ちわわ、ちわ~!おいさんだよ!
キミは青森は好きかい?
今回は青森か。
これまでは北海道を旅して来たが、今回から本州へ戻り、青森編じゃ!
これでようやっと本州へ帰れるんだな。
長かったのう・・・
でも、ようやく船に乗れば我が故郷へ迎えるのじゃ。
北海道も来てみれば大したことなかったもんな。
まぁ、何はともあれこれでようやくご帰還できるってわけか!
それでは今回は青森・国設薬研野営場を紹介していこう!
吉方旅行のルール
- その時期の自分にとっての吉方位に出かける。
- 前日どこに滞在していても、必ず「自宅」から吉方位を割り出す。
- 滞在期間は3泊4日以上(滞在期間が長いほど、効果アップ!)
- 移動距離は100km以上(移動距離も遠いほど、効果アップ!)
- 1泊目は必ず「22時30分」まで泊まるホテルや旅館の部屋に入る。
- 旅行中は毎日「お風呂」か「温泉」に入る
- 吉方位効果が出る時期は1・4・7・10・13の法則による。
- 吉方旅行の場合、旅行初めの月を1月目と数え、そこから4・7・10・13ヶ月に出てくる(引っ越しの場合は1・4・7・10・13年目に出てくる)
前回まではこちら
最後の北海道!函館・八幡坂!という話(*´ω`*)
-
【ドラキャン46】さらば北海道!旅の最後は函館名物・八幡坂!
続きを見る
さらば北海道。進路は一路、大間へ
北海道最後の夜が明けた。
この日はもう朝一番のフェリーに乗って青森に行かなくてはいけないので、とっととテントをたたみ、腹ごしらえをしてキャンプギアなどを早々に片付ける。
ふぃー、これで最後か・・・
おい、のんびりしているのはいいけど、フェリーの時間はいいのかよ?
約一ヶ月の北海道旅行を名残惜しんでいるのじゃ。
長かった旅もこれで終わるのかと思うと、なんとなく悲しくてのう・・・
ここまで色々あったからな。
今回の旅が今までで一番長い旅立ったよな。
9時半の船じゃが、フェリーは1時間前までにはいないとまずいのじゃ。
フェリー乗り場まではここから30分はあるから、少なくとも7時半にはここを出ないと、乗り遅れるのう。
・・・さて、火も消えたし、そろそろいくか。
函館ターミナル
白石公園はこだてオートキャンプ場から車で30分ほどでフェリー乗り場・函館ターミナルにやってきた。
ここが函館から大間へと向かうフェリー乗り場じゃ。
こっから青森へ行けるのか。
実は函館には2つフェリー乗り場があってな。
ここから離れたフェリー乗り場は別の会社が運行していて、そちらは青森市内を目指すフェリーになっているのじゃ。
わしらは青森の恐山近くのキャンプ場へ用があるから、大間へと向かうフェリーに乗ることにしたのじゃ!
こちらは津軽海峡フェリーさんが運行するフェリー乗り場で、予約も何もしていないので直接カウンターに向かい、本日の9時半からの便を予約する。
なんとか予約できたのじゃ!
すげえな、行きは茨城の大洗から苫小牧に来たときは人が大勢いたのに、今回青森へ行く便は意外と空いてるんだな。
平日じゃからな。
わしらにとってはありがたいことじゃ。
乗船までの時間はまだまだあるので、せっかくだからおみやげを買うことにしよう。
昨日、散々おみやげを買い散らしたのだが、なんとフェリー乗り場にも北海道のおみやげがいっぱい売ってあった。
なんかどこでも見たことのあるものが多いのう。
昨日、散々函館で買ったもんばかりじゃねえか。
でも、ここにしかないものもうってるでしゅ。
一応、親父へのおみやげも買っていくか。
・・・なんか、酒のつまみになるものはないかな?
というわけで、親父へのおみやげを買い、これで北海道のおみやげは終了。
ネット予約用の端末の奥に2階のロビーへのエスカレーターがあるので、乗ってみることにする。
上にも行ってみるのじゃ!
空港と見紛う豪華ロビー
乗船までここで時間を潰すのじゃ。
おう、なんかすげえ広いとこだな。
来てみてビックリ。
ここは一体どこの空港なんだろう?と思わせるようなフェリーの待合室であった。
・・・なんか、飛行機に乗りに来たような気がするのう。
ここって空港の待合室なんじゃねえの?
思わず総勘違いさせられそうな内装なのだが、窓の外には船が繋がれているのでやはりここは間違いなくフェリー乗り場である。
乗船を促すアナウンスがあったので、車に戻って乗船の準備をする。
函館から大間まではなんと乗船者一人&軽自動車で11650円(!)
安っす!
安いのう。
絶対2万円近くするものだと思っていた。
それが1万円ちょっと乗れるとは・・・
この船が今回乗船するフェリー。
そろそろ時間なので車に戻る。
さて、いよいよ乗船開始じゃ!
これで長かった北海道旅行も終わりじゃのう。
ようやく帰れるんだな。
乗船開始
誘導員の指示に従って車を指定の位置へと停める。
さて、乗船が許可されたので船内へ向かおう。
このフェリー!
エスカレーターがあるぞ!
普通、階段なのに珍しいなあ。
船内はこんなかんじ。
以前乗った大洗からのフェリーに比べて簡素ではあるが、清潔感のあるとても居心地の良い船内であった。
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もちろん船内はフリーのWi-Fiも使える。湾岸の近くにいる間だけど。
ここらへんがファーストシートになっているのう。
ここは指定席か?
多分そうじゃないかのう?
こちらはいわゆるスタンダードルームで大抵の乗船客はここに乗れるようだ。
広々としていて、カーペットも掃除が行き届いていてシミ一つない清潔感じゃ。
なんかすげえな。
シンプルなのにすごくキレイじゃん!
そろそろ出発の時間なので外に出て船外の様子を見てみよう。
途中、貴重品を入れるロッカールームもあった。
船が出ていくとこを見に行くのじゃ。
船外デッキ
船外に出た。
顔に吹き付けてくる朝の海の風が心地よい。
階段を登って出発の様子を確かめる。
出向の合図が鳴り、少しづつ船が岸を離れていく。
いよいよ、出発か・・・
ああ、長かったな。
一ヶ月近くも居た北海道の大地が名残惜しい。
船は船速を増し、一ヶ月居た北海道の大地がみるみる遠ざかっていく。
あっという間に北海道の大地は眼の前から消え去ってしまう。
北の大地は、今度はいつ吾輩を迎え入れてくれるのだろう?
沖合を示す堤防の灯台が見えてきたな。
おう、いつの間にかこの甲板の上にも人が大勢詰めかけてきているぜ。
ここから先は津軽海峡である。
さようなら、北海道。
運を手に入れるために訪れた東北の吉方位は、眼の前を遠ざかっていってしまった。
ああ、終わった・・・
これで吾輩の北海道の旅は幕を閉じたんじゃな。
でも、なんとなくホッとしたよ。オレは。
なんかさびしいでしゅ。
やっとおウチに帰れるよお〜
ポポポ〜
さて、船内に戻って到着まで一息つくことにしよう。
船内には自動販売機もたくさんあるので飲み物には困らないようだ。
あっちにカップ麺の自販機もあるみたいじゃ!
なんかホントに色々あるな。
自販機の近くになにやら高級そうなテーブル・イスがあったのでそこに腰を据えることにする。
下を見てびっくりしたのは、なんと椅子が床に鎖で繋がれているという点である。
多分船が揺れた時の転倒防止なんじゃろうなあ。
こんなん珍しいよな。
Map
国設薬研野営場
大間から車で約1時間ほど、海沿いに面した細い片側一車線の道をひたすら進み、国設薬研野営場にやってきた。
これでなんて読むん?
薬研(やげん)野営場じゃ。
サイト内に展示されている看板はこんなかんじ。
かなり前に造られたキャンプ場であることがここからも伺える。
管理棟に面したサイトは一面の芝生で、奥にどうやら日帰りキャンプを楽しんでいる人がいるようだ。
あれ!見てえ!
なんじゃ?
謎の水槽
見ると、管理棟前の水槽には珍しいことにここらへんの水質が良いからだろうか?
水槽内にはたくさんの川魚か泳いでいた。
これは・・・鮎かのう?
いや、もしかしたらヤマメかもしれん。
たくさんいるでしゅ。
ポポポ。
うまそうじゃのう。
これなんで飼ってるんだ?
育ててんのか?
多分、育てているんじゃろう。
きっと近くの川に歩い程度大きくなったら放流するんじゃろうなあ。
近くには山から引いた水なのだろうか?
小さな池のようなものが設けられていて、触ってみると驚くほどにその水は冷たい。
近くにある青いたらいには満面の水が常に入れられていて「生ビール等冷やしてください」との文字が書かれている。
うーん、これは天然のクーラーじゃ!
こんなものも設えてあるとは!これはなかなか気が利くサービスじゃわい!
管理棟
住所 | 〒039-4401 青森県むつ市大畑町葉色 |
入場料 | 大人 1泊 570円 / 日帰り 1人につき 230円 |
受付時間 | 午前8時から午後6時 ※受付時間 午前8時から午後5時 ※日帰り利用者 午前9時から午後6時 |
営業期間 | 令和6年4月25日(木) から 令和6年11月6日(水) まで |
問い合わせ | 0175343175 |
ホームページ | https://www.city.mutsu.lg.jp/bunka/leisure/kankou-yagenyaeijyou.html |
さて、では管理棟内に入ってみてチェックインしていこう。
入口近くにはこのように古びたソファが設えてあって、
奥には畳まで敷いてある。
しかしこの畳、なんか湿気っていてカビ臭いのじゃ。
あんまり体に良くなさそうな雰囲気だよな。
聞くと管理人さんに曰く、ここ薬研には古くから温泉があって、近くに無料で入れる温泉もあるらしい。
なので、後で入りに行くことにしよう。
その他にも無料で使える洗濯機があり、
キレイで掃除の行き届いたトイレもあり、
その建物の隣には何やら屋根付きのテーブル席などもある。
ここは・・・
安さに釣られてここを選んでみたんだけど、意外な穴場かもしれんぞ?
なかなか悪くないところじゃん。
今日は泊り客は吾輩一人なのでせっかく広く使えるのだからテーブルの近くにテントを貼ることにした。
あそこがええのう!
それにしてもそろそろ腹減ったぜ。
昨日、朝飯に食おうと買ってきた肉まんをせっかくなので焼いて昼飯にすることに。
ここがゴミ捨て場。
ゴミの種類ごとに分別して捨てれば無料で引き取ってくれるらしい。
あっちにもなんかあるのう。
トイレ・炊事棟
この野営場は意外にも広々としていて、管理棟があるエリアの横にも別にサイトがあったりする。
こっちも良さそうなサイトじゃのう。
確かに広いな。
でも芝生が少し剥がれているぜ?
こちらにもトイレと唯一の炊事棟が隣接されていた。
こっちのトイレは小さい上に少し汚いのう。
こちらがファイアーピットが連なっている炊事棟。
だあれもいなくてここはここで魅力なのだが、アプリを見ると明日は雨が降るようなので、あんまり土がつくようなとこにテントを張りたくはない。
あっちにもなんかあるぞ?
行ってみるべ。
こちらは木々に囲まれた森林サイトになっていて、奥には同じように炊事棟があったりする。
こっちもいいのう。
でもここも下は土だぜ?
明日雨なんだろ?だったらやっぱりあっちだろう。
Map
かっぱの湯
時間が余ったのでせっかくだからタダで入れるという温泉に入ることにする。
ここがかっぱの湯らしいのじゃ。
ここはタダなのか?
さっきの管理人さんの話によると浴室が一つしかないから、時間制で男女が交代で入れるそうじゃ。
ちょうど今は男子の時間なので暗くなる前に汗を流そう。
看板にはちゃんと入浴の時間が書かれている。
ここを行くんじゃな。
なんかヘビが出そうだな。
実際に出るようじゃ。
げっ。マジかよ。
こちらがそのかっぱの湯である。
これが無料な温泉とは思えないほどなかなかキレイな温泉である。
すごいのう。
これが本当に無料なのか。
めちゃくちゃ広いじゃん!
・・・まぁ、浴槽は一つしかないのが仕方はないけど。
どれどれ、お湯の温度は・・・・・・
うおっ!結構熱いぞ!これならちょうどよい温度じゃ!
ねえ、あそこにあるのはなあに?
なにかあるでしゅ。
なんじゃ?
ありゃカッパじゃねえの?
見るとカッパの像が立派に鎮座していて訪れるゲストを見守ってくれていたw
カッパにサンキューじゃのう。
では入ってみるとするか。
わ~~~い、おんせんでしゅ!
この温泉はなかなかの露天風呂になっていて、外は小川が流れていた。
すぐ近くには何故か木が倒れていて、これはなんだろう?
わざと倒したままでいるのか撤去しないのだろうか?
木の地肌がむき出しなのが気になるのう。
洪水で表面がさらわれたんだろう。
川の水は引いているのでこのあたりは今年少し水不足だったのかもしれない。
ふぁ〜〜〜、良いお湯だったのじゃ。
マジであのクオリティで無料なんか。
・・・悪い気がしてきたなあ。
そんなこんなで温泉で暇をつぶしていたら日はすっかり傾きつつあった。
そろそろメシの支度じゃ。
・・・なんか、意外と一日の終りが早いなあ!
メシか・・・そうそんな時間なんか。
Map
焚き火タイム
というわけで、この日はスーパーには行かなかったので用意しておいたスパゲティとミートソースを食べることにした。
昨日買っておいたソーセージも一緒に食べるのじゃ。
まぁ、今日はここまでの道すがら全く店一つ見かけなかったからな。
ここまでの旅費&走行距離
まあ、そんなこんなでこの日までの旅費と走行距離を計っていくことにしよう。
なので、ここまで直線距離にして778kmなので吉方ポイントはそのまま778pt.になる。
う〜ん、やはり青森まで下るとポイント数は下がるもんじゃのう。
もう本州入りしたんだからしゃーねーべ。
24日目の旅費
フェリー代 | 11650 |
国設薬研野営場 | 570 |
一日の合計 | 12220円 |
おみやげ代 | 1944 |
ここまでの累計 | 121711円 |
今日は船賃以外はほとんど使わなかったのじゃ。
キャンプ場もびっくりするほど安いもんなw