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厳島の奇跡について語るときに吾輩の語ること・中編

2018年1月5日

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厳島の奇跡について語るときに吾輩の語ること・中編

2018年1月5日

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ドラねこ
ドラねこ

ちわ!おいさんです。

キミは宮島に行ったことはあるかい?

まだ俺はねぇな。

まいける
まいける
ポコたん
ポコたん

ポー・・・

宮島ってどこにあるの?

リク
リク
ドラねこ
ドラねこ

宮島は広島の瀬戸内海沿いにある厳島神社が鎮座している島なのじゃ。

わしもこのときまでは宮島を訪れたことはなかったんだけど、

第二回目の今回はそんな宮島の中でも不思議な雰囲気を持つ弥山をご紹介するのじゃ!

今回は更に深く行ったんだな。

まいける
まいける
リク
リク

なんだか楽しそう!

 

「一人旅・後半戦」14日目

初めて宮島に上陸したドラねこは、そのもの珍しさに驚きつつ厳島神社を参拝し、その後ロープウェイで弥山に登ることにしたのでした。

広島・厳島神社の裏手にそびえる弥山(みせん)に登った時のお話です。

 

前回まではこちら

広島観光4 弥山は最高の眺めです!

厳島神社を見終わったあと、わしはロープウェイのある方向へ歩いていった。

次の目的地は厳島神社の背後にそびえる山・弥山だ。

 

大願寺

しばらく歩くとなんだか昔懐かしい感じの良い場所に出た。

ここらへんは大願寺というお寺の敷地で、今でも境内は穏やかな気が満ちている。

大願寺(だいがんじ)は、広島県廿日市市宮島町にある高野山真言宗の寺院。山号は亀居山。院号は放光院。本尊は薬師如来

本堂には神仏分離令によって厳島神社から遷された弁才天像(秘仏で開帳は毎年6月17日)など、多くの仏像を安置する。

この寺の創建年代等については不詳であるが、寺伝によれば平安時代初期に空海によって開かれたとも伝えられるが、一説によれば鎌倉時代初期の建仁年間(1201年 - 1204年了海によって開かれたとも伝えられる。古くから大聖院とともに厳島神社との関係が深かった。

大願寺 (廿日市市) - Wikipedia

ここには弁財天が祀られているということで、一応お参りしておこう。お金持ちになるかなぁ?(=´▽`=)ノ

さて、ちょっとした寄り道の後、再び弥山に登るべくロープウェイを目指す。

道なりには古い建物の旅館などが多く立ち並んでいて、見ているだけで飽きない。

いつかこんなところに泊まってみたいなぁ…高いんだろうけど……(;´∀`)

おみやげ屋さんを横切ると、いろんな仏像などを彫っているであろう仏具屋さん(?)が見えてきた。

なんだ、この必要以上にデカイ寿老人と福禄寿はw

これ、誰が買うんだ?(;´∀`)

橋が見えてきた。

その上を渡ると見事な日本庭園風の川だ。これは天然のものか?

反対側。それとも人の手で作ってあるのかな?なんかそんな気がする。綺麗だけど(*´∀`*)

 

宮島ロープウェイ

紅葉谷駅というロープウェイ乗り場につくとわしは宮島フリーパスを見せて、タダで弥山を目指した。

後ろを見てみると、ロープウェイが結構な高さまで上がっているのがわかる。

 

ひぇ~~すごい眺めだ。弥山って案外高いんですねw

それにしても相乗りしてきた親子連れがうるさい。

この上から落っことしてやりたいくらいだ。もう少し静かに乗れよ!

 

標高535mの弥山に登る

頂上に着いた!と思ったらここは頂上じゃないのねw

獅子岩駅は弥山の頂上ではなく、ここから獅子岩展望台へは歩いてすぐ。

だけど頂上を目指すのなら、ここから更に30分ほど歩かなきゃならないらしい。

 

ええっ!!Σ(゚д゚lll)ガーン!

 

ここから歩くの?!

