こんちわ、おいさんだよ!
君は茨城県は好きかい?
今回も鹿島神宮か?
そうじゃ!
今回も茨城県・鹿島神宮で一番のパワースポットと言ってもいい、御手洗池(みたらしいけ)を散策してみるのじゃ!
御手洗池って、神社によくある手洗い場みたいなところだろ?
…なんでわざわざそんなとこに行くんだよ?
ふふふ・・・
ところが鹿島神宮の御手洗池はそんじょそこらの御手洗池とは違うのじゃ!
それでは今回はそんな鹿島神宮境内の御手洗池をご紹介しよう!
吉方旅行のルール
- その時期の自分にとっての吉方位に出かける。
- 前日どこに滞在していても、必ず「自宅」から吉方位を割り出す。
- 滞在期間は3泊4日以上(滞在期間が長いほど、効果アップ!)
- 移動距離は100km以上(移動距離も遠いほど、効果アップ!)
- 1泊目は必ず「22時30分」まで泊まるホテルや旅館の部屋に入る。
- 旅行中は毎日「お風呂」か「温泉」に入る
前回まではこちら
桜満開?!初めて鹿島神宮を散策したよ!という話(*´ω`*)
-
【関東・吉方旅行5】2024年ゲッターズ飯田も推薦?!大ナマズもビックリの開運効果抜群の鹿島神宮・前編!
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鹿島神宮の神秘!御手洗池
要石から三叉路を左に折れ、手すり付きの石段を下る。
この先に待ちわびているのが、鹿島神宮の中でも一番の目玉・御手洗池だ。
目玉?
さっき見た要石じゃねーのかよ?
それが実はこの先にある場所が一番神秘的な場所なのじゃ。
見てみろ!
坂を下った先にあったのはとてもキレイだが澄んだ水をたたえている御手洗池であった。
ここが御手洗池じゃ。
ここが?
実際に見てみればわかるが、この小さな池の中に満々と蓄えられている水のこの澄んでいることw
この小さな池の中に、石でできた鳥居があるというのがなんとも神秘的な場所である。
確かにキレイな水だな。
でもこれがなんだってんだ?
ホントでしゅ。
この池には不思議な言い伝えがあって、ここで禊するために大人や子供も入っても水位は胸の高さまでしか達しないと言われているのじゃ。
これは鹿島神宮七不思議の一つに数えられているのじゃ。
ええっ!
ホントかよ?
この階段が禊の時に人が入る入り口か。
透明度の高い水質の底に鯉が気持ちよさそうに泳いでいる。
後ろから見た図。
前から見た図。
大きな楠の木(?)が鳥居の上にまたがっているのがわかる。
その大きな木を支えるように杭がいくつか打ち付けられている。
こんなふうに池の真上に巨木が突き出ている聖地なんてなかなかないだろう。
すごいコウケイでしゅ。
なかなかすごい場所じゃな。
こんな巨木が生える場所ということはそれだけここにパワーがある証拠じゃ。
おお、たしかにこの巨木の曲がりくねった感じは尋常じゃねえな。
こんな感じの木は過去にある一箇所でだけ見たことがあるのじゃ。
伊勢神宮じゃ。
この根本の太さが間近で見てみるとその迫力の凄さがよくわかる。
横から見るとその根っこの長さも尋常じゃないw
ビヨーンと横に伸びた木の幹を下からなんとか支えているのが、なんとも健気である。
これだけ大きな木に成長するということは、ここの水がそれだけミネラルを含んでいる良い水であるということなのだろう。
池の横にはちゃんと御手洗池の謂れが立て札に書かれている。
さて、ここまで歩いてきて喉も乾いたので、
名水自慢の御手洗池の御神水をすぐ目の前の茶店でいただくことにしよう。
湧水茶屋 一休
鹿島神宮境内の中で一番大きな茶店にやってきた。
パッと見メニューを見るだけでなかなかおいしそうなものがけっこう売られているようだ。
ここはすぐそこの沢から汲んだ御神水のコーヒーが有名なようだからとりあえずそれを頼んでみよう。
七赤金星の周りこんだ吉方位ではサイダーやコーヒーを飲むと運がよくなるぞ!
