ちわわ、ちわ~!おいさんだよ!
キミは平泉は好きかい?
今回もまだ平泉か。
今回は平泉最後の毛越寺を散策して、そのまま一路福島へと向かうぞ。
え?今日はこのあと福島まで行くのか?
めっちゃ遠いぞ。
走行時間はざっと8時間というところじゃな。
だからあんまりのんびりとはしていられないんじゃが、仕方ないからサクサク行くのじゃ。
まぁスケジュールがタイトなのはいつものことだけどな。
それでは今回は平泉・毛越寺を紹介していこう!
吉方旅行のルール
- その時期の自分にとっての吉方位に出かける。
- 前日どこに滞在していても、必ず「自宅」から吉方位を割り出す。
- 滞在期間は3泊4日以上(滞在期間が長いほど、効果アップ!)
- 移動距離は100km以上(移動距離も遠いほど、効果アップ!)
- 1泊目は必ず「22時30分」まで泊まるホテルや旅館の部屋に入る。
- 旅行中は毎日「お風呂」か「温泉」に入る
前回まではこちら
中尊寺を訪れたよ!という話(*´ω`*)
-
【ドラキャン51】まさかの事態で困惑?!平泉の聖地・中尊寺の魅力!
続きを見る
毛越寺へ
さて、中尊寺から車で4分ほどで毛越寺にたどり着いた。
せっかくなので記念にパシャリw
入り口付近には先程中尊寺金色堂であった小学生たちであろうか?
大勢の修学旅行生が引率の先生に連れられ、辺りを賑わしていた。キミもこんな時期があっただろうか?
住所 | 〒029-4102 岩手県西磐井郡平泉町平泉大沢58 |
入場料 | 大人700円 |
受付時間 | 拝観時間/午前8時30分〜午後5時 |
営業期間 | 年中無休 |
問い合わせ | 0191462331 |
ホームページ | http://www.motsuji.or.jp/ |
ここが毛越寺じゃ。
ここか。
門を通り過ぎるとすぐに大きな池が目に飛び込んでくる。
記念にパシャリw
左右を見渡すと大きな池の他には何もない。
このとおりなーんにもない。
毛越寺っていうからにはそれはそれは大きなお寺を想像していたけど、
ここにはなーんにもない。
ただの広大な公園のような気がするのだが、せっかくなので一回りしていこう。
金も払ったし、少し歩くか
築山
スグ歩くとこのような看板が目に入った。
これが築山だそうじゃ。
この曲がりくねった松がか?
ふーーーん。
あちらの順路を進んでいくと、
ここは一体なんだ?
ここはアヤメ園じゃな。
5月にはここがきっとアヤメで埋め尽くされてそれはそれはキレイなんだろう。
しかしご覧のように今は10月なので何も花らしいものは咲いていない。
仕方ないので記念にパシャリw
少し残念な気持ちがしながらも先へ進む。
そんなアヤメ園を少し抜けるとこのような場所に行き当たる。
鐘があるのう。
奥へ進むとやっとお寺が出てきた。
ここが毛越寺なのか?
いや、その中の開山堂という施設じゃ。
円仁という坊さんを祀っているそうじゃ。
ここも昔は毛越寺の一角だったのだろう。
今ではこのような寂れたお寺が一つ。なんとも寂しいw
もう少し先へ進んでみよう。
順路はまた池に近づいていく。
ここらへんは景色がよい。
座る場所があるのう。
歩いていると大変だから置いてあるんだろう。
なんともデカい池である。
隣のアヤメ園からまた池の周囲をぐるっと進む散歩コースのようだ。
ここも広いなあ〜
寺ってかんじはしないよな。
記念にパシャリw
あっちにもまだ道は続いている。
ここは・・・・・・?
嘉祥寺という三代秀衡公が完成させた寺だったようじゃな。
今見るとまるでなぁ〜〜〜んにもない。
こうして見ると正に兵どもの夢の跡というかんじを覚えざるを得ない。
デカい石が地面に埋まっているのう。
これは礎石かのう?
