ちわー!おいさんだよ。
キミはカティサークは好きかい?
カティサーク?
カティサークってなんでしゅか?
???
カティサークというウィスキーのことじゃ。
ふーん、そんなもんがあるんだな。
そうじゃ。
今回は「カティサーク」を紹介してみるのじゃ!
グリーンブックや村上作品にも登場
カティサークはお値段1000円以下で購入できるお手頃なブレンデッドウイスキーである。(最近はAmazonで1500円で販売されていることが多い。)
カティサークはゲール語(インド・ヨーロッパ語族ケルト語派に属する言語)で、“短い袖”という意味を表し、1869年にその名をつけたイギリスの快速帆船「カティサーク号」が名前の由来なのだという。
だから「らべる」にふねの絵がかいてあるんでしゅね!
このカティサークが有名なのには訳がある。
それはあるアカデミー受賞作にも登場するからである。
その作品とは「グリーンブック」
先日アマプラで映画「グリーンブック」を観てみたら、主人公の黒人ピアニスト「ドクター」が毎晩「カティサーク」を一本飲んでいた。
実際にはこの人が好んで飲んでいたというよりは、スポンサーとの関係でカティサークを登場させただけかもしれないが、たぶん当時からカティサークは一部のミュージシャンや芸術家にも愛好されていたお酒だったのだろう。
ラベルは旧デザインのものだったけど、見た瞬間「お!カティサークじゃん!」と一瞬興奮したw
映画自体良いものなので、まだ観たことのない人はお暇なとき是非ご覧くださいw
そしてカティサークが有名な原因はまだひとつある。
それは村上春樹なのだという。
最初、カティサークという名前を聞いて、どこかで聞いたことがあるなぁ…と思っていたら、なんと村上春樹の小説によく出てくるお酒として広く知られ渡っているという。
だからかw
なんとなく聞いたことが以前にもあったような気がしたんだけど、昔から読んでいた村上春樹の小説に頻繁に出ていたとはw
彼の作品のなかにカティサークはたびたび登場し、村上作品を読むとカティサークが飲みたくなるという声もあがるくらい、村上春樹ファンにはおなじみの銘柄となっているようであるw
良いところ
カティサークを一口飲んでみて、その味を一言でいうと「おしゃれ」w
飲んでまず自身の口をついた言葉が「うわ、なにこのウィスキー、味がオシャレじゃん!」という感じであるw
なんとも貧相な感想だな。
だってホントなんだもんw
いやにホント口当たりがよく、スッキリとした味わいは上品そのもの。
なんでかなぁ?と思って調べてみると、カティサークのキーモルトはグレンロセス・ハイランドパーク・マッカランが入っているという。
マッカランが入ってるんだ!
なるほど!だからこんなオシャレな味わいなんだな!
「まっからん」なんてのんだことあるんでしゅか?
いや、ないけどw
ハイボールも美味しいんだけど、やはり味わいが際立つのはストレートかロックで飲むとカティサークの軽やかな口当たりを感じることができるだろうと思う。
悪いところ
カティサークの欠点はその軽やかさである。
ハイボールにする際に、もしソーダの分量を間違えると少し存在感が薄くなってしまうような感じがしてしまうのが、カティサークの欠点といえるだろう。
なので間違ってもコーラなどの味がキツイ炭酸で、ジャックコークみたいにしまうとなかなかその味わいの良さを感じ取ることができないだろう。
なので水割りでちびちび飲みたいウィスキー初心者にはうってつけの銘柄であると言えるだろう。