

こんちわ、おいさんだよ!
今日はどこだ?


今回はいよいよ静岡県を飛び出して山梨県に行くのじゃ!
山梨?
そんなとこにキャンプ場なんてあるのか?


考えてみればわしは今回始めて山梨に初上陸なのじゃ。
今回はそんな山梨県のキャンプ場、「ゆるキャン」でも話題になった四尾連湖に行ってみるぞ!
シビレコ?
ビリビリしびれるんでしゅか?

吉方旅行のルール
- その時期の自分にとっての吉方位に出かける。
- 前日どこに滞在していても、必ず「自宅」から吉方位を割り出す。
- 滞在期間は3泊4日以上(滞在期間が長いほど、効果アップ!)
- 移動距離は100km以上(移動距離も遠いほど、効果アップ!)
- 1泊目は必ず「22時30分」まで泊まるホテルや旅館の部屋に入る。
- 旅行中は毎日「お風呂」か「温泉」に入る
- 吉方位効果が出る時期は1・4・7・10・13の法則による。
- 吉方旅行の場合、旅行初めの月を1月目と数え、そこから4・7・10・13ヶ月に出てくる(引っ越しの場合は1・4・7・10・13年目に出てくる)
前回まではこちら
ふもとっぱらを訪れてみたよ!という話(*´ω`*)
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【ドラねこキャンプ7】超絶危険!!ゆるキャン聖地が初心者キャンパーに危なすぎる理由とは?
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ふもとっぱらの夜明け

ドラねこキャンプ・5日目。
怖かった。ようやく一夜が明けたか・・・という感じだった。
というのも、昨夜は日が暮れてからかなり強風が吹いて、寝る際にはけっこうな風を感じて床につく有様だった。
そしてうとうとし始めて12時頃。急に尿意を覚えて起き出すと、なんと吾輩のあれだけ大きいドームテントが風で骨組みがひしゃげで顔面すれすれまで布地が迫るほどに曲がってしまっていた。
風速は4mほどであったものの、これがどれだけ恐ろしいかは周りになんもないキャンプ場に泊まったことがある人しか感じることができない恐怖体験だろう。
いつ風でテントが飛ばされるか、気が気でない状況の中でいつしか眠りに付き、朝を迎えたのであった。


まったく・・・
昨夜は風が恐ろしくてまんじりともできなかったわい。
・・・おお、すごい強風でびっくりしちまったぜい。


カゼでテントがとばされるかとおもったでしゅ。
怖かったよお〜!


ポポポ〜・・・

昨夜はあの山から恐ろしい風が吹き下ろしてきたのか・・・
さて、そんな恐ろしい夜も明けて辺りはそろそろ撤収している人もチラホラ見える。
吾輩たちも朝飯をさっさと食い終えて、次の目的地へといこう。

広くて富士山が見えて快適そうに見える「ふもとっぱら」も季節を間違うととんでもない目に合うのだとこのとき肌感覚でしっかりと感じた一日であった。

今度はもう少し風のことを考えてテントを設営するのじゃ・・・
そのほうがあぶなくていいでしゅ・・・

本栖湖キャンプ場 浩庵

ふもとっぱらキャンプ場を出て、車で20分ほど行ったところで分かれ道が現れた。
それを左に進むと開けた駐車場が細長く続いていて、特にこれと言って何にもない場所のはずなのにやけに車やバイクが止まっている。
せっかくなのでここで一度車を止めて、辺りを散策してみようと歩いてみる。

さて、ここでちょっと休憩するか。
おい、どこ行くんだよ?
まだ今日の目的地へ向う途中だろ?


ここがその目的地のひとつじゃ。
この建物をよく見てみろ。
ん?
……こ、これはもしかして。



そうじゃ!
ここが「ゆるキャン」の第一話で各務原なでしこが志摩リンと出会ったところじゃ!
…おお、なんとなく見慣れたトイレがあるぜ。
ホントにマンガそっくりなんだw


こちらが志摩リンが受付を済ませたこのキャンプ場の受付件売店で、

この道の先がキャンプ場になる。

せっかくなので売店の中を覗いてみるのじゃ!