ひぇ~~、来るんじゃなかった( ;∀;)

少しげんなりしつつもこの弥山の風景を見てみる。

それにしてもすごい眺めだ。

獅子岩駅からでも宮島の下界を結構望むことができる。

 

獅子岩展望台

そして獅子岩展望台に着くと、多くの観光客がその絶景を楽しんでいた。

 

うわぁ!すごい!(゜o゜;

 

ここは確かに絶景だ!

獅子岩というだけあってこの岩の形も様々で絵になるのだが、なにより一面に広がる大パノラマの景色が素晴らしい!

…わしの写真ではお伝え出来ていないかもしれないけれど(;´∀`)

眼前には宮島の美しい島々が点在している。しかも今日は天気も良くて、あまりガスっていないので遠くまで見渡せる。

ふぇ~すごいなぁ!

ずっとここに居たいなぁ(=´▽`=)

 

どうです?素晴らしい眺めでしょう?

これまでこんな素晴らしい眺めにお目にかかったことはない!

 

もうこれだけでいいんじゃね?多くの観光客がそう思うのだろう。

確かにこの風景を眺められただけでもお腹いっぱいの展望台ではある。

この眺めにロープウェイ代を払って15〜30分くらい見て帰っても悪くない。

 

周りを見渡してみると結構そういう人たちが多くいるらしい。

この岩場に集まる人達は、しばらくこの展望台で10分くらいぼーっとして、すぐに駅に引き返して下界に帰って行く。

なんか、もったいない気がするなぁ(;´∀`)

もっと上に行けば素晴らしい景色があるかもしれないのに。

 

獅子岩駅の待合室にはクーラーの効いた室内でロープウェイの到着を待ちながらジュースを飲んで世間話に花を咲かせているお客さんが大勢詰めかけていた。きっとこの人達は上に登るのがしんどいんだろうなぁ(;´∀`)

それ以外の人は、この獅子岩にたどり着くとすぐ頂上を目指して行ってしまう。大体この二手に分かれているようだ。

う~ん、わしはどうしよう?

このまま頂上まで登る体力はあるけど、往復30分以上は時間的にツライかなぁ?(;´∀`)

でもなぁ、せっかく来たんだし、それに今度いつこの宮島に来れるかわからないから、今回頑張って登ってみよう!

 

意外とわしの健脚なら30分もかからないかもしれないでしょ?

というわけでひたすら弥山の頂上目指して歩いて行くことにw

 

しかし、これが予想以上にしんどい!

登山なら以前、分杭峠柳生で経験済みだ。

しかしあの時のように距離は長くはないが、その分アップダウンが激しく、バックパックを背負って登る身にとって結構キツイ。

 

足に背中の荷物の重さがダイレクトにかかり、ひざが笑うw

おまけに今日は暖かい。

初夏の日差しの中で、吹き出す汗を拭いつつ、必死で頂上目指して登るわし。

がんばれ!この先には素晴らしい眺めが待っているんだぞ!

 

三鬼堂

しばらく歩いていると小さなお堂に出くわした。

 

ここで五分休憩。

 

ひぃ、疲れた。せっかくだから、お参りしておこう。

このお堂は不動明王・大日如来・虚空菩薩の化身、魔羅鬼神・追帳鬼神・時眉鬼神三鬼神を祀る「みやじまのさんきさん」なんだってさ。

 

くぐり岩

さて、ここらへんから大きな岩がごろごろと現れてくる。

すげぇな。こんなものが自然にできちゃうとは……

この巨大な自然岩によってつくられたアーチが、至る所に張り巡らされており、この下を通るだけで結構圧巻である。

 

プロパワースポットハンターたちに言わせると、

こうした大きな岩がゴロゴロしているところはパワースポットの中でもパワーが強いらしく、強力なパワースポットであるらしい。

 

すごい!さすが宮島。

古来から中国地方の豪族などに崇拝されていただけある!

この岩を登るだけでパワーがもらえるんだな!ヽ(=´▽`=)ノ

 

よ~し、頂上はあとすこし!頑張るぞ!

