こんちわ、おいさんだよ。
君は千葉は好きかい?
今度はどこに行くんだ?
今回は上野から成田へ向かうのじゃ。
なんで成田なんだよ?
数少ない使える旅費から計算して、吉方効果が必ず出る3泊4日間、鹿島までを旅行するとなると、第一日目は成田で一泊することが旅費が安いと計算したからじゃ。
ついでに成田には成田山新勝寺というパワースポットもあるし、一度行ってみたい場所ではあったのじゃ。
それでは吉方旅行第一日目の後半戦・成田山新勝寺から引き続きご覧いただこう!
吉方旅行のルール
- その時期の自分にとっての吉方位に出かける。
- 前日どこに滞在していても、必ず「自宅」から吉方位を割り出す。
- 滞在期間は3泊4日以上(滞在期間が長いほど、効果アップ!)
- 移動距離は100km以上(移動距離も遠いほど、効果アップ!)
- 1泊目は必ず「22時30分」まで泊まるホテルや旅館の部屋に入る。
- 旅行中は毎日「お風呂」か「温泉」に入る
- 吉方位効果が出る時期は1・4・7・10・13の法則による。
- 吉方旅行の場合、旅行初めの月を1月目と数え、そこから4・7・10・13ヶ月に出てくる(引っ越しの場合は1・4・7・10・13年目に出てくる)
前回まではこちら
上野の桜と小網神社!という話(*´ω`*)
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【関東・吉方旅行1】都内最強?!ゲッターズ飯田も恐れるパワースポットとは?
続きを見る
成田山参道
京成上野駅から一時間ほどで京成成田駅にやってきた。
成田っていったら空港というイメージがあるが、今回は別に空の旅をするわけではないので、普通に成田駅周辺をブラブラして今宵の宿に一泊するという日程になっている。
成田はさぞ都会なんだろう、と思っていたら駅構内を出たら意外と普通の駅前で、そのギャップに若干ガッカリするw
あれ?成田って都会かと思ったら意外と田舎だぞ。
確かに思っていたよりも案外と車は少ないな。
開運橋と呼ばれる橋を渡って門前町に向かうぞ。
仕方ないので新勝寺の方へ歩いていくと、すぐ目の前に何やら美味しそうなソフトクリームの看板が現れた。
成田「ゆめ牧場」
知ってるぞお。
確か成田では有名な牧場でソフトクリームが美味しいお店であるらしい。
たぬきよ、長いこと電車に乗って喉が乾いたからソフトクリームでも食べていくか。
ポポポ!
むしゃむしゃ・・・
ううむ、想像していたよりもそこまで濃厚ではないが、フレッシュな味わいがして牛乳の新鮮さを感じられる。とてもウマい!
このソフトクリーム、おいしいね!
ポポポ!
ウマいなあ!
このソフトクリーム!
まあ、たしかにけっこうウマいよな。
ソフトクリームに舌鼓を打ちながら門前町を新勝寺の方へ進む。
すると、なにやら見覚えのある看板が見えてきた。
おや?あれはセブンイレブンじゃないか。
・・・しかも看板の色が茶色に変えられているぞ。
あんなふうになっているのは京都以外で初めて見たのじゃ!
たしかにな。
この門前通りはなかなかおもしろいものが見れるみたいじゃな。
と、思いながら道を歩いているとなにやらまた珍しいものが。
んん?これはニワトリ?
そして向かいのとおりにあるのはトラか?
と、トラじゃあ!
わしじゃ!わしがいるぞお!!
お前はネコだろ。
またしばらく歩いていたら何やら美味しそうなものが目に入ってきた。
さすがは門前町、美味しそうなお団子が並んでいるけど、今回わしが旅している方位は東北なので「連なるもの」という象意があるので団子などを食うと方位の力がパワーアップすること間違いなしである。
というわけで一本もらって食うことにする。
たぬきよ、この桜団子はなかなか、んまいぞ!
ポポポ!
わーい!