嘉祥寺跡
少し歩いて周りを見渡してみるとキレイに刈り込まれた芝生が少し区切られながら続いている。
ここは元々なんだったんじゃろうなあ?
これ周りに寺がいっぱいあったんかな?
まだまだ内部は広いのじゃ!
講堂跡
ここは仏法を聞く講堂跡。
ここは辺りで一番広い空間かもしれない。
こういう空いた空間を見ると、ここでキャンプしてぇ〜〜〜、と思ってしまうw
ここらへんにも寺があったんじゃのう。
なんでなくなっちゃったの?
火事で燃えてしまったようじゃ。
ここも空間が広大である。
所々に石畳みたいなのが残っているんだな。
あれが礎石になってその上に建物を建てたんじゃな。
常行堂跡
ここも看板には野火のため消失と書かれている。
ここなんかいい感じに公園になりそうなのじゃがのう。
普通にジャングルジムがあってもおかしくないぜw
見事なまでに広大な風景。
どこまでも続く平らな地に芝生はまるで整備された稲田のように見える。
パノラマで見るとここが如何にデカいかがよくわかるだろう。
まだ朝も早いからだろうか?
周りに歩いている人は全然いない。
さっきの小学生たちはどこにいったんだ?
こんななんにもねえとこに飽きてどっか行っちまったんじゃねえの?
遠くに見える広場がなんにもない。
でも歩いているとよくわかるのだが、
このなんにもないのが心地よいんだよなあ〜
ここらへんまで歩いていて少し違和感に気がついた。
そう周りに電柱は電線などの類が一本もないのである。
よく見ると周囲に電線の類がほとんどないんじゃよねえ。
ホントだ。
日本の空ってこんなに広かったんだねw
遠くに一本だけ目立った大きな杉の木が見えた。
あの木はここらへんが栄えていた時代を見てきたんだろうなあ。
南大門跡
南大門跡までやってきた。
ここも火事で失っている場所なんじゃな。
やっぱ全部火事でなくなってんじゃねえか。
このまま順路を進んでいくと、
今度はこんな看板が目に入った。
おお!
見ろこの風景を!
ほ〜〜〜!
この毛越寺のベストショットはこちらである。
遠くの紅葉が少し色づいていて中々情緒がある風景である。
遠くになんか屋敷が見えるのう。
ほんとだ。
庭園の中に唯一あるこの建物はどうも目の前の小川で宴を楽しむために作られたものらしい。
貴族たちが目の前の小川で盃を流して遊んでいたみたいじゃな。
そんな遊びが流行ってたのか。
ここで曲水の宴というものが開かれていたようじゃな。
なんとも優雅だぜ。
せっかくなので記念にパシャリw
こんな清流の流れる小川が家にあるなんてええのう。
そしてこの小川は目の前の池に流れこんでいる。
この流れがあそこにつながっているのじゃ。
これが源流か。
流れは緩やかに池へ続いていく。
こうした庭の造りは正に当時の平安貴族の趣味そのものなのだろう。
余計な植栽もなく、大きな礎石もない。
いいなあ、こういう小川うちにも欲しいわあw
雅な庭園じゃ。
東門跡
そしていよいよ毛越寺の端である東門までやってきた。
ここらへんはさっきまでの芝生の道と違い、石畳の道が制御されている。
こうして見るとやはり毛越寺は広大じゃのう。
マジでめっちゃ広いんだな。
ここらへんは池までの距離が近い。
観自在王院跡と書かれているが、
拝殿も存在しない寺なんだよな。
この池が御神体なんじゃね?
ほら、まえ宮崎に行った時、そんな神社があっただろ?
江田神社じゃな。
懐かしいのう。
ここらへんからまマジで公園っぽい。
少し金沢の兼六園を感じさせるな。
洲浜
東門から池の東側に歩いてきた。
ここらへんから見ると今まで歩いてきた道のりがもうかなり遠い。
あそこになにか突き出ている部分があるよ!