ホントに効くのか、それ?
店内は小さな囲炉裏もある席もあったりして、なかなか良い雰囲気。
店員にどこかテキトーな場所を座ることをすすめられたので、ど真ん中の席に座ってみる。
メニューを開くとこんなかんじ。
湧水を使ったそばやコーヒーが人気メニューなようだ。
ふーん、けっこう美味そうじゃん。
ということで、コーヒーとせっかくだから店の前で売られていたみたらし団子を一本頼んでみることにしてみた。
さっそくやってきた「こだわりの自家製味噌」がかかったみたらし団子を食してみる。
お値段400円。
こ、これは!
こうした団子の中でもかなりウマい部類に入る団子じゃぞ!
ポポポ!
味噌にくろみつ・あんこ・きなことぜんぶかかっているでしゅ。
そうこうしている間に湧水で入れたコーヒーがやってきた。
お値段500円。
うーむ、このよい香りがたまらない!
お手元にはなんと春らしく菜の花が添えられていて・・・
この竹炭のマドラーでかき混ぜて飲むようだ。
え?これマドラーなのかよ。
しかもこのマドラー、持って帰ることができるようじゃ。
せっかくなので持って帰ることにしよう!
なんか、もってカエルあいだにおれちゃいそうでしゅ。
実際に飲んでみる。
・・・ううむ、
なんともまろやかな味のコーヒーじゃ。
・・・うーん、たしかにそんなに苦味を感じないコーヒーだな。
まあ、飲みやすくてコーヒーが苦手な人はいいんじゃね?
オレはもう少しビシッとしたのが好きだけど・・・
ふと見ると、御手洗池に面した窓際の席には女性客が楽しそうに外の景色を見ながらお茶をしていた。
いいな、ああいうの。
座った後気づいたんじゃが、わしもあそこにすればよかった。
いやあ、なかなか美味しいひとときであったw
外でもちゃんと団子などが売られていて、ここで受け取って外の景色を楽しみながらお茶することもできるようだ。
さっきもらったマドラーなど竹炭もおみやげとしてここで買えるようだ。
御手洗池 お水取り
よし!
それではせっかく来たのだからここ御手洗池の御神水をお水取りして持って帰ろう!
こちらはありがたいことにすぐとなりにお水取り用の柄杓などが置いてあるようで、こうして参拝客が自由に水を持ち帰ることができるようだ。
こちらが湧水口。
キレイな水が面々と地下から染み出して来ているのが見て取れる。
一日400kl(キロリットル)もの水量が豊富に湧き出ているようじゃ!
400キロリットル?!
そんなにあんのかよ!
よーし、これで七赤の象意である「ミネラルウォーター」を手に入れることができたぞ!
…これをちびちびと飲んで東北の運気をこの身に蓄えるのじゃ!
