ちわ!おいさんじゃ!キミは千葉は好きかい?
今回は開運吉方旅行の【千葉編】第4弾じゃ!
次はどこだ?
次に目指すのは館山市なのじゃ。
館山市ってどこでしゅか?
遠いの?
いや、そんなこともないぞ。
ほら、もう着いただろ。
そうじゃ。
それでは!今回は海あり城ありの館山市を紹介していくぞ!
吉方旅行のルール
- その時期の自分にとっての吉方位に出かける。
- 前日どこに滞在していても、必ず「自宅」から吉方位を割り出す。
- 滞在期間は3泊4日以上(滞在期間が長いほど、効果アップ!)
- 移動距離は100km以上(移動距離も遠いほど、効果アップ!)
- 1泊目は必ず「22時30分」まで泊まるホテルや旅館の部屋に入る。
- 旅行中は毎日「お風呂」か「温泉」に入る
- 吉方位効果が出る時期は1・4・7・10・13の法則による。
- 吉方旅行の場合、旅行初めの月を1月目と数え、そこから4・7・10・13ヶ月に出てくる(引っ越しの場合は1・4・7・10・13年目に出てくる)
前回まではこちら
のこぎり山の大仏だよ、という話(*´ω`*)
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【千葉/伊豆・吉方旅行3】ここは石仏ワンダーランド?岩壁と石大仏の大羅漢道!鋸山・後編
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実はYoshikiとToshiの故郷。館山市!
電車に乗ること30分。
館山市に着いた。
なんかすごく趣のある南国風味の駅だけど、ここが千葉の最南端なんだね。
ここまで千葉の駅って、木更津駅みたいなしょぼくれた過疎の駅しか見てこなかったけど、ここはなんとなく近代的でキレイな駅になっているぞ。
床とかもキレイだし、けっこう街的に栄えているのではないかと感じられる駅だった。
駅を降りるとまず右手に向かい、となりの館山市観光協会でレンタサイクルの料金を確認する。
この日はもう正午近くなので自転車を借りる気はないが、明日は房総半島の南端を自転車で一周したいので、ここで料金を確認したかったのだ。
どうやら保障費込で一日2000円で電動アシスト自転車が借りられるという(!)
これは安い!明日はぜひ借りねばならん!
へー、こんなサービスがあるんだな館山市って。
さて、腹も減ったのでどこかでメシを食おうと、ここに来るまでにガイドブックで調べておいたオシャレなカフェで寄ることにする。
ここはフィットネスクラブを併設する珍しいカフェ。
サーフボードやヨガの教室も同時にやっているようだけど、とりあえず誰もいない店内の一番奥の場所に座らせてもらう。
窓から見える景色はなかなか南国感が漂っている。
それにしても窓ガラスに貼ってあるロゴがなんとなくオシャレw
ここではスパゲティとアイスティーのセットを頼むことにした。
よーし、腹も膨れたことだし、こっからは館山市の観光にいそしむぞー!
ポポポ〜!
南総里見八犬伝の地。舘山城
駅周辺から近い館山市の観光スポットとしてまず思い浮かぶのは舘山城だろう。
グーグルマップだよりで歩いていくと、ここには立派な天守閣が現存している小さなお城が。
舘山城周辺は城山公園となっていて、梅園や孔雀園。
城のまわりは春にはツツジが咲くつつじ園になっているという。
なにかを祀っている社も存在している。
「舘山城跡」と書かれた灯籠と「恋人の聖地」とモニュメントみたいなのが置いてあった。
こーゆうのって大体鐘もセットで置いてあるもんだけど、鐘はないんだな。
あとは鍵の錠前をかけるフェンスが置いてあったりとかな。
この場所からも館山市を一望できるので絶景の観光スポットと呼んでいいだろう。
さーて、じゃあ中に入って天守閣まで登ってみるぞ。
城の中には400円を払って入ることができる。
中に入ってみるとなんと!城は八犬伝博物館になっている。
南総里見八犬伝って、ここ館山市が舞台だったのか!