なんか食ってばっかだな。
ぜんぜんさきにすすまないでしゅ。
この通りにはまた別の有名な団子屋さんがあるんだけど、今回食べた所は別の所だったw
この成田山の門前町は平日だってのになかなか人通りが多い町なので、おみやげ屋さんもひしめいているので歩いているだけで楽しい。
どこもかしこもおいしそうなおみやげばかり並んでいて、見ているだけで腹が減ってくる。
どこもうまそうじゃのう。じゅるる・・・
ちょっとしたところになにやら神社なんかがあって、ここがパワースポットと呼ばれる意味がよくわかる。
凸凹堂。一度は来てみたかったパワーストーン屋さん。
一応見てみたけど、欲しい石は見つからなかった。
ここらへんから坂道が下りになってきた。
成田山っていうから山の上にあるもんだと思ってたんだけど、ここは下にお寺にあるんだね。
成田山新勝寺 総門
ここが新勝寺。
総門
精巧な彫刻が目を引く高さ15mの総門。
寺の内と外を区切る総結界の入り口となる門で、2008年に建立された。
周囲に16体の獅子頭が飾られ、楼上には生まれ歳守り本尊八体仏が奉安されている。
おおう・・・
思っていたのよりデカイな。
だな。
ここまでデカイとは。
ただ、鳥よけなのか修復中なのか知らないけど、門の模様の複雑な飾り部分にネットがかかっているのが少し気になるところではある。
で、この寺のすごいのが門をくぐってすぐの通りには、左右に石碑がズラーッと並んでいるところである。
な、なんだこの灯籠みたいな石の山は?!
すごいかずでしゅ!
すごーい!
これを見るだけで由緒ある寺であることがよくわかるな。
さて、そんな門をくぐり抜け、石段を登るとすぐ右手には立派な櫓が待ち構えていた。
そして真正面には大きなお堂が。
なんかここらへんは掛川の法多山みたいじゃな。
たしかにあそこみたいにここの敷地は広大だな。
横から見た図。
シンプルな造りながら大きさは立派。
三重塔
そして境内にはなんと三重塔もある。
三重塔
現在の豪華絢爛な彩色は享年3(1803年)の古文書に記載された漆塗・彩色の使用をもとに復元されたもの。
境内には五智如来を奉安し、壁づたいに施された十六羅漢の彫刻も見逃せない。
うおおおお!
これは立派な三重塔じゃ!
これはさすがに法多山にはないな!
それにしてもすげー色した塔だな。
カラフルでしゅ。
この細やかすぎる彫り物に、まるで日光東照宮を思わせる極彩色の色つけがなされていて、なんともありがたい感満載の塔である。
これはすごい。絢爛豪華とはこのコトだw
これを見れただけでも収穫があったと言ってもよいくらいだろう。
大本堂
さて、ではいよいよお堂の中に入っていこう。
大本堂
ご本尊不動明王をはじめ、四大明王や平成大曼荼羅が奉安されている。
成田山新勝寺で重要な御護摩祈祷を行う中心道場でもある。
お堂の入り口脇にはキレイな花の塔が。
そして賽銭箱はこれまた異常な大きさでこのお寺の参拝客の多さに比例するデカさであった。
きっと年末年始は人がごった煮になって押し寄せてくるんじゃろうな。
だな。
で、こちらがありがたいご本尊。
中に入ってボケ〜っとしてたら丁度午後の祈祷が始まった。
たまたま居合わせただけなのに祈祷の時間に遭遇するなんて本当にラッキー。
ありがたいことなので読経の声が四方から挙がると、自身の健康について祈願することにした。
ひさしぶりに坊さんの読経の声を聞いたのじゃ。
こんな目にあったのは長野の善光寺に言って以来ひさしぶりじゃ。
ああ、あったな。
間違えて金を取られた話なw
前回まではこちら
間違えて善光寺でお金を取られたよ!という話(*´ω`*)
-
長野の心 善光寺と被災地への祈り
続きを見る