一応、生水だから早めに飲んだ方がいいぞ。
御手洗公園
御手洗池の隣には実は公園がある。
湧水を引き入れたあやめ畑が広がっていて、こちらは5月の下旬くらいにならないと咲きそうにない。
なんか普通の田んぼにみえるな。
この田んぼ・・・じゃなかったあやめ畑に訪れたときはちょうど正午過ぎだったのでいい感じに上から光の筋がカメラに飛び込んできて、なんとも神秘的な写真が偶然取れる奇跡に出会ったw
ここは春ではなく、初夏になるときっと賑わう場所なんだろうな〜と思いながらしばらくここでぼーっとしつつ、まだ時間もたっぷりあることだから、もう少し境内をぶらついていこう。
それにしても鹿島神宮は広大だからいつまでもぶらついていることができる。
高い杉並木が正午といえどもキツイ日差しを遮っているので歩いていてとても涼しい。
鹿園の前の夫婦杉もすごい。
近くには切り株になった杉が地面に取り残されていた。
長い年月育つと杉も真ん中が空洞になるんじゃな。
せっかくここまで来たんだから写真アプリのフィルターを使って色々撮ってみようという気になってきた。
少しレトロ気味のフィルターでパシャリ。
この森の涼しさを表現してみた。
せっかくだから参集殿の奥ももう少し行ってみよう。
まだこの先に何かあるみたいだから。
武徳殿・祖霊社
横道にそれて歩いていると、なにやら古びた塀が続く道に行き着いた。
ふと見上げるとなにやら「武徳殿」と書かれた立派な門が現れ、その近くには鹿島新当流の道場らしくものがあった。
よこにあるサクラがキレイでしゅ。
おお。
で、ここには祖霊社という小さな社も併設されている。
ここって塚原卜伝を祀った社なのかしら?と思ったのだが詳しくはよくわからなかった。
そうこうしているうちに本殿に差し掛かる日の光も午後の様相を呈して来て、社がより一層神秘的な雰囲気をたたえていた。
最後にもう一度参拝していこう。
脇からこの本殿を眺めていると、本当に朝とはまた違った雰囲気に包まれていることがよくわかる。
もう二度と来る機会もないかもしれないから、一応お礼を神様に申し上げて一旦帰ることにしよう。
幣殿の後ろから見えるのは神杉だ。
楼門への参道をフィルターを替えて撮影してみる。
また神秘的な写真が一枚撮れた。
境内はもう完全に午後の日差しだ。
入ったときは気づかなかったけど、脇にはこうした古い神木なども生えている。
で、こっちはなにやら藁人形がたくさん並んでいた。
なんだこれ?
どうやらコロナ撲滅のための依代らしい。
この楼門をしげしげと見てみると立派である。
縁起の良さそうなキジ(?)が彫られている。
短い間だったけどおもしろい境内であったw
できればもう一度来たい社である。
境内案内図。
この社がいかに広大かこれを見ればよくわかるだろう。
午前中はアレだけ晴れていた空模様がだんだん怪しくなってきた。
これは一雨来るな?
と思わせる空気感にいつの間にか変わっている。
それでも丸一日何事もなく暇が潰せたこの鹿島神宮は広くて歩いているだけで心が晴れてくる素晴らしいパワースポットであることが感じられた。
またいつか、ここにやって来ることにしよう。
とってもよいパワースポットだったのじゃ。
おお、オレなんか少し強くなった気がするでしゅ。
塚原卜伝の像
鹿島神宮の駐車場から歩いていると裏手になんと伊勢神社なるものを見つけた。
うおおお、こんなところに伊勢神社があるのか!
伊勢「神社」って伊勢「神宮」とは違うんだよな?
にてるけどベツモノでしゅかね?
そんなふうに歩いていたらだんだん雨が降ってきた。
仕方ないので、この方位にもう一つ回っている九紫火星と相性の良い本屋で本を探すことにしよう。
そんなふうに散策していたら今ではかなり存在が貴重である小規模な本屋さんを見つけた。
ここで自分のおみやげ代わりに何か本を買うことにしよう。
そんなこんな本を選んでいる間に外に出るともう雨がしこたま降ってきた。
せっかく塚原卜伝の地にやってきたんだから銅像を一目見ようとその場所に向かう。
雨で写真が上手く撮れなかったけど、なんとかご尊顔を拝することはできたw
濡れた路面を滑らないように慎重に歩く。
ここらへんは何やら町並みがキレイで住みやすそうな雰囲気だ。
ホテルで今日神宮で買ってきた戦利品を開ける。
赤い布地がおしゃれな鹿島神宮の勝負運がつくというお守り。
裏の鹿の角に剣がカッコいいw
本日の晩ごはん 鈴章 ナマズ料理
さて鹿島最後の夜ということで今回は鹿島神宮名物・ナマズ料理をいただくことにする。
宿で予め予約をとっておいてここらへんで唯一ナマズ料理を食わせる「鈴章」に行ってみる。
店内に入ると雨ということもあってお客はわし一人。
さっと出されたお茶を飲みながら一体どんな料理が出てくるのか固唾を呑んで待ちわびる吾輩なのであった。
ナマズ料理ってわし食べたことないのじゃ。
ボクも。
あちしもないでしゅ。
俺もねーよ。
なんかとんでもないゲテモノ料理が出てくるんじゃねーの?
