ちわわ、ちわ~!おいさんだよ!
キミは北海道の大地は好きかい?
ここに来てようやく北海道を意識し始めてきたよな。
この2、3回は北海道っぽい土地を回っているからのう。
今回はその中でも最大の北海道を感じる場所を訪れるぞ!
へぇ、北海道っぽいところってどんなところだよ?
あんまりガイドブックとかには載ってないんじゃけど、今回行く所は前回の宗谷岬公園から白い道という面白い道を通ってみることにするのじゃ。
白い道?何じゃそりゃ?!
雪でも降ってんのか?
いや、そういうわけではない。
この白い道はまるでイタリアのような場所として知る人ぞ知る場所として有名になっているのじゃ。どんな場所かは以下に紹介していくぞ!
吉方旅行のルール
- その時期の自分にとっての吉方位に出かける。
- 前日どこに滞在していても、必ず「自宅」から吉方位を割り出す。
- 滞在期間は3泊4日以上(滞在期間が長いほど、効果アップ!)
- 移動距離は100km以上(移動距離も遠いほど、効果アップ!)
- 1泊目は必ず「22時30分」まで泊まるホテルや旅館の部屋に入る。
- 旅行中は毎日「お風呂」か「温泉」に入る
- 吉方位効果が出る時期は1・4・7・10・13の法則による。
- 吉方旅行の場合、旅行初めの月を1月目と数え、そこから4・7・10・13ヶ月に出てくる(引っ越しの場合は1・4・7・10・13年目に出てくる)
前回まではこちら
日本最北端に到達したよ!という話(*´ω`*)
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【ドラキャン29】日本最北端に到達!絶景の宗谷岬と祈りの塔
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北海道のイタリア?!宗谷丘陵 白い道
宗谷岬公園から車で5分。
周りの人工物は少なめで、高い山などはなくなっていく。
まるでアメリカの田舎のような道をひた走り、車通りはなくなりすれ違う車はほとんどない。
見よ。この風景を。
北海道らしい風景がずっと続いているぞ!
すげえ、まさにここらへんは「THE・北海道」じゃん!
目の前に突然現れた驚きの風景に目を奪われた。
車を降りった先には北海道らしい広大な風景、宗谷丘陵が広がっていた。
見よ!
目の前には北海道の広大な風景が広がっているぞ!
丘の先に海が見えるぞ!
うおおおーーー!
めっちゃ北海道じゃん!
すごいでしゅ!
奥に見える小高い丘の上にある建物はなんだろう?
見渡す限り周りには草原と丘。
これしかない。
その後、車に乗り直して走り始めると、またしても変わったものに出会った。
だんだん走っていると家畜用のエサが見えてきたので思わず車を停めた。すると・・・
う、牛じゃ!
牛が歩いているぞ!
すご〜〜い!
本物だあ!
なんと家畜の牛だろうか?
柵もない広大な草原を牛の群れが我が物顔で歩いている。
これには本当にビックリしたw思わず車を停めて牛の行列に見入ってしまうw
そして眼下に広がる風景は、もうほとんど「これぞ北海道」というものすごい爽やかな風景に変貌していた。
めのまえにフウシャがあるでしゅ。
風力発電をしているんじゃな。
周りは全部これだぜ。
多分、風が強い場所なんだろうな。
せっかくなので記念にパシャリ。
ふと横を見ると右手に細い道が2つ別れていた。
ナビではあっちが正解みたいなのでそちらを目指すことにする。
宗谷丘陵フットパス ショートコース
車がほとんど来ない道をコトコト走っていく。
すると所々車が停められる場所がいくつかあったので、そこで車を停めてみる。
目の前にはもう人工物がほとんどない丘が広がっている。
すごいひろびろとしているでしゅ。
めっちゃ広いじゃん。
これぞ北海道だよな!こういうのを待ってたんだよ!!
我々の中にある北海道のイメージといえばやはりこれじゃな。
目の前には草原。それと丘。
足元から海に向かって風が吹き抜けていく。
風が吹き抜けていく丘は、わずかに高台の場所にあって眼下に見える海を見ながらも、遠くにわずかにみえる風力発電の風車がなんとも言えない北海道らしさを演出している。
ここらへんは風車が並んでるな。
本州ではとてもお目にかかれない広大な風景じゃ。
これぞ北海道。あっぱれじゃ!
できるならばずっとここに腰を据えて北海道の風景を体感していたい。
この日は本当に天気に恵まれた日で、吹き抜ける風が更に爽快感を増して開放的な気分にさせてくれる。
稚内は風の強いマチ。
なのでそれを活かして宗谷丘陵では全57基の風力発電が建てられている。
これをウィンドファームと言うのじゃ。
へぇ。
せっかくなので記念にパシャリ。
この広大な北海道の大地を感じられる場所に出会えて、本当によかった。
ずっとここにいたいでしゅ!
