こんちわ、おいさんだよ。
キミは霧島を訪ねたことはあるかい?
霧島ってどこだ?
よくぞ聞いてくれました!
霧島は鹿児島にある、山々に囲まれたパワースポット。
霧島には美味しい水が古来から流れ、焼酎なんかでも有名な土地なのじゃ。
今回はそこにスポットを当てるんか?
この霧島には霧島神宮という有名な社があって、わしは何よりもここに行って見たかったのよ!
今回も旅日記・番外編
九州に渡り、宮崎を祖母と回ったおかんとドラねこは、翌日二人で鹿児島県にある霧島を訪れることにしたのでした。
それでは最後までご覧ください。
前回まではこちら
イザナギノミコトが禊した池にやってきたよ(*´ω`*)
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イザナギも禊する 江田神社の聖なる池で
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九州観光4 狭野神社
宮崎から車を走らせ、高速に乗ること1時間。
鬱蒼と木々が茂った神域、狭野神社に辿り着いた。
わしらは本日、霧島神宮目指して霧島に向かっていたのだ。それがナゼ、狭野神社にいるのだろう?
実はわしは以前から「江原啓之 神紀行4 九州・沖縄編」という本の中で、霧島神宮とともに狭野神社も素晴らしいパワースポットであるということが紹介されている。
わしは是非この狭野神社に参詣したくてオカンに無理を言ってこの地を訪れたのだ。
見よ!この木々の高さを。
こんなに高い木に囲まれた参道は、長野の戸隠以来である。
ここ狭野神社は、初代天皇と言われている神武天皇の生誕地として知られている隠れ家的なパワースポットだ。
どこまでも静かな森は鬱蒼と生い茂った木々から醸しだされる清浄な空気と相まって、自然な清々しさに満ちていた。どこかで鳥が鳴いている。
参道の途中には小さな朱塗りの橋が見えた。
奥にはこぢんまりとした山門。
うわぁ、なんとなくこの雰囲気だけで、わしはこの社が好きだなぁ(*´∀`*)
がっしりとした木の門には菊のご紋がしっかり刻まれている。
中に入ってみると、なんの飾り気もない社が鎮座している。
しかし、この境内から感じる穏やかな気はふらりと訪れたわしらはゆっとりと包んでくれるような気がする。
目の前には大きなご神木。
これがデカイ!わしのカメラでは遠くに引かないと写りきらないw
せっかくなので著者近影。おかんにカメラを渡して撮ってもらった。
その後、本殿を参拝。
しかしこの神社は素晴らしい。
どこまでも浄化のパワーが満ちている
少しでもスピリチュアルな感覚を持っている人は、この場所から離れたくない、いつまでもここに居たいと感じることがあるかもしれない。
そんな心身が洗われるような静けさにゆったりと包まれながら、何度も大きく深呼吸をする。
狭野神社(さのじんじゃ)は、宮崎県西諸県郡高原町にある神社である。旧社格は県社で、後に官幣大社宮崎神宮の別宮となった。現在は再び独立の神社となり、神社本庁の別表神社になっている。霧島六所権現の一社である。
神日本磐余彦天皇(神武天皇)を主祭神とし、吾平津姫命・天津彦火瓊瓊杵尊・木花開耶姫命・彦火々出見尊・豊玉姫尊・鸕鶿草葺不合尊・玉依姫命を配祀する。社名は神武天皇の幼名「狭野尊」に因むものである。
本殿の中には皇室の本がさり気なく置かれていた。なんとも尊皇心の篤い社だ。
まったく華美なところはないけど、日本人として大切にしたい大事なものがここには確かにあった。
なんだかんだ言ってわしとおかんはここに30分くらい居てしまった。
おかん「気持ちいいね(*´∀`*)」
わし「うん、また来たいね(=´▽`=)ノ」
お互いそう言い合いながら、後ろ髪惹かれる思いで来た道を戻る。
帰り道の参道にはどこから現れたのかニャンコ、わし等を引き止めるべく道の真ん中に座っていた。
すごく人懐っこいネコで、何度もわし等の近くを行ったり来たりして体を擦り付けてきた。
こういうところにいるネコって可愛いよね。ネコもこんな神社で暮らせて幸せだろうな(*´∀`*)
きっと幸運を運んでくれるネコなんだろう。
そう思いつつ、神社をあとにするわしらだった。
霧島東神社
次に訪れたのは霧島東神社。
ここ霧島東神社は、霧島六社権現の中核をなす、峻厳な空気をまとった修験道の霊場だという。
ここも江原啓之氏おすすめのパワースポットとして、神紀行4 九州・沖縄編に紹介されている。
うわぁ、どんな社なのかなぁ?
