こんちわ、おいさんだよ!
君はキャンプは好きかい?
今回はどこだ?
今回もゆるキャンの聖地を巡礼していくぞ!
訪れる場所はほったらかし温泉じゃ!
ほったらかし温泉?
そうじゃ!
変わった名前だが絶景の露天風呂が有名な温泉として知る人ぞ知る名湯なのじゃ!
でもその前にちょっと寄り道をしていくぞ!
吉方旅行のルール
- その時期の自分にとっての吉方位に出かける。
- 前日どこに滞在していても、必ず「自宅」から吉方位を割り出す。
- 滞在期間は3泊4日以上(滞在期間が長いほど、効果アップ!)
- 移動距離は100km以上(移動距離も遠いほど、効果アップ!)
- 1泊目は必ず「22時30分」まで泊まるホテルや旅館の部屋に入る。
- 旅行中は毎日「お風呂」か「温泉」に入る
前回まではこちら
四尾連湖を訪れてみたよ!という話(*´ω`*)
-
【ドラねこキャンプ8】実物は「ゆるキャン」以上?!四尾連湖・水明荘の実態に迫ってみた。
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さらば四尾連湖!
ドラねこキャンプ・6日目。
朝目が覚めると山の間から朝日がもう昇り始めていた。
昨夜は隣のサイトから大学生みたいなノリで遅くまで騒いでいたキャンパーたちのせいでなかなか寝付けなかったが、なんとか夜寝ることができた。
まだ誰も起き出していない四尾連湖の湖畔を一人歩いてみることにしよう。
スゲー。
朝は空気が澄んでいるせいか、湖がキレイだなあ。
あるいているとなんだかメがスキッとしてくるでしゅ。
ここは本当に静かで美しい場所なんだな。
歩いているとそんな気持ちにさせていただける。
やっぱりここに来てよかったのじゃ。
朝飯をささっと食べてぼ~っとしていると、なんだかここを離れるのが惜しく感じてしまう。
しばらくウジウジしていたら隣のサイトに泊まっていたらしきソロキャンパーさんが持て余した薪をもらってくれないかと、吾輩に貴重な薪をくれた。
おお、ラッキーなのじゃ。
こんなことってあるんだな。
湖の水はどこまでも澄んでいて、一見ここには魚がいないような気持ちになる。
山梨県と静岡県の境にあるここ四尾連湖は春と夏のちょうど中間のような気候で寝苦しさや寒さを感じずに一夜を過ごすことができた。
では、そろそろ次の場所へいくことにしよう。
今回はけっこう行くところが多くあるのだから、少し忙しくなりそうだ。
確かにたった一日しかここに居られないというのは、惜しい気がするな。
また今度、機会があればここに来るのじゃ。
荷物を車に積み、受付に行って管理人にお礼を行って、次の目的地へ行くことにした。
さあ、今日は甲州市を目指して山梨の奥へ挑んでいくぞ!
武田神社
車を走らせること一時間。
武田神社にやってきた。
おい、武田神社ってなんだよ?
武田神社は甲斐の虎「武田信玄」公を祀った神社なのじゃ。
だれでしゅか?
戦国時代の偉大な武将じゃ。
ここはかつて武田信玄の居城として使われていた躑躅ヶ崎館(つつじがさきやかた)に築かれた社である。
神橋を超えた先には一の鳥居が参拝客を受け入れてくれる。
これが武田神社の全体図じゃ。
意外と小さいんだな。
信玄はあまり大きな城に住みたがらなかった武将で、「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方。仇は敵なり」の人じゃから、ここが攻め手が寄せてくるようでは武田家も終わりと、あえて城などを築かずに見通しのよい館にしたのじゃ。
へえ。
豪胆なヤツだなあ。
そんな信玄の居城が一体どんな場所なのか?
ずっと気になっていて今回チャンスに恵まれたので来てみることにしたのだった。
短い参道を歩いていざ二の鳥居へ。
右手の手水舎で手を洗おうと見てみると、なんと手水の形が武田菱になっている!
・・・?
なんか変わった形してんな。
これは武田家の家紋、武田菱じゃ。
こんなオシャレな形にデザインされているとは・・・
拝殿の横には酒好きの信玄を象徴するような「風林火山」の大きな盃が奉納されている。
さっそく拝殿を参拝することにしよう!
