ちわわ、ちわ~!おいさんだよ!
キミは岩手は好きかい?
今回もまだ岩手編か。
そうじゃ。
まだまだ岩手北陸を堪能していくぞ!
今回訪れるのは平泉じゃ!
平泉?
どこだそれ?
世界遺産に指定されている奥州藤原氏の聖地。
中尊寺や毛越寺などで有名な北陸きっての観光地じゃ!
へえ、それがここからだいぶ近いのか?
いや、ここ北上総合運動公園からなら車で約一時間というとこかのう?
それでは今回はそんな中尊寺を紹介していこう!
吉方旅行のルール
- その時期の自分にとっての吉方位に出かける。
- 前日どこに滞在していても、必ず「自宅」から吉方位を割り出す。
- 滞在期間は3泊4日以上(滞在期間が長いほど、効果アップ!)
- 移動距離は100km以上(移動距離も遠いほど、効果アップ!)
- 1泊目は必ず「22時30分」まで泊まるホテルや旅館の部屋に入る。
- 旅行中は毎日「お風呂」か「温泉」に入る
前回まではこちら
本当の小岩井農場を見たよ!という話(*´ω`*)
-
【ドラキャン50】これが本当の姿⁉本性をあらわにした小岩井農場がすごい!
続きを見る
さらば北上総合運動公園
やっと夜が明けた。
といっても、昨夜はバカップル二人のあの声で結局3時間ほどしか寝れなかったのだが。
あそこがあのカップルのテントじゃ。
深夜三時くらいからずっと声が聞こえてきたぜ?
まったくせっかくのキャンプが台無しである。
しかも今日はこれからまた奥州藤原氏の聖地を平泉を回らなくてはいけないし、さらに本日のキャンプ地である福島まで向かわなくてはいけない。
だのに・・・!
それだってのに・・・・・・・!
うるさくて眠れなかったよう。
こんな場所には一刻も早く立ち去りたい。
というわけでさっさとテントを畳んで飯も食わずにこの場を離れよう。
せっかくタダで泊まれるキャンプ場だってのに、無料だとこういう目に合うんだね。良い迷惑である。
無料のキャンプ場って色々大変だということがよくわかったわ!
まぁ、今回は運がなかったよな。
こんなしょーもない目に合うなんて、キミは信じられるだろうか?
Map
平泉
さて、睡眠時間わずか3時間。
ふらふらする頭を抱えて車で約一時間ほど走ってやってきた。
ここが中尊寺。
平泉町にある有名なお寺じゃ。
へぇ、これがそうなんか。
どうやらここからしばらく登坂を登っていかなければならないようだが、正直寝不足の体には非常にキツイ。
タダでさえフラフラなのにこの期に及んで更に金色堂まで1kmも歩かなければならないとは・・・
ここから登っていくと思うと・・・
ゾッとするのう。
なかなか厳しいぜ。これ。
眼の前に現れたポストは変わった模様をしている。
なんじゃこりゃ?!
すげえ色だな、オイ。
ハァハァ・・・
ちょっと歩いただけで関所みたいな場所にたどり着く。
それでも急な坂道はまだまだ続く。
本来体調の良いときはなんてことないハイキングコースなんだろうが、この日に限ってはなかなかツライ。
キミはこの坂道に耐えられるだろうか?是非おとずれた時は自らの脚で登ってみてほしい。
ここからの眺めはええのう。
下の風景が見通せるな。
・・・少し休んでいこうぜ。
さて、しばらく歩くと弁慶堂と書かれた石碑が見えてきた。
横道にそれてそちらへ向かうと何やら楽しげな顔はめパネルがw
しかし、そんなもんを使って遊んでいる場合じゃねえ!
目の前に寺があんぞ。
ホラ、とっとと参拝していくべ。
なにやらこじんまりとしているが、これが弁慶堂らしい。
せっかくなので、ナムナム・・・拝んでおこう。
ハァハァ・・・こころなしかワキに生えている杉の木さえうっとおしく感じてしまう。
吾輩はこんな山奥になにしに来たんかのう?