手水舎にはかわいらしい竹で出来た龍の水口が。こんなの初めて見たwww(*´∀`*)
結構な坂道をしばらく登って行くと、塗りが剥げて入るが立派な楼門が見えてきた。
夫婦杉。しかしあんまり多くの参拝客にはすれ違わなかった。
なんでこんな良い所なのに誰も来ないんだろう?
うわぁ、カッコイイ!ヽ(=´▽`=)ノ
こんな素敵な楼門なのにw
奥には本殿へと続く道が続いている。
この門の印とかも見たこと無い模様だぞ。菊の御紋とかではないんだ(;´∀`)
境内を登って行くと結界が張られた神域があった。ここでなにか神事が執り行われているんだな。
けっこう、急な階段を登り終えて、本殿にやっと到着。目の前ではプルカツが何やらお願いごとをしている。
イチャつくんじゃねぇ!プルカツが!!(# ゚Д゚)
…おっと、思わず汚い言霊を吐いてしまった(*´ω`*)
イカンイカン。
霧島六社権現(きりしまろくしゃごんげん)は、宮崎県と鹿児島県の県境にある霧島山の周辺にある以下の6つの神社の総称である。霧島六所権現(きりしまろくしょごんげん)ともいう。
- 霧島神宮(西御在所霧島六社権現。別当・華林寺) - 鹿児島県霧島市鎮座。旧官幣大社。
- 東霧島神社(東霧島権現。別当・勅詔院) - 宮崎県都城市鎮座。旧県社。
- 狭野神社(狭野大権現。別当・神徳院) - 宮崎県西諸県郡高原町鎮座。旧県社。
- 夷守神社(夷守六所権現。別当・宝光院) -- 明治時代に霧島岑神社に合祀
霧島六社権現は、村上天皇の時代に、霧島山などで修験道の修業を行った性空によって整備されたものである。現在は、日本神話に記される日向三代の神々が祀られているが、元々は霧島山そのもの信仰対象とする山岳信仰であり、霧島山を道場とする修験者の拠点であった。
なお上記の他に宮崎県えびの市の白鳥神社を数える説もあり、『三国名勝図会』には都城(現宮崎県都城市)の日華舞六所権現と日安原霧島大権現も霧島六社権現であると記されているので、その時々に有力であった霧島山山麓の神社6社を選んで総称したものとも思われる。
ココロの中で毒を吐いてやっと目障りなプルカツもいなくなったことだし、わしらもお参りしよう。
わしとおかんは並んでお賽銭を投げ、わしは人類の世界平和のためにお祈りを捧げた。
巨万の富!巨万の富!
わしが大金持ちになりますように!(# ゚Д゚)
ぶつぶつ……
ふぅ、終わった(;´∀`)
これで世界は愛と平和に包まれることだろう。ピース!
うひゃあ、またこの階段を降りて行くのか!しんどいなぁ!でもしょうがない。
今日はこの先結構歩くぞぉ!
なんか完璧に塗られていない感じがなんともいい味を出しているが、これはだれも修復したりしないんだろうか?もったいないなぁ。
わしにお金があったらご社殿の修復に寄進したいところだが、今のわしは無一文の無職。
これから出世したらいずれは……なんてなことをちょっと思ったりするおいさんなのだった。
そんなことを思いつつ、夫婦杉の周りをぐるぐる周ったわしだった。
最後に山の脇から湧き出るご神水を水筒に汲んで、この地を後にした。
いやぁ、霧島の水はうまくて有名だから期待してたけど、その名の通りうまかった!(=´▽`=)ノ
謎の滝・参上!
さて、次はいよいよ今日のメイン、霧島神宮を目指して車を走らせる。
すると、曲がりくねった山道の真ん中で大きな滝が目に入った。なんだろう?あの滝は?