なんだそれ?
里見八犬伝は江戸時代・滝沢馬琴が書いた小説で、室町時代を活躍した八犬士の物語で、水滸伝をモデルに書いたと言われる日本の水滸伝じゃ!
わしも小学生の頃、子供用に優しく訳されたものを図書室で読んだ覚えがあるぞ!
ほーん、そんなんあるんだ。
犬塚信乃に犬田小文吾。
犬川荘助に・・・そうそう犬飼現八なんてのもいたよね!
そう実は吾輩、かつては月刊ガンガンで連載されていた「よしむらなつき」氏の「里見八犬伝」にハマって以来、本物の里見八犬伝を少年少女用の里見八犬伝を読んでいたのだ。
・・・・・・なんだそれ。
なんとも懐かしさがこみ上げてくる。
城の内部には里見八犬伝に関する書物や、こうした歌舞伎風の浮世絵なんかも展示されている。
仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の玉を集めるのじゃ!
???
ますますわからん!
城内を一通り回ってみて、次にようやく天守閣に登る。
ここからは先程の恋人の聖地からみた館山市の風景とはまた打って変わって360°館山市の景色を眺めることができる。
山の方は人家は少なく、
これが海岸線に近づくと人家が多くなってくる。
この天守は比較的低めの柵の上から身を乗り出して景色を楽しめるのも良い点である。
向こうはさっきまでいた鋸山方面かな?
んでここらへんから海岸線が見えてくるんだな。
いいけしきでしゅ。
うむ、来てよかったなw
館山市博物館
さて、この城山公園には八犬伝博物館意外にも博物館がある。
それがこの館山市立博物館である。
なんか近所の図書館みたいな外観だけど、内部はタダで見学が可能。
中にはこのような八犬伝の資料や刀剣。
かっこいい鎧なんかも展示されていた。
なんか市の歴史とかが展示されてんのかと思ったら、意外とこんなものもあるんだな。
こんな立派な刀剣類が展示されている博物館もなかなか珍しいぞ。
外に出ると、近くの小学校から下校する児童たちの元気の良い声が、どこからか聞こえてきた。
渚の博物館
舘山城を見学し終えた吾輩は、今度は海の近くにやってきた。
こちらは本日の宿の方向ということで何気なく訪れてみたのだけど、ここには海の道の駅みたいな建物があるみたいだ。
それがここ、渚の博物館と銘打っているが、中には飲食のスペースもある施設である。
その目の前には宏大な海を眺めることができる橋がかかっている。
いやあ、それにしてもキレイだなあ…
今日はホント嫌になるくらい天気が良い。
さて、ちょっと歩いて潮風は十分に感じたので、今度は博物館の中に入ってみよう。
博物館内はどうやらこの館山市がどのような街として、海とともに発展してきたのかその変遷を展示しているらしい。
大漁を祈願しているのかキレイな法被や、
小さな小舟。
漁師のモリや潜水服なども展示されていて、
アサリかなんかを取る道具も紹介されている。
ここは当時の民家の再現だろうか?
この日はなかなかここを訪れている親子連れを見かけるほど、意外と賑わっていた。
トイレに行きたくなって個室に入ると、扉にはこのような張り紙が・・・
Forever Loveぅ?
なんでForever Loveが防災無線でかかるの?
と思ってよく読んでみると、どうやらこの館山市は「XJapan」のYOSHIKIとTOSHIの出身地なんだそうな。
へー!そうなんだあ!
・・・・・・しらんかったw
ここに来るまでこの館山市がYOSHIKIの故郷であることはまったく知らなかったw
さて、薄くらい部屋にやってくると、そこには今まで見た中で一番大きな船が。
櫂もでっかくて、ここまで大きいとは思わなかったw
これは見てみると迫力があるw
それにしても見事な船だね