 

珍岩・奇岩パラダイス。弥山

こんな風に、ほんと頂上に近づくと、さっきまで鬱蒼と生い茂っていた森の姿は少なくなり、大きな岩だけの山肌が露出しだしてくる。

 

ここはまるで岩の城みたいだ

 

こうした岩の姿に、昔から日本人は畏敬の念を感じていたんだなぁ。

頂上一歩手前の岩場。

舌は瀬戸内海の大海原が見渡せるぞ!やまびこをしたら聞こえてきそうw

ここらへんから足場も岩場に。よ~し、もっとだ。もっと上に行ってみよう!

はぁ…ご覧のとおり、わしが今歩いてきた道が大きな岩そのものなのだ。すごい大岩である。

しかし、こんなもん一体どうやってできるんだ?

本当に自然というものは不思議である。

誰かが整理してこんな風になっているんじゃない。

自然の力でこうしたものになってしまうところが、弥山が最強のパワースポットである所以なんだろう。

 

シカ

おまけにこの岩場の上に鹿がいた。

 

こんなところまで鹿がおんのかい!Σ(゚д゚lll)ガーン!

 

まさか下から登って来たわけじゃないよな?(;´∀`)

放し飼いにしているの?それとも住んでるの?

こんな頂上まで鹿を離しているとは、恐るべし、宮島。

 

このシカは昔からここにいたのかな?だとすればここは本当にすごいところであるw

これは神聖なパワースポットだわ。(;´∀`)

 

弥山山頂

山頂に到着!

ここからの眺めはまさに絶景。

さっきの獅子岩からでもすごかったけど、ここは別格である。

 

近くに櫓のような展望台もあり、登っていくと二階には売店になっていて、中では割高なポカリなどを売っていた(200ml缶が250円だって、たっか!Σ(゚д゚lll)

三階には展望台が設けられていて、登る細い階段の先に遮るもののない一面に、宮島の全てが開けていた。

ここが本当の展望台なのだ。

おお、高い!そしてホントに全て一望できるぞ!

 

下の島々が小さい!

獅子岩ほど迫力はないけど、その分遠くまで見通せる。

今日は天気が良くて本当によかった。(=´▽`=)ノ

さて、興奮も冷め下に降りてくる。もう少しこの辺をぶらぶらしよう。

瀬戸内海に面した方は絶景が広がっていて、シャッターチャンの連続である。いい写真がいっぱい撮れた!

素晴らしい景色だ。そして空気も気持ち良いw

6月の、まだ梅雨前のこの一週間は、最高の厳島日和だった。

一際さわやかな風が、汗で濡れた体を通り抜けていく。

本当に、ここに来てよかった。

来る時はしんどかったけど、なんとか自力で辿り着くことができて、なんだか自分が少し成長したような気がした。

しばらく休んだ後、後ろ髪惹かれる思いで頂上から降りてくる。

まだ居たいけど電車があるから、もうそろそろ行かなくては。

来た道とは違った方向に歩いて行く。

すると途中、こんな岩のくぼみに、おもしろい石を置いてあるのを見かけた。なんだろこれ?www(*´∀`*)

これは何かのまじないかしら?

他にも大きな岩の下に凹みができている。

雨水が落ちて自然と出来たらしい。

こうした所に弥山の自然の偉大さを感じる。

 

本当にこの弥山は、奇岩だらけの山事態でっかいパワースポットだ!ここは本当に素晴らしい一時だった。

 

 

弥山に来れて、本当によかった。また、絶対に来よう。

 


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  • この記事を書いた人

ドラねこ(おいさん)

知識ゼロからグラフィックデザインを勉強し、15年間で200件以上の名刺やロゴデザインで生計を立てた実績がある。 在宅で生計を立てる方法や暮らしに潤いを与えるガジェットなどを発信中。 人呼んで乱視の猛虎! もし記事を気に入っていただけたらサイトをPlease Like & Subscribe!

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