読経も30分ほどで終わったのでさらにこの成田山の境内を見ていくことにする。
額堂
あちこちに由緒正しい建築物がいっぱいある。
額堂
信徒から奉納された額や絵馬などをかける建物で、江戸時代に奉納された貴重な絵馬も現存。
壁や扉のない全面吹き放しの造りが特徴。7代目市川團十郎寄進の石像もある。
神社仏閣好きには見ているだけで楽しいお寺である。
この額堂も年季が入っていて、隅っこには市川團十郎の石像もある。
黒い汚れがなんとも味わい深い雰囲気をたたえている。
さて、ここから奥の院も見ていくことにしよう。
光明堂
釈迦堂以前の本堂。
堂内には縁結びを司る愛染明王や大日如来が奉安され、5月には光明堂前で成田山薪能が上演される。
こちらは本堂とは違って歴史を感じさせる古臭い建物が建っている。
この新勝寺は光明堂は江戸時代まで廃寺で寛永に入ってから再建されたというから当時の面影があちこちに見て取れる。
ちなみにこの新勝寺は初代市川團十郎が帰依してから歌舞伎の市川家と縁が深くなり「市川一門」は屋号に「成田屋」と名乗るようになったんだそうな。
ほーう。
「きえ」ってなんでしゅか?
このお寺を「深く信仰」し、代わりに「守ってもらう」ということじゃ。
あれはなんでしゅか?
あれは聖徳太子堂だそうじゃ。
平和大塔
で、聖徳太子堂の近くにはさらに大きなお堂があった。
平和大塔
境内東側の真言密教の教えを象徴する、総高58mの塔。
1階には成田山の歴史展示や写経道場、上階には大塔のご本尊不動明王などが奉安されている。
成田山はお不動さんが鎮座しているお寺なのであった。
おかおがこわいでしゅ。
お不動さまだからな。
この朱塗りの鮮やかさもすごいけど、
遠くから見るとこんなすごい塔がまたあるのがすごい。
下の噴水がまるでフランスの庭園みたいな造りになっている。
これは平和の大塔っていうんだって。
なんで平和なんだよ?
なんか平和を祈願して建立したみたいだぞ。
地下には各国元首の「平和へのメッセージ」がタイムカプセルになって埋められているんだって。
へえ〜
近くに咲いている菜の花もすごくキレイで映えていた。
ここから新勝寺の西の庭の方へ歩いていくことにする。
この成田山は横に長いのじゃ!
歩き甲斐があるぞ!
へえ。
成田山公園
こちらは文殊池と呼ばれているらしい。
こっちは龍樹池かな?
パノラマで見るとこんな感じ。
すっごくおおきなおにわでしゅ!
なんか金沢のアレみたいだよな。
兼六園か?
アレとは規模が違うわい。
・・・でも、ここはここでお寺の横にある公園にしてはデカイのじゃ。
前回まではこちら
兼六園に初めて行ったよ!という話(*´ω`*)
-
【金沢・吉方旅行5】雨の日に煙る兼六園。苔生す丘と霞ヶ池の後悔
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なんとも風光明媚な日本庭園であるw
ここまで典型的な日本庭園だとな。
なんとも広大な敷地にビックリとしか言えんのじゃ。
こちらは沢渡。
この成田公園で一番大きな池が龍智池。
ここは向こう側までなかなか遠い、一番面積の大きな池である。
そしてあそこにはなにやらお堂が浮いているのじゃ。
あ、ホントだ!
浮御堂
この大きな龍智池に突き出た出島のような場所が浮御堂。
六角形のなんとも言えない趣のあるお堂の中から周りの池を一望できる場所なのである。
そのパノラマ映像がこちら。
そして下には池におなじみの鯉の他に大きな亀も泳いでいる。
あ!カメしゃんだ!
おお、珍しいなカメが泳いでるなんて。
この池はなんとも縁起の良いありがたい池みたいに見えるな。
そして先程の浮御堂の反対側にやってきた。
おっきいとうろうでしゅ。
でっかいなあ!