なんか、今年回った社の中でもかなり質素だよな。
華美な社殿を嫌う感じが信玄のパーソナルを象徴しているような風格じゃな。
拝殿も小さければ他の社も意外と小さい。
武田信玄の神社なんだから参拝に来てみるとその小ささ・簡素さに驚いてしまう。
ちょっと拍子抜けしてしまう境内の造りに隣は何があるのだろうか、見てみるとあまり整備されていない草茫々のむき出しの石垣がただ鎮座しているだけだった。
兵(つわもの)どもが夢の跡・・・ってやつじゃな。
……無情だな。
さて、社務所で御朱印を受け取って、今回はまだ行くところがあるのでそこを目指すことにしよう。
Map
フルーツ公園
さて、武田神社から車でさらに一時間半ほど走ってきた場所は、「ゆるキャン」でも出てきたフルーツ公園にやってきた。
山梨県笛吹川フルーツ公園
山梨は、桃屋ぶどうなどの生産量日本一。
山々から湧き出る水や、肥沃な大地からおいしい農産物、ワインなどが生み出される地域。
ここフルーツ公園は、そんな山梨の産物や風土を五感で楽しめるテーマパーク。
くだもの広場の花壇には花菖蒲など季節の花が咲き誇っている。
キレイでしゅ。
この円盤はなんなんだ?
このフルーツ公園はくだもの工房・わんぱくドーム・くだもの館(地下)。
そしてくだもの広場が組み合わさったここ笛吹のくだものテーマパークじゃ。
ちなみに入場無料じゃ!
ここらへんは花畑で涼し気なミストが水代わりにあちこちから吹き上がっていた。
突き出たコンクリートの広場からはアルプスの山々と笛吹の町並みが眼下に望める。
下にはインフォメーションセンターとステージ広場が広がっていた。
けっこう広いところなんだな。
ムダにひろいでしゅ。
こんなに広くしてどうするんだろうな。
さて、ではくだもの広場内部の「葡萄屋kofu パークcafe」で何か食べることにしよう!
せっかくフルーツのテーマパークに来たんだから、山梨を代表する果物を食べないとな!
わーい!
やったあ!
ポポポ!
ここは「ゆるキャン」にも出てきたカフェで、くだもの王国山梨だからこそ味わえる旬の果物をまるごと使ったフルーツパフェやサンデーなどスイーツを楽しめるのじゃ!
ほーう。
前列のお客さんを待っている間に見た看板の隅っこにも、こうして小さな葡萄が飾ってあったりして、果物愛を感じずにはいられないw
カフェの窓口の近くには「ゆるキャン」のパネルや、この辺りをピックアップしたゆるキャンのがぢブックなどが飾られてあった。
さて、ではわしもさっそくここで美味しそうなスイーツを頼んでみることにしよう!
ドラマではこんなふうにベンチの一角でアイスを食べていたけど・・・
まったくおんなじベンチがあそこにあるから、一番左のテーブルに腰掛けて食べることにしよう。
ちなみにこの苺ミルクサンデーは580円。
むしゃむしゃ・・・
なるほど、たしかにこの味は新鮮な苺の味がして、単なるストロベリー味のアイスとは一味違うようじゃ。
このパフェもなかなか悪くないぜ。
このモモもおいしいでしゅ。
甘ーーーい!
おいしいね!ポコたん!
ポポポ!
ふっー・・・
腹も膨れたことなのでくだもの館を見ていくことにしよう。
しばらく歩くと何やら地下になんとも言えない古代の遺跡を模したような天井がお出迎えしてくれた。
中を見ると主にぶどうがどのように世界中に伝わって行ったのかをわかりやすく伝えてくれている。
パネルには世界中の果物がどこが原産地なのかわかりやすく表示してくれている。
こうしてみると世界中に色んな果物があることがよくわかるのう。
ほんとたくさんの果物を輸入してんだな。
おいしそうでしゅ。
ポポポ〜・・・
Map
ほったらかし温泉
さて、続いてやってきたのはここ「ほったらかし温泉」
「ほったらかし温泉」はなでしこたち「野クルー」の連中もやってきたここ山梨を代表する絶景が堪能できる温泉だ。
なんか随分印象的な看板だな。
野性味あふれる温泉って感じじゃな。
これなら相当期待できそうじゃ。一体どんなところかさっそく行ってみよう!