オレに聞くな。
厳しい道のりはまだまだ続く。
そしてここに来てまた別れ道。
もうこの際どっちに進んでいけばいいかわからないので、ひたすら道を進もう。
脇目も振らずに歩くのじゃ!
おい、なんか見えてきたぞ!
これは・・・?
地蔵堂と書いてあるぞ?
お地蔵様のお堂かよ。
・・・ガイドブックで見たキンキラのお堂はまだかよ?
瑠璃光院
そしてその地蔵堂の向かいにあるのが瑠璃光院。
薬師堂って書いてあるけどな。
だけどあっちが本当の薬師堂みたいじゃぞ。
薬師堂
そしてその隣が薬師堂。
なんかお守りとか売っているのう。
この寺・・・・・・
どんだけ広いんだ?まだか金色堂は。
中尊寺
さて山の中腹まで歩いてきてようやく中尊寺が現れた。
住所 | 〒029-4195 岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関202 |
入場料 | 大人1000円 |
受付時間 | 3月1日〜11月3日/8:30~17:00 11月4日〜2月末日/8:30~16:30 |
営業期間 | 年中無休 |
問い合わせ | 0191462211 |
ホームページ | http://www.chusonji.or.jp/ |
記念にパシャリw
ふう・・・ここまでかなり疲れた。
・・・ここからやっと中尊寺かよ。
長かったでしゅ・・・
ポポポ・・・・・・
境内は石畳が敷き詰められた清潔感と開放感のある空間の中に一点だけ立派な松が植えられている。
奥には焼香台。
見ろ、アレが本堂じゃ。
え?
本堂
そしてこちらが本堂。
目の前には手水舎。
じゃあここに金色堂があるのか?
いや、残念ながらまだ先のようじゃ。
ここは普通にお賽銭をあげるような場所もないようだし、先に進んでいこう。
マジかよ・・・・・・
峯薬師堂
金色堂までの道のりはまだまだ遠い。
途中にある峯薬師堂というお堂によってせっかくなのでこの体調の悪さが回復するようにお祈りしておこう。
途中なかなか立派な木を目にするがこういうのを見るとやはりここが聖地であるということがよく分かる。
そして歩くこと小一時間。
ようやくさっきまでとは違う開けた場所に足を踏み入れた。
朝もまだ早いというのにけっこう大勢の人がこの金色堂周辺に詰めかけているようだ。
この先が金色堂のようじゃ。
しかし、その前に讃衡蔵はという宝物庫に立ち寄ろう。
讃衡蔵
讃衡蔵はちょうどおみやげ屋の奥にある別館で、ここで金色堂と讃衡蔵(さんこうぞう)の両方が見れる共通券が売られているようだ。
値段はおよそ800円。
「さんこうぞう」ってなんでしゅか?
寺に伝わる宝物を展示している場所じゃ。
ちなみに中は金色堂と同じく撮影禁止。
なので今回は内容を省くのじゃ。
見たいやつは実際に脚を運ぶしかないな。
宝物をを堪能したら隣のおみやげ屋を訪れてみよう。
むはっーーーーーーー‼
すごいぞ!岩手名物南部鉄器がこれでもかと売っているぞ!
へぇ、この鉄瓶がそんなに有名なんか?
いつか買いたいと思っていた南部鉄器がここまで勢揃いしているとは・・・・・・
しかし、付いている値札の値段にビビってしまう。
な、南部鉄器ってこんなに高いの?!
おい、どれも万単位を超えているぞ。
こりゃダメだな。
あ!あそこにキティちゃんがいるでしゅ!
かわいいね!
さ、見なかったことにして先を急ぐのじゃ。
・・・・・・やっぱりな。
金剛堂
さらにお土産の奥にはこのような場所も。
ここはなんだ?