車から降りて近づいてみると、ものすごい水しぶきとともに滝が轟々と流れている。
ここは一体なんていう滝なんだ?
しかし、あたりを見渡してみてもこの滝の名前らしき看板は見つからず、結局わからず終い。
滝の水は温泉が混じっているらしく、少し飲んでみると変な味がした。
これは飲まない方がいいだろう。(;´∀`)
真打ち・霧島神宮
さて、次にようやくやってきたのは待ちわびた霧島神宮。
この日、霧島神宮を訪れる日は大勢いて、日曜ということもあって人混みであふれていた。
少し遠い駐車場に車を止めて、いざ、本殿を目指す!
こちらが本殿。
本殿の前ではすごい人だかりで大勢が列を為している。
この日は何の特別な行事もない日曜日。
それなのにこれだけの参拝客が訪れるなんて霧島神宮は本当に大勢の人に信仰されているんだなぁ。
この中の少しでも霧島六社権現の狭野神社や、霧島東神社に行ってあげろよw
社の奥はこんなかんじで後ろには鬱蒼と茂った木々が控えている。
これが霧島神宮のパワーの源なんだろう。
境内のご神木は、見るからに巨大な感じでわしら参拝客を見守っている
しかし、デカイなぁw(;´∀`)
せっかくなので今度はおかんを撮ってみた。
周りには大勢の人でごった返しているので一瞬のスキを狙ってのシャッターチャンス!
霧島神宮(きりしまじんぐう)は鹿児島県霧島市霧島田口にある神社。旧社格は官幣大社。坂本龍馬が新婚旅行で霧島連峰を訪れたことで有名。
欽明天皇の時代(6世紀)、慶胤(けいいん)なる僧侶に命じて高千穂峰と火常峰の間に社殿が造られたのが始まりとされる。実際の所は高千穂峰に対する山岳信仰から始まった神社であろう。
しかし、火山の麓にあるという立地のためたびたび炎上する。天暦年間には性空により瀬多尾越(現在の高千穂河原・古宮址)に遷されるが、ここもたびたび噴火の巻き添えで炎上する。文明16年(1484年)、島津忠昌の命により兼慶が再建したのが、現在の霧島神宮である。但し、建物はその後も幾度も炎上し、現在の社殿は正徳5年(1715年)、島津吉貴の奉納により再建した物である。
歴代島津氏の尊崇篤く、島津義久は、天正6年(1578年)耳川の戦いに臨む途中に参拝して鬮を引き、また九州北上にあたっても天正14年(1585年)6月に日向国惣先達職の面高善哉坊と重臣山田有信を、再び9月に吉田清存を、それぞれ遣わして鬮を引き侵攻方面を決めるなど、重要事の決定に際したびたび神慮を仰いでいる。
また、坂本龍馬が日本最初といわれる新婚旅行で霧島連峰を訪れたことで知られている。その頃すでに山頂には天津日高彦火瓊瓊杵尊が突き刺したという天の逆鉾があった。
明治期の神仏分離令が発令されるまでは西御在所霧島権現と称し、本地堂は十一面観音。別当寺に華林寺を有する。霧島山を中心とした修験僧による霧島六所権現信仰の中心的役割を果たしていた。
これ、どんだけ続いているんだ?お参りするだけで一苦労だよ(;´∀`)
しかし「神紀行4 九州・沖縄編」に載っていたけど、この霧島神宮は仕事運を高めてくれるパワースポットだということなので、わしはここでしっかりと今後の仕事運が高まるようにお祈りしよう!
そして30分後。
やれやれ……ようやくわしらの順番が回ってきた。
この私利私欲しか願わない大勢の人たちに変わってわしは地球規模の大きな願いを霧島の神様に捧げるとしよう。
仕事が欲しい!仕事が欲しい!
目の玉飛び出るくらい大きなウチに住めるような仕事が欲しい!(# ゚Д゚)
ぶつぶつ…‥
ふぅ、終わった(;´∀`)
これで世界は明日から愛と平和に包まれることだろう。ピース!