な!
すごく良いところだよな!
白い道
ものすごい北海道らしい景色がまだ目に焼き付いて離れないというのに、細い道を少し曲がったら今度は違う道が現れた。
見ろ!
道が真っ白じゃ!!
なんじゃこりゃ?!
みちがしろいでしゅ!
すご〜〜〜い!
ポポポ!
なんでミチがしろいんでしゅか?
ホタテの貝殻を撒いて、一面に敷いたようじゃ。
ふと隣を見ると北海道らしい草原が続いているのだが・・・
何故か道が白いのだ。
こんな道が合計2kmくらい続き、急勾配の坂を下ると、ようやく海岸線沿いの道に突き当たった。
白い道の度はわずかな時間であったが、まるでイタリアのようなキレイな白い道は、ここが北海道であることを忘れるには十分だった。
心地よい風を感じながら海岸線を走っていく。
すげー!
アメリカの海岸線を走ってるみてえー!
…しらんけど。
ちょっとカリフォルニアっぽいよな。
天気も良いし。
Map
宗谷ふれあい公園キャンプ場
稚内市のスーパーで買い出しを済ませ、本日のキャンプ地にやってきた。
住 所 | 〒098-6642 北海道稚内市声問5丁目40番1号 |
入場料 | 大人500円 / 子ども300円 |
利用料金 | フリーテントサイト 700円/プライベートサイト 1500円/キャンピングカーサイト 2500円 |
営業時間 | 4/29〜9/30 |
ホームページ | http://soyafureaikoen.com/ |
問い合わせ | TEL 0162-27-2177 / FAX 0162-27-2178 |
ここが本日のキャンプ地・宗谷ふれあい公園キャンプ場じゃ!
なんか外観は金のある自治体の公民館みたいだな。
建物の隣にはいかにも自治体の公共物みたいな看板がかかっている。
ビジターセンター
中に入ってビックリ!
めちゃくちゃきれいなガラス張りの空間の中にモダンな植栽とインテリアが広がっていた。
なんじゃこのガラスのピラミッドの空間は?!
北海道の先っぽにこんな立派な施設があるとはな!
都内の「おしゃれなカフェ」と言っても通じるくらいものすごいキレイな空間である。
中にはたくさんの自販機が並んでいる。
ジハンキがいっぱいあるでしゅ。
土日はたぶん子どもとかが遊びに来るんじゃろうな。
まるで砂場みたいな植栽もあるし、
屋内遊戯場
ふと横を見ると屋内に体育館みたいな場所に遊具が置いてある。
なんだこの遊具の数は?!
イタレリツクセリでなんでもあるじゃねーか。
子どもに大人気であろう遊具と滑り台のようなものがたくさん置いてあった。
隅にはガチャガチャなどがあり、
コインロッカーの隣には漫画や本なども置いてあった。
ここが受付。
キャンプ場やパークゴルフの受付もできるようになっている。
わしが泊まった時は何故か入場料・フリーテントサイト込で1000円でだったのじゃ!
繁忙期じゃないから安くしてくれたんじゃね?
だけどフリーサイトといえども泊まれる場所はこちらから選べなかったのじゃ。
なんか不便だな。
……でも、安いんだからよくね?
キャンプ場へ
さて、ではいよいよキャンプ場を目指していこう。
案内板を見るとこのふれあい公園がとんでもない広さであることが見て取れる。
なんと言っても駐車場前でこの広さである。
交流広場から多目的広場を横切って奥にあるフリーサイトを目指していく。
その途中でロッジ棟が目の前に現れる。
その地殻にはプライベートサイトやキャンピングカーサイトが続き、
その道を更に歩いて行くとようやくフリーサイトが見えてきた。
ようやく今晩の宿泊場所が見えてきた。
管理棟で教わった場所はここじゃな。
え?!
F-18,ここじゃ。
え?ここか?
ここがどうやら今晩の宿泊地のようじゃ。
思っていたのよりいい場所じゃん。
周り人もいないし、静かだし。
テントを設営し、せっかく久しぶりに天気も良かったことから、寝袋と毛布などを干すことにする。
少しジメジメしていたのでこんなふうに青空の下で寝袋を干せてラッキーである。
あちらには炊事場とゴミ捨て場などがあるらしい。
ちょっと今夜使う焚き木が足りない木がするから辺りを見回して探してみるか。
来たときも思ったのだがこのサイトはだだっ広いので歩いて散策するのも一苦労である。
ひー!ひー!
・・・しんどいのう!
ホント歩くのも一苦労だな。
こちらが炊事場。隅っこにある灰捨て場を見るとまだ使えそうな薪や炭が置かれていた。
もったいないから失敬していくのじゃ!