こ、これは芭蕉さんじゃ!
芭蕉もここ金色堂を訪れたことがあるんじゃ!
へぇ〜〜〜・・・
金色堂を訪れた松尾芭蕉の俳句を祀る石碑が置いてある場所のようだ。
さて、そんなこんなでキミもかなりウンザリしていると思うけど、ようやくここまでやってきた。
ほんとだよ、やっとやってきたよ。
長いんだよ、ここまでよ。
金色堂
この先が金色堂。
ここから金色堂を見るには前述した1000円のチケットが必要である。
よぉーーし、それでは金色の仏様を見にいくのじゃ!
おう。
さて、その前に記念にパシャリw
ようやくTVなどでよく見る仏像があるところまで来れた。
かの有名な金色堂がどのようなものなのか、しっかりとその姿を目に焼き付けていこう!
ここからは撮影はできないので、カメラはここまで。
ちなみに中はこんなかんじ。
周りにはなぜか収穫旅行なのか小学生がいっぱいいるのう。
引率の先生に率いられて真剣に話を聞いていたぜ。
金色堂を見終わった。
なんとなく修学旅行生のおかげでゆっくりと見た感じはしないのだが、それでも見られた分マシというものである。
さて、ここから周囲のお堂を散策してみよう。
あっちには何があるんかのう?
釈迦堂
こちらはまた立派な門構えのお堂である。
周りは鬱蒼とした苔むした地面の先に、お堂はあった。
釈迦堂というだけあって、ここにはお釈迦様がいるのだろうか?
一応拝んでおくか。
さて金色堂周辺も広いのでどこへ行くのか迷うほど広々としている。
あっちにもなにかあるでしゅ。
たくさんお堂があるのう。
ここは人はあまり集まっていないのだが、とても雰囲気のあるとてもよい感じのお堂である。
どうやら重要文化財が安置されているようじゃ。
ふーーーん。
古びてはいるけどそれなりにしっかりとした造りのお堂である。
隣には池が。
いわゆる神池ってやつかのう?
普通の池だろう。
これまた苔むした庭を横切っておいて・・・
なにやらあちらにもまだ何かあるようである。
能舞台があるみたいじゃぞ。
え?
寺の内部に能舞台があるのか?
白山神社
さて、何やら鬱蒼とした杉林の間に置かれた鳥居の間を歩いていくと、
急になにやら白山神社能楽殿と書かれた看板が現れた。
おお!
あれが能舞台じゃ!
本当だ!
立派な茅葺屋根の舞台が設置されている。
ここで舞台をやるんかのう?
そりゃそうだろうな。
能って見たことないんだけど、おもしろいんだろうか?
キミは実際に見たことあるだろうか?
壁の一部には大昔の様子を描いたのであろうか絵がかけられていた。
長い廊下が続いているが、あそこが演者の控室なのだろうか?
奥に見えるのは白山神社なのだろうか、舞台の隣には神社も建っている。
これが白山神社か。
本来ここにある神社じゃないんだろう?これ。
そして神社の横から外に出られる道が続いている。
はぁ、終わった〜。
これで見るもんすべて見終わったのじゃ。
なかなか見ごたえのある寺だったな。
予想以上にめっちゃ広いぜ。
そんな折、帰りの道の途中にあった自販機で懐かしいものを見つけてしまった。
こ、これは・・・!
そう、HI-Cである。
これを見たキミは思わず吾輩と同じく懐かしくなるかもしれないが、このジュースは吾輩が子どもの頃はよく自販機で見かけて、オカンに頼み込んでよく飲んだものである。
今ではめっきり見かけなくなったジュースが、よもやこんなところで見つかるとは・・・!
めっちゃ懐かしい!
わしの子供のころにはよく自販機などで売られていたのじゃ!
これ東北限定って書いてあるぜ。
キミも東北に訪れたときは探して飲んでみるといいw