比較的静かなキャンプ場。
ここはオートサイトじゃな。
電源のある車が使えるのじゃ。
オレたちのサイトはどこだ?
指定された区画に行ってみるとここが今晩の吾輩たちのねぐららしい。
すぐ目の前には炊事棟とトイレ・バンガローが併設されている。
このあたりは林に囲まれているので風の心配もなさそうだし、安心してテントを設営できそうだ。
テント設営後にあたりを散策していく。
するとシダレクリの自生地に行き着いた。
これが当キャンプ場の名前になったシダレクリじゃな。
なんだ、意外とちっちゃいな。
秋にはクリが取れるんかのう・・・
ポポポ〜・・・
近くには水芭蕉の群生地もあった。
水芭蕉なんて見たのは尾瀬に行ったとき以来じゃ。
そしてここにはまだ遅咲きの桜が咲いていたりした。
この2つのアングルから見るとすごくキレイな桜であった。
総合案内所に続くBBQ広場には梅が咲いていた。
すごい。
ここはまだ梅が咲いているのか。
まだ夜は寒いんじゃねえの?
大丈夫か?ここ。
近くには総合案内所があり、中を散策してみる。
クマのオキモノとかいっぱいでしゅ。
ここらへんで取れた動物の剥製だな。
猟師が取ったんだろう。
あ、あそこにたぬきの剥製があるのじゃ。
ポポポ〜!
中はどうやら合宿などのオリエンテーションで使えそうな広い机が並ぶ空間であった。
天井の梁が剥き出しの木材でかっこいいのう
ちょっと冬は寒そうだけどな。
ここらへんは森林公園というだけあって周りを木々に囲まれていて非常に静かである。
いやぁ、ここは診療の季節にやってくるときっと気持ち良いんだろうなあ。
ここはまだちょっと春というより冬のニオイがする場所だよな。
さて、日が暮れてきたのでそろそろ焚き火の準備をしよう。
流石にここまでもう10泊以上しているので着火もお手のもの。
もうまったくミスすることなく火種を作ることができた。
ここらへん燃えるものいっぱいあるしな。
森林公園だから薪だらけじゃ。
しかし、この後とんでもない事件が発生するのだった。
そして起きた真夜中の珍事
時刻は6時過ぎ。
焚き火の火も落ち着き、そろそろメシの支度をしようとしていた時だった。
遠くから「ウー!ウー!」というサイレンが鳴り響き、だんだん今いるこのサイトに近づいて来ている。
?
なんじゃ、このサイレンは?
遠くからこっちに近づいて来るようじゃが?
一体なんだろう?
といぶかしがっていると、なんと十数台の消防車がこのキャンプ場に集まってきているではないか!
えっ!
な、なんじゃアレは?!
なんだ、なんだ?
一体どうしたんだよ?
自分が今いるサイトから斜面の下の駐車場には・・・
さっきまで人がいなかった駐車場に、たくさんの消防隊員がゾロゾロ集まってきている。
な、なんじゃ?!
一体何事じゃ?
・・・消防車がいっぱいいる、ってことは火事じゃねえの?
え?
ここらへんが火事ってこと?!
うわーん!!
火事だよー!!
こ、こわいでしゅ!
すると消防隊員たちは何やら集まって話し合っている。
ここから見ているだけでは何が起こってるのか、まったくわからない。
思い切って下にいる消防隊員の人に何事かと訪ねると・・・
「あ、この山の付近で山火事が発生したんです」
との回答。
え?!
やっぱり火事?!
ここらへんが?!
最初はこのキャンプ場のどこかで山火事が発生したものと思っていた。
だが周りを見渡してみても、そんな火の手が上がっている様子は見られない。
・・・しかしどうやら話をよく聞いてみると、燃えているのはここではなく、この上の湖の近くの山で発生したようだ。
じゃあ、なんでここに集まって来てるんだよ?
え?
じゃあなんでここに集まっているんですか?と聞いたら、
「上に消火栓がなくて、ここが一番近い消火設備のある所なんです」
とのこと。なぁーんだ。
ふーーー・・・
よかった。ここが火事じゃないのか・・・
・・・びっくりしたでしゅ
これには非常に驚かされた。
このキャンプサイトで丸焼きにされるかと思ったよ。
今回の旅で一番肝を冷やした一瞬である。
だが、こうなったのには吾輩が考えるところ理由がある。
というのも吾輩たちがいるこの場所が、実は自宅から見て北。つまり「一白水星」の方位だからである。
この一白水星の象意は「水」
この方位に行くと水に関係のある出来事に遭遇しやすくなるのだ。
水=消防車。
つまり、謀らずもわしはこの一白水星の方位の力を受ける形になったというわけである。
しかし・・・
まさか自分が山火事の現場に遭遇するなんて・・・