中に入るとこのように「ゆるキャン」グッズがファンをお出迎えしてくれる。

なでしこの全身タペストリーがあるぞ!
リンちゃんもいるでしゅ!


店内はユニークな「ゆるキャン」グッズでいっぱいw


「ゆるキャン」の名を冠したグッズや、

キャンディなどの食べ物も売っているw


しかしスゲー売ってるなあw


ファンにとっては垂涎モノのグッズばかりじゃ。

志摩リンのクリアスタンドや、


秘密結社と書かれた謎のノレン。ピンバッジなどが売られている。

個人的にはこの黄色い風呂桶が買いたかったのだが・・・

金がないので買わなかったのじゃ・・・
・・・んだよ、ソレ。


残念でしゅ。

でも外に出て一旦本栖湖周辺を散策すると、富士山の雄大な姿が映し出されていて、この風景はかつての5000円の裏に描かれていた富士山の風景と同じなのだそうな。

もちろんドラマ版の「ゆるキャン」にも同じような風景が登場するので、今一度VODなどで見返していただきたい。

ここは「ゆるキャン」に出る前からライダーなどには有名なフォトスポットなんじゃな!
Map
四尾連湖 水明荘

本栖湖から「ゆるキャン」でも出てきたこのような坂をひたすら車で進むこと一時間。

四尾連湖畔に立つキャンプ場・水明荘にやってきた。
な、なんか趣のある建物だな。


ドラマ版のゆるキャンにもまったくおんなじ建物が出てきてたぞ、ホラ。


ホントだ。
まったくおんなじでしゅ。
ドラマでは秋だったが、今回吾輩たちが訪れたのは4月の終わりじゃから初夏じゃ。





真正面から見ると、なかなか古びた建物ではあるが・・・
隣にはそこそこキレイなトイレも建っている。

この建物の奥に行くと受付が待っていて、

チェックインをしてキャンプ場に泊まることができる。

キャンプサイトに宿泊は一泊1650円+駐車料金400円(×2日分)で2450円。
マジかよ。
こんなキレイな場所が3000円以下で泊まれるのかよ!


ここは貧乏キャンパーにはありがたいキャンプ場なのじゃ。
他にも山荘やロッジにも泊まれるぞ!

受付に行ってみると人っ子一人いない。
なので奥の建物に声をかけようとするが・・・

すると扉の横にリンちゃんの似顔絵があったw



見ろ。
よく見てみるとアニメのワンシーンがたくさん飾られているぞ。
本栖湖のキャンプ場と同じようにグッズも売ってるみたいだな。


ここ水明荘の受付はドラマ同様とても静かで知る人ぞ知る名キャンプ場らしい。



ドラマそっくりの内装に「ゆるキャン」ファンは嬉しくてたまらないw


脇には等身大パネルやグッズ、


あと変わったところで「なでしこのマフラー」なんかが売っていたw

受付のロッジ付近には貸しボートの乗り場や、


ご飯が食べられるスペースが設けられている。


なでしこの姉が「チャイ」を飲んでいたな。
あそこの受付で売ってるみたいだぜ。


カレーライスもおいしそうでしゅ。
ポポポ!


残念ながら今回はパスじゃ!
ポポポ〜!


この場所からゆっくりと水辺を眺めながらお茶するのもきっと悪くないだろう。


秋になるとこんなにキレイに水が透き通るんだね。最高の場所であるw


今回来たときは初夏だから水面はけっこう波立っていたけど、

お金に余裕があるのならアヒルさんボートに乗って湖面を散策するのもいいかもしれない。

ボートがたくさんあるんだな。


ここで釣りをする人もいるみたいじゃ。


アヒルさんにのってみたいでしゅ。
また今度な。


ボ~っとするのはタダなのじゃ。
ケチでしゅ!


うるさいっ!

はあ、それにしても静かだ。


さて、ここで休んでいても始まらないのでそろそろサイトに行ってテントを設営せねば。

確か水明荘が貸し出している手押し車に荷物を乗せるんだよね?
ほお…
なかなか到れりつくせりだな。


いちいち荷物を持っていかなくていいからラクなのじゃ。
キャンプサイトへ

では、なるべく往復しないように荷物を沢山積んでサイトに行ってみよう!