塩浸温泉
最後に、
おかん「せっかく霧島まで来たのだから、桜島を見に行こう」
というので桜島方面へ向かって霧島連山を下っていった。
その途中、何やら妙な温泉に出会った。
道路から見える横断幕には坂本龍馬の湯という文字が見える。
気になるなぁ、行ってみよう(=´▽`=)ノ
塩浸温泉(しおびたしおんせん、しおひたしおんせん)は、鹿児島県霧島市牧園町宿窪田3606番地(旧国大隅国)に位置する温泉である。鶴の湯とも呼ばれる。新川渓谷温泉郷に属する温泉群のひとつであり、周辺は天降川(新川)水系石坂川の渓谷となっている。国道223号沿いにあり、付近に塩浸発電所がある。2010年(平成22年)の改装オープンに伴い、塩浸温泉龍馬公園(しおひたしおんせんりょうまこうえん)となっている。
1806年(文化3年)頃に発見され、温泉で鶴が傷を癒していたことから鶴の湯と呼ばれるようになった。古くから切り傷や胃腸病に効能があるとされていた。安政年間、国分に住む丸山栄右衛門が浴場を設けたが数年で廃止されている。1866年5月1日(慶応2年3月17日)に坂本龍馬・お龍夫妻が訪れた。この時に夫妻が入浴したとされる湯船が脇の川沿いに残されている。
入浴施設は石坂川の東側の狭いスペースに建てられており、2つの異なる源泉から引かれた温泉がある。老朽化していた管理棟は取り壊されて、入浴施設として使われていた2棟のうちの1棟は龍馬資料館「この世の外」に改造されている。男湯は「龍馬の湯」、女湯は「お龍の湯」の名前で、床面積155.97平方 メートルである。資料館は面積77.28平方メートルで、2011年(平成23年)3月31日までは大河ドラマ『龍馬伝』の記念展示を行っている。
また無料の足湯「龍馬とお龍の縁結びの足湯」が設置されている。入浴施設の北側に「坂本龍馬・お龍新婚湯治の碑」が立てられている。龍馬とお龍の像は、彫刻家楠元香代子の手による。
どうやらこの温泉は、坂本龍馬とお龍が新婚旅行で立ち寄ったとされる温泉であるらしい。
本当かなぁ?(;´∀`)
そういって観光客を呼び込もうとしている温泉は結構あるぞぉ?
向かい岸にかかった橋をわたると、その上から何やら浴槽のような物が見える。
まさかあれが風呂ってんじゃないよね?
橋の向こうには川の近くまで降り立てる場所もあって、近くで川のせせらぎを楽しめる。
しかし、川の水に手をかざしてみても、この川は普通の水っぽい。
おまけにさっき見た浴槽みたいなものはなんだかよくわからない。
橋を取るため温泉と反対側に回りこむ。良い景色じゃw
ふと振り返ると、後ろには坂本龍馬とお龍の像が置いてあった。
おお!やはりここは本当に坂本龍馬が訪れた温泉だったのか!
後で調べて見ると、
ここ塩浸温泉には坂本龍馬が傷を癒やすために訪れた温泉であるらしい。
そうか、それならさっそく温泉部・部長のわしが入らねばならぬ。
おかんは「疲れて眠くなるからパス」と言って入らず仕舞い。
なんだよ、ここまで来たんだからせっかくだし入っていけよ。
温泉の施設に入り、番台でお金を払った。
誰もいない脱居場でおもむろに服を脱いでそのまま浴場に。
中は湯煙がもうもうと立ち込めていてはっきりと様子を見て取ることができず、所々蛇口や床なんかが温泉の成分で汚くなっているのは見える。
お湯は少しぬるめの灰色をした温泉。
長いこと入っていられる感じで良いのだが、おかんを外に待たせていると思うとゆっくり入ってもいられない。しかも中にはわし以外他に客は一人もいない。
なんか薄暗いし、寂しいので15分くらい入って早々に出てしまう。
桜島をチラ見して
最後に、お腹が空いたのでお昼を食べて桜島に向かう。
しかし桜島はやはり遠いので、今回は時間も遅かったため、桜島が遠くに見える所で車を引き返すことにした。途中、霧島で作られている有名な黒酢をおみやげに買い、わしらは鹿児島をあとにした。
もう少し、鹿児島には居たかったなぁ……(;´Д`)
今度はお金を貯めてまた是非訪れてみよう!
次は黒豚のしゃぶしゃぶを絶対に食うぞ!(=´▽`=)ノ