・・・まったく鹿島最後の夜になんでそんなもん食わなくちゃならねーんだよ?
ううむ・・・しかし、話のネタにこうしたものも食ってみるのもおもしろいはずじゃ。
意外とうまいかもしれんからのう。
注文して待つこと10分。
まずはお通しが出てきた。このお通しは普通にウマい。
しかし、肝心のナマズは?
そして出てきた料理がこちら。
来た!
おおう!これは・・・?
このオサシミおいしそうでしゅ!
ナマズと聞いてグロテスクな料理が出てくると思いきや、見た目は普通においしそうで、実際の味も淡白なフグのような上質な白身感があって非常においしかった。
ナマズ汁はゴボウでナマズの臭みを抜いた味噌汁でとてもおいしい。
ズズズ・・・
たしかにうまいな。
ズズズ・・・
少し骨が多いのが玉にキズじゃな。
こちらがメインの料理。刺し身・天ぷら・照煮とどれも美味そう。
刺し身はさっぱりとして蛋白で変な臭みなどはない。
ポン酢で食べるとなんともあっさりとしていて食べやすかった。
あっさりしていて、おいしいでしゅ。
おいしいね。
天ぷらはどれも美味しく、天つゆと塩で食べられる。
特にナマズの天ぷらは身が刺し身と違って、ふわふわで衣サクサク。
むむむ!
これはウマい!
蛋白で味はキスみたいな上質な白身じゃ!
いくらでも食えるな、これは。
ポポポ!
こちらは照煮。
ナマズを一度揚げてから味噌とみりんが効いた甘いだしが染みて、身の食感は刺し身や天ぷらとはまったく違ってプリプリしている。
これや刺し身や天ぷらとは全く違った食感じゃ。
例えて言うなら焼きすぎてしまったうなぎというところか?
うまい!
たしかにこれは3タイプ全部食感が違うな。
…ナマズって調理の違いでこんなに味わいに違いが出るんだな。
不思議な食い物だぜ。
そして満腹の腹を抱えて席でお茶を飲んでいたら、奥からなんとデザートにヨーグルトも出してくれた。
むむむ・・・!
なんというもてなし方じゃ!
イタレリツクセリの素晴らしいご馳走じゃ!
ふー・・・
食った食った。こんなに素晴らしい料理が食えたのは金沢の夜に食った懐石料理以来であるw
最初はどんな料理が出てくるかビクビクしていたけど、出てきた料理は素晴らしかった。
本当にうまかったのじゃ!
大変満足な気持ちで店を出た。
出てきたときは入ったときとは違って晴れやかな気持ちであった。
さいごに
さっき見た塚原卜伝像にまたやってきた。
今度は空も晴れてさっき見た銅像よりもキレイに写真を撮ることができた。
鹿島最後の夜、とてもよい鹿島体験であった。
ホントに良い空気感のあるパワースポットだったのじゃ。
確かに清涼な空気の中に古の武人が通っていたような雰囲気はあったよな。
お団子も美味しかったね!
おいしかったでしゅ!
ポポポ!
こうして初めてやってきた鹿島神宮の1日は終わった。
鹿島は本当に良いところなのでできればまた来たい。いや、来よう!
次回の旅路は箱根・登山鉄道!ご期待ください!
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