積みすぎてフラフラする手押し車を抑えながら前に進んでいく。

おい、気をつけろよ!
一つ間違えば荷物が湖に真っ逆さまだぞ!




ドラマでは簡単そうに進んでいたけど、いざやってみるとけっこう道がぬかるんでいたりして、進むのが大変なのじゃ。


この反対側からの景色も素晴らしい。
この日は風が通り抜けるので涼しい湖畔の風がとても気持ち良いキャンプ日和であった。

しばらく歩いていくとドラマでも出てきた石碑が現れた。


この湖に眠る伝説の魔物を祀っているとか言ってたけど、見たところ普通の水神様であるw

さあ、ここらへんが道が凸凹していて大変なところだ。頑張ろう!

うおおおお・・・
荷台がメッチャ揺れるのじゃ!
ニモツをおとしゃないようになんとかガンバルでしゅ!


リンちゃんがウキウキ気分でここを歩いていた気持ちがよく分かる。

それくらいここはなんとなく秘密基地感がある美しいキャンプサイトなのだ。


ドラマの画像からなでしこたちが泊まった場所を再現すると・・・

木立の間から水明荘の建物が見えるから・・・多分ここらへんかな?


よーし!
ではテントの設営を開始するぞ!
おう、なかなか良いところみたいじゃねえか。


テントを設営できたのでちょっと周りを歩いて散策してみることにする。


ゆるキャンでも紹介されたように、ロッジの反対側のこの木立の中にあるキャンプサイトはこのように広々としていて、


ファイヤビットや炊事棟などの設備も管理されているのでとても過ごしやすい。

…でも、トイレは怖かったよお。
おう、たしかに古いボットンだったよな。


この四尾連湖で一番キレイなトイレは反対側の駐車場にあるここから一番遠いトイレなのじゃ。

湖のほとりは静かで水質もなかなかクリアである。

お金を払えばブラックバスも釣れるのだというが、ここまでクリアだとボートを使わなければほとんど釣れないという。


秋になるとこのように周りの山々も少しは色づいて秋の静かな湖畔でゆったりとした時間を過ごすことができる。

さて、薪を拾いながらもう少し歩いていこう。

お客さんはわし一人かと思ったら意外と10人くらいのお客がテントを設営していた。


うわあ、本当に静かだなぁ。
確かにここまで静かなら、都会の喧騒を忘れさせてのんびりできるだろうな。



「ゆるキャン」には紹介されていなかったが、アニメとドラマの経済効果なのか、ここ水明荘には新しいカフェ兼サップなどを貸し出してくれる建物が建っていた。

きっとアニメとドラマの聖地巡礼で潤ったのじゃ。
お前みたいなのが大挙して押し寄せたんだろうな。


本当に最近出来たばっかりといった感じの作りなのだが、夏休みなどはきっと繁盛することだろう。

本日の晩ごはん


「ゆるキャン」ではなでしこたちがなにやら美味しそうなネギマを焼いていたりしたのだが・・・

わしはなんだかめんどくさかったので、持ってきていたトマトソースでスパゲティにすることにしたw

これが今晩のメシじゃ!
おい!なんか焦げてるぞ!


金網で焼いたから引っ付いてバラバラになっちゃったのじゃ・・・

それだけでは寂しいので朝霧高原で買ってきたハンバーグの残りをぶち込むことにしたw


ドラマでは秘密結社ブランケットなんてやっていたけど、今回はそこまで寒くはないw


友達二人で食べるご飯はとっても美味しいのだろうけど、実際にも夕日に照らされている湖面を見ながら食べるご飯は格別であったw

走行距離は98.37km。
まだ100kmを超えてはいないけど、こっから山梨・長野と奥深くキャンプ地目指して走っていくと思うので吉方位効果はどんどん高まっていくことだろう。

これでもっと吾輩は運が良くなろうだろうw
楽しみじゃ。むふふ・・・