ほったらかし温泉には「あっちの湯」と「こっちの湯」の両方があって、それぞれ別途料金がかかる。
なでしこたちは「こっちの湯」を選んだみたいだけど、わしはあえて景色の良さそうな「あっちの湯」を選んでみよう。
こっちの湯はTVやアニメで散々みたからな。
ちなみにどっちか入るのに迷うという人は、サイコロを降ることであっちとこっちのどちらかを選ぶことができる。
ちなみにあっちとこっちの入浴料は800円だって。
お金がないから、今回はやっぱりどっちか一つにしておくのじゃ。
別に両方入ったっていいだろ。
ケチケチすんなよ!
では、さっそくあっちの湯へ入ることにする。
随分粗末な感じのする建物内をいそいそと抜けて浴場へ向かう。
(画像引用 : ほったらかし温泉)
ちなみにあっちの湯の風景はこんなかんじ。
浴場にはおっさんがたくさんいて写真を撮れなかったのじゃ。
まあ、しゃーねえわな。
ちなみに「こっちの湯」の風景はこんなかんじ。
小さな浴槽だが、目の前には富士山の姿を拝みながら風呂に入ることができるようだ。
で、風呂から上がったらもちろん美味しい食べ物を食べることができる。
中でも名物は温玉あげ。
現実のほったらかし温泉にももちろん存在していて、
なでしこたちはここで美味しい温玉あげを堪能したようだ。
あちしたちも食べたいでしゅ!
ポポポ!
今日はもう散々お金を使ったからパスじゃ。
ポポポー!
Map
パインウッド
さて、そろそろいい感じの時間になってきたので本日のキャンプ場にチェックインすることにしよう。
本日のお宿は「ゆるキャン」にも出てきた「パインウッド」じゃ。
なんか印象的なキャンプ場だな。
・・・っていうか、
中はゴミだらけでしゅ。
ゴミと言うかアメリカンスタイルのアンティークと呼ぶべきだろうな。
このキャンプ場はこのように入口からずっとどっかからもらってきた粗大ゴミが山のように積まれている。
ドラマ版ではこのようになかなかアメリケンなサイトが一瞬だけ映るのだが・・・
サイトの道なりとかはけっこうオシャレなガーデン風の作りになっていて、
山の斜面を段々と切り開いているらしく、けっこうな広さがたくさん隣接している。
で、このサイトの特徴といえば、やはりその「眺め」だろう。
うわーーっ!
すごいひろいでしゅ!
眼下の景色が素晴らしいじゃろう!
わぁーーー!
すごい眺めだな。
これを夜独り占めできるということは・・・
夜になるとここから下の夜景を楽しめるということである。
しばらく歩いてサイトを散策してみよう。
あちことに置いてあるアメリケンな表札や看板やらの合間から笛吹市の市街地が一望できる。
なんかすごい日本感のなさが、アリゾナとかアメリカな風景みたいに錯覚してしまう。
しばらくボーッと見ていたら、下のサイトにいるおっさんたちが豪快にBBQをし始めたw
豪快なアメリカンスタイルじゃ。
懐かしいなあ〜
遠くに見える風景もどことなく異国情緒溢れる風景である。
さて、暗くなってきたのでそろそろ火を炊いて夜の支度をしよう。
この時間になるともう目の前の夜景がすごいことになってくる。
わしのiPhone7ではここまでが限界なのだが、実際にはもっとすごい夜景が眼下に広がっていた。
この日はレトルトのカレーをさっと食べるだけでおけることにして、この夜景をおかずに静かな夜を楽しんだのであった。
だけどよ、寝ようとしたら隣のオヤジたちがスピーカーでガンガン演りだしてうるさかったぞ。
でも、すかざず管理人さんが注意してくれて適切に対応してくれたのじゃ。
安心して眠れるでしゅ。
さて、この日の走行距離は122km.
ここに来て一気に100kmを超えだしてきたが、まだまだ吉方キャンプの旅は続くのでこれから先も幸運に出会うことを期待して今日は寝ることにしよう。