ホントじゃ。
境内の広葉樹が少しずつ色づいていて、これが本格的に秋になるときっとキレイなんだろう。
あの少し突き出している場所が洲浜じゃ。
あの謎にこんもり突き出している部分がか。
横から見た風景。なんでここだけ突き出ているんだろう?!
よ〜し、もうそろそろ毛越寺も一周して終わることになるぞ。
何もないからつまんないかと思ったけど、意外と時間かかっているんだな。
出島石組と池中立石
さて、あまた歩いていると、
遠くになにやら礎石が見える。
記念にパシャリw
そしてここが出島石組。
この突き出た突端から左右を見てみると、
この毛越寺がかなり広大であることを再確認することができる。
記念にパシャリw
こんなふうに池に石が突き出ているだけで、なんとなく禅的な風景になるから不思議である。
さっきまでいた場所があそこ。
ここからは右手に高い杉の木が続いている。
ここからはもう入口に続いていくだけじゃな。
もう終わりか。
意外と長かったぜ
ようやく毛越寺を見終わったので、車に乗って今日の宿泊地である福島県を目指そう。
ここから跡は8時間ほど下道を走ることになる。おちおちのんびりとはしていられない。
Map
道の駅・ふくしま
車を走らせて岩手から仙台にたどり着き、宮城県を抜け、ようやく福島に入り、5時間ほど走ったところで道の駅・ふくしまに寄ることができた。
ふぃー・・・・
ここまで来るのに大変だったわい。
ずっと下道を通っておまけに雨も降り出して本当に大変だったのじゃ。
ずっと一人で運転しっぱなしだもんな。
そりゃ大変だろ。
せっかく道の駅に寄ったんだから、トイレ休憩がてら何か買っていくのじゃ。
ここ、道の駅・ふくしまは外からひと目見てわかるくらい最近できた道の駅で、トイレも非常にキレイである。
そして中の売り物も充実していて、福島で売られているものは何でもお目にかかることができるほど、
魅力的な特産品が満載の道の駅である。
売っているものが全部美味そうだぜ。
今日のキャンプ場で食うおかずなんかもここで買っていくことにするか。
それにしても惣菜といい、弁当といい、野菜・果物・地元の素材を使ったお菓子などいろんなものが売られているのう。
美味しそうなお菓子があるよ〜
ポコたん。
ポポポ。
モモがおいしそうでしゅ。
というわけで、買い物を終えた。
自分へのお土産は現時点ではこの美味しそうな水だけ。
他にも買ってきてはいるのだが、それはまた後で食うことにしよう。
Map
磐梯吾妻スカイライン
道の駅・ふくしまから車を15分ほど走らせると、とんでもない風景に出くわすことになった。
とんでもない傾斜の坂道が続き、そしてそれがとんでもないワインディングを繰り返す峻険な山道を。
おいおいおい・・・・・・
ほんとにこんなとこ行くのかよ。
ナビのとおりだと、ここで間違いないのじゃ。
キミは見たことがあるだろうか?
ここは磐梯吾妻スカイラインである。
磐梯吾妻スカイラインはサイクリストに人気なツーリングの聖地らしいのじゃ。
そりゃあ、こんな急な斜面が続く山道なら人気だろうよ。
磐梯吾妻スカイラインを登り続けて中間地点みたいなところに、このような平地に開けた駐車場が現れる。
本来ならここは駐車料金を取るみたいなのじゃが、この日はシーズンオフだったみたいじゃから、タダで停まれたのじゃ。
駐車場から少し歩いたところに磐梯吾妻スカイラインの景色が楽しめる場所があった。
ここから福島県を見下ろすことができるんじゃのう。
めちゃくちゃ高いとこじゃねえか!
雲が足元に広がっているんだぜ?
そうこの日は天気が悪かったこともあって見渡す限りに福島の風景が眼下に広がっているのではなく、
とんでもな厚さの雲が目の前に広がっているなんとも幻想的な風景であった。
これはすごいのう。
めっちゃ広いなあ〜!
