久能山東照宮に登ろう1
ちわ、おいさんだよ。
キミは徳川家康は好きかい?
いきなりなんだ?
かくいうわしは家康が大好きなんだけど今回はそんな徳川家康にまつわる久能山東照宮を訪れたのじゃ。
言わずもがな久能山は日光や上野の東照宮と同じように徳川家康を祀った場所で、今までわしは日光や上野には行ったことはあっけど、地元に近い久能山には登らずに過ごしてきたのじゃ。
2015年(記事作成当時)は徳川家康没後400年だっていうしなぁ。
そう、そんな折にわしは久能山東照宮を登ったのじゃ!
今回はその様子をご紹介しよう。
前回まではこちら
九州ふたり旅ラストは別府にやってきたよ(*´ω`*)
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恐ろしい階段が……
車に乗ること一時間。やっと辿り着いた。
季節は3月。
車に乗って東を目指したわしとオカンは久能山東照宮を訪れた。
この日は少し暖かかったけど、思ったほど参拝客はそんなに訪れていない。
あたりはしらす丼とイチゴ狩りのノボリがたくさん掲げられた店が軒を連ねていている。
今年は徳川家康没後400年なんだそうな。
各いうわしはこう見えて大学生時代、山岡荘八の「徳川家康」を読んで以来、徳川家康のファンなのだ。
なのでこれまで日光・上野といった東照宮は色々まわってきた。
しかし、そんなわしもここ久能山だけはまだ訪れたことがなく、
徳川家康没後400年という節目の年を利用して今回登ってみることにしたのだ。
かんたん説明
久能山東照宮は徳川家康を祀っているお寺。
東照宮は全国に色々あるが一番有名な日光の次に有名な社が久能山である。
家康の遺言で遺骸はこの久能山と日光に祀られるようになった。
久能山東照宮(くのうざんとうしょうぐう)は、日本の静岡市駿河区根古屋に所在する神社である。
晩年を駿府で過ごした徳川家康が元和2年(1616年)に死去した後、遺命によってこの地に埋葬された。
江戸時代には20年に一度、明治時代以降では50年に一度、社殿を始めとした諸建造物の漆塗り替えが行われており、近年では2006年(平成18年)に社殿の塗り替えが完了した。 2010年(平成22年)12月に、本殿、石の間、拝殿が国宝に指定された。2015年(平成27年)には鎮座400年を迎えるため、様々な催し物が企画、開催されている。
有名な話だけど、ここ久能山は天界僧正によって風水でいう江戸の裏鬼門を守る社として建立されているという。
日本平山頂西側にある日本平駅から日本平ロープウェイで約5分(日本平山頂には、公設・静岡鉄道私有のものを含め、一般車・観光バス向けの無料駐車場が多数用意され、ロープウェイ運行時間内は自由に利用できる)
日本平からならロープウェイですぐに久能山に登れるらしいけど、今回は麓から山頂の社殿までしっかりと歩いて行くことにした。出迎えた鳥居が大変立派である。さすが東照宮。
鳥居をくぐって歩き出すともう既に地面が傾いている。
しかし有り難いことに階段ではないので歩くのはまだ楽だ。
左手には美味しそうなイチゴを売っているお店が見えた。
反対から見た写真。遠くに駿河湾が見える。
いやぁ~それにしてもこの急な階段w
ここから先は1159段の階段を登っていかなくてはならないという。
1159段の由来は「いちいちご苦労さん」だって。ダジャレだけどずっとこれが続くのかw
登るだけで一苦労。隣ではオカンがひーひー言いながら必死に登っている。
途中、所々現れる踊り場では遠く駿河湾が見下ろせる景色は素晴らしい。
だが登ること15分。もうとっくにオカンは遥か後ろに追い越してしまった。
先頭を歩いていたおばちゃんたちの群れも今ではすっかりあの通りw
うーんそれにしても遠い(;´Д`)
日本平からロープウェイに乗ればひとっ飛びなんだろうけど、
せっかく来たんだから歩かなくっちゃ。と思って実際に歩いてみるとそのしんどさや半端ないw
それにしても遠くに見える駿河湾がキレイだ。そして今日は良い天気w
この日は3月とは思えない暖かさで気温は4月の春なみだった。
登るのには嬉しい小春日和なんだけど、せっかく着てきたコートが暑くて邪魔でしょうがない!
いやぁ、それにしてもここは絶景だなぁ(*´∀`*)
しばらくその景色に見とれながら少し休んでまた歩き出した。
一ノ門到着
ようやく一ノ門まで辿り着く。
ここは909段で中腹くらいの上がってきたところなんだという。
手前に垣間見えるビニールハウスがイチゴ狩りをさせてくれるところだ。
それにしてもこの日はホントに良い天気過ぎて手に持ったコートがうっとおしい。
今思えば別に無理してこの日に来なくても良かったんだけど、3月は一応イチゴが旬な時期だからやっぱり登るなら今かな?と思ってきてしまったのだ。
ハァハァ……しんどっ(;´Д`)
坂は半分くらいでもまだ上があると思うと足が止まってしまう。
それでも一ノ門をくぐって境内に向かおう。
まだ右手に階段が続くのか…やだな。
うわぁ、マジか(;´Д`)
もう周りに生えていた木々は遥か下に過ぎてしまって目の前の視界は何も邪魔をしなくなってしまう。
一面海が広がっているのを横目にひたすら残りを登っていく。
海キレイなんだけど……つ、疲れた(;´Д`)
さすがに若いわしでもこの階段はツライ。
下をみるとホラ。もうこんな登ってきたんだよ。それにしてもものすごい高さだ。
この時感じてなかったけど、もう30分は歩いて来ているんですw
登るのに必死で全然気づかなかった。時の感覚が早いw
登るのに必死なオカンはまだだいぶ下に行ってしまったけど(もう見えもしないw)
ここで休んでいても仕方ないからとっとと上に行こう!
しょうがない行くぞ!
気合をいれ、また再び歩きだす。と右手にはこんなところに梅の木が咲いているのに気づいた。
はぁ、ヤッパちょっと一休み。
景色がキレイだし、ここらへんは休めるところなのでちょっとお茶でも飲んで一休みしよう。
怖すぎるほど絶景
眼下を望むともうここがだいぶ高いということがよく分かる。
下がホラ。さっきまで見えていた木々がもうだいぶ下である。
よくここまで歩いて来れたなあ(*´∀`*)
自分の足に感心しながら荷物を背負い上を目指す。
次回はいよいよ境内を案内するよ。お楽しみにヽ(=´▽`=)ノ