ここまで大きいとナニに使うんだろうな?
反対側に先程歩いてきた平和の大塔の先っちょが見える。
こちらはより池に近づくことができて水に触れ合うことができる。
それを感じ取ってか、鯉がたくさん集まってやってきていた。
たぶんエサを求めているんだろうな。
だな。
観光客が餌付けして味を覚えたんだな。
ここらへんは先程の浮御堂が遠くに見えるなかなかのフォトジェニックなスポットであった。
さて、色々見ておもしろかったので、そろそろ本日の宿に向かうとしよう。
その前に今晩のメシを食うのじゃ。
ポポポ!
本日の宿&晩メシ
腹が減ったのでどこか良い場所ないかな〜っと探していたら、なんと「何杯飲んでも39円(!)」という看板に釣られて、普段は絶対に入らないおしゃれなバルでメシを食うことにする。
看板に書いてあったとおり39円なのを確認しつつハイボールを注文し、晩メシに唐揚げ丼490円を頼み、さらにもういっぱいハイボールをお代わりしてお金を払って店を出ようとした。
これでハイボール39円×2+唐揚げ丼490円だから600円くらいで収まるじゃろう。
くらいに軽い気持ちでお会計に行くと、レジに打ち込まれた金額はなんと1200円!
え?!そんなはずはない!
せいぜい600円くらいでしょ?と思って最初、何度もその文字を見直して間違いでないかを確認しようかと思ったのだが、やっぱりどうやらその料金みたいである。
仕方なくその金額を払って店を出る。
さてはボッタクられたのではないか?と思って内心ムカムカしていたのだが、しばらく歩いていると、ようやく料金にチャージ代が付いていたことに気がついた。
そうか!
バルだったからチャージ代がついていたんだな!
なにかと思ったらそういうことか。
慣れね〜ことするからこんな目にあうんだよ。
なんだかちょっと騙されたような寂しい気持ちになりながら本日の宿にたどり着く。
ここらへんではこの時期わしは泊まれる6000円以下の宿といったらここしかなかったので、仕方なく今晩はここにお世話になることにした。
まるで高級ホテルのラウンジみたいな場所で機械によってチェックインを済ませ、カードキーを渡されて指定の部屋に行く。
すると通された部屋は、内装はキレイなんだけど、狭い部屋だった。
なんとなく金額に見合わないような気持ちをいだきつつ窓の外を空けると、この部屋には重大な欠点があることに気がついた。
それはすぐ目の前に京成成田駅のホームが目と鼻の先にあるために始終列車からの騒音が部屋に入ってくるということだ。
しかも設備代をケチっているためか防音が甘いため窓を閉めカーテンをしても平気で列車がホームに入って来る際の音が室内に轟いていく。
・・・なるほど、部屋代が安いわけだ。
これがよくわからないカレーを付けられて一泊できるなら御の字だろうというアパホテルの態度に少し苛立ちを覚えつつ、汗を流すために風呂場にいくことにする。
すると今度は大浴場も見かけは立派な作りだが、中に入ると狭くあんまり気持ちの良い風呂でもなかった。
・・・なんかここにきて、2、3時間でバルの件といい、このホテルの件といい、すごく1日損をした気分になってどっと疲れた。
でも気を取り直してこの日の距離を見てみよう。
自宅から250kmのところにやってきたのでこの日のポイントは250pt.
これで吉方ポイント250貯まったというところだ。
明日はさらに遠く鹿島まで行ってそこのビジネスホテルで二泊するつもりなので、これよりもさらにポイントが稼げ、さらに3倍吉なのでもっと幸運になること間違いなしであるw
それはいいけど、鹿島って行ってナニがあるんだよ?
それは行ってからのお楽しみじゃ!
さて、そろそろ疲れたので今日はここらへんで休むことにしよう。
一応持ってきた耳栓を付けて、今晩は騒音をシャットアウトして寝ることにする。
明日はここよりも良い宿に泊まれるかな?
ご覧いただきましてありがとうございます。
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