記念にパシャリw
ここらへんは温泉が出るのだろう。辺りは少し硫黄臭がしていかにもここが活火山であることがよくわかる。
遠くの山の背には何やら人影が歩いているのがチラホラ見える。
Map
ビースタイル キャンプサイト
磐梯吾妻スカイラインから2時間ほど走ってようやくこの日の宿にたどり着いた。
ここが本日のお宿じゃ。
なんとも寂れてんなあ。
ホントに大丈夫だよ。
さて、もう時間も遅くなってしまったのでとっととチェックインをしていこう。
こちらが管理棟。奥に見えるのが大浴場。
住所 | 〒966-0501 福島県耶麻郡北塩原村檜原剣ケ峯1093−11 |
入場料 | ソロサイト2420円〜 |
受付時間 | 14:00~16:00 |
営業期間 | 4月下旬~11月上旬まで |
問い合わせ | 0241323307 |
ホームページ | https://bcampsite.com/ |
果たして管理人はいるのだろうか?
なんか薪が売っているなあ。
ここ・・・・・・
管理人いるのか?
しばらくすいませーんと呼びまわって待っていると、奥から「はーい」という声が聞こえ、ようやくチェックインを終えて本日のキャンプ場に泊まることができるようになった。
さて、自分のテントを設営し終えたので、少し周りを見てみよう。
ここらへんはオートサイトらしく、テントを張れるウッドデッキと芝生の半々のサイトになっている。
目の前の一番開けた桧原湖に面したサイトはこのキャンプ場で一番高い人気サイトになっていて、
眼前の湖には太陽も沈みつつ、とても幻想的な雰囲気になっている。
見ろ、湖面から水蒸気が立ち上り始めているぞ。
ホントでしゅ。
キレイ。
こんなところに泊まれたら良いのだが、あんまり料金が高いところは泊まれないので今日のソロサイトになってしまった。
ちなみにソロサイトは周りはなんにもない見た目砂利の駐車場という感じじゃ。
ええ……マジかよ。
焚き火タイム
さて、このキャンプ場の一番の利点は、ソロサイトに泊まっていても大浴場に入ることができる点である。
このキャンプ場は2500円しか払っていないのに、炊事棟でお湯も使えるし、風呂にも入れるのじゃ!
・・・だけど、テントを張るサイトは普通に駐車場じゃねえか!
大浴場の利用者は自分ひとりらしく、この日は他に誰もいない貸し切り状態で風呂に入れるらしい。
あんなところに地図があるよ。
ホントだ。
この一際切り立った山が磐梯山。
さっきわしらが車で走ってきたところじゃ!
げっ!
こんなに高い山だったのかよ。
どおりですごいやまだったはずでしゅ。
浴室内はこんなかんじ。
意外にも床は大理石のような造りで高級感がある。
あそこがこんかいのお湯のようだ。
?
なんか膜が貼ってあるよ?
これはお湯の温度が下がらないようにするための工夫じゃ。
・・・少し浴槽が小さい気がするが、まあいいか。
この日は80年に一度の寒波が到来していたらしく、外は10月上旬なのにー2度にもなってしまっている。
おかしいだろ!
北海道から南下してきているはずなのになんでどんどん寒くなってきてるんだよ!
しょーがねーだろ!
・・・でも風呂があってよかったぜ。
あったまってとっとと寝袋にくるまろうぜ。
Map
ここまでの旅費&走行距離
まあ、そんなこんなでこの日までの旅費と走行距離を計っていくことにしよう。
なので、ここまで直線距離にして372kmなので吉方ポイントはそのまま372pt.になる。
・・・いよいよ、距離も500kmを切ってきたのじゃ。
段々家に近づいてきているってことだろ。
まぁいいことじゃん。
27日目の旅費
コンビニ | 438 |
食料代 | 1138 |
中尊寺 | |
駐車代 | 400 |
金色堂 | 800 |
毛越寺 | |
御朱印 | 600 |
ジュース代 | 260 |
ビースタイルキャンプ場 | 2420 |
一日の合計 | 6956円 |
ここまでの累計 | 136354円 |
いまだ旅費は15万を超えていないのじゃ。
マジでケチってここまでやってきたよな。
・・・ホントに感心するぜ。