薪はそこそこ集まったので近くにあるもう一つの建物を探索してみよう。
ずっと気になっていたけどアレはなんだろうな?
ああん?
あれか?
これ全部無料?!キャンパーズハウス
自分の場所からすぐ近くに謎の建物が存在していた。
近づいてみるとキャンパーズハウスと書かれている。
一歩入って驚いた。
この広い場所には全てがあるのである!
電子レンジじゃ!
その下は?
電気ケトルじゃ!
あれはなんでしゅか?
コインランドリー
こっちはコインランドリー室みたいである。
室内は今まで訪ねてきたコインランドリーの中でもかなりキレイで清潔。
洗濯機は30分300円と至って普通。
だが乾燥機は100円で30分。しかも洗剤は無料という大判振る舞い!
すげー!
洗剤が無料って初めてみた!
しかも乾燥機が30分100円って安くね?
壁には一面北海道をPRするポスターがズラリ。
アレ?
この道って・・・
さっきわしらが走ってきた白い道じゃないか!
やっぱり北海道を代表する有名な観光スポットじゃったんじゃな!
実はこの部屋、写真には写ってないがこの写真を撮っている手前の壁にはTVもない説していて、もういっそのことここで一晩過ごしたくなるなんでも揃った快適なハウスだったのだ!
いやぁー、ビックリした。
あそこまで何でも揃っているとは・・・
シャワールームもあったもんな!
しかもコイン式じゃなくてタダだぞ!?
さて、広大な園内をまだもう少し散策したいのでもう少し歩いていくことに。
案内板で見て知っていたとけども、やはりこのふれあい公園内はかなり広い。
なんかもうそこかしこでキャンプができるんじゃないかと思えるほど広大で中でパークゴルフもできるくらいだから、それがどれだけ広大かは推して知るべきだろう。
お〜い、どこまでいくんだあ?
展望台
ロッジがある周辺を歩いていき、展望台への道なき道を進んでいく。
丘の中腹まで来て振り返ると、下には先程通ってきた園内の風景が広がっていた。
どうじゃ。
この風景は!
遠いなあ!
あのまん丸としている広場が多目的広場か。
そんで右に見える建物が管理棟だな。
中腹から10分くらいかけて展望台にやってきた。
展望台の下にはなにやら大きな池が広がっている。
すご〜い!
広いなあ!
記念にパシャリ。
薪を拾い拾いまた来た道を戻る。
もうそろそろ晩ごはんの準備でもするか。
ふと気づくと、先程のキャンパーズハウスの向こう側に太陽はいつの間にか傾いていた。
ここからこうして見る風景はなかなか情緒がある一瞬である。
さぁ、もうそろそろ焚き火を始めようか!
今日は意外と周りに薪がなかったな。
焚き火タイム
さて、それでは本日の晩ごはんを食うことにしよう。
本日のおかずはこちら!
今日スーパーで見つけた宗谷岬牧場のハンバーグじゃ!
有名な和牛なんだよな。
なんとも言えない美味そうな牛脂が入っているハンバーグである。
これを本日は焼いてスパゲティミートソースにして食っていこう!
美味い!
これは美味い!
肉汁が優しい美味しさを含んでいるぞ!
ホントだ。
すげえ甘みのある肉質じゃん。
んめーーー!
ポポポ!ポポポー!
さて、メシも済ませたことなのでゆっくり焚き火でもしてまったりたたずもう。
お湯でも沸かしてウィスキーのお湯割りを作る。
まったりタイムじゃ。
酒を飲んで良い気持ちになってきたらつい自分のテントを撮ってみたくなった。
周りにはほとんど人がいない静かなキャンプ場でゆったりとした夜を楽しむ。
そろそろシャワーを浴びに行くのじゃ。
先程やってきたキャンパーズハウスにやってくる。
お客さんも少ないし、シャワー室はほとんど貸し切り状態。
コインを入れなくてもお湯が出るという親切設計に感謝しながら、昼の汗を流す。
これで1000円とは恐れ入るのじゃ!
マジで破格の安さだよな。
ホントすげーキャンプ場だよ。
Map
ここまでの旅費&走行距離
まあ、そんなこんなでこの日までの旅費と走行距離を計っていくことにしよう。
なので、ここまで直線距離にして1216kmなので吉方ポイントはそのまま1216pt.になる。
ここが最北端なので一番距離として長くなっているのじゃ。
今までの中で一番の長さだよな。
おかげでポイントも高いな。
13日目の旅費
ジュース | 160 |
食料代 | 2392 |
宗谷ふれあいキャンプ場 | 1000 |
一日の合計 | 3552円 |
ここまでの累計 | 65698円 |
正直、北海道に来て二週間で6万ちょっとしかかからないなんて奇跡みたいな話じゃ。
こんなに安く旅行ができるなんて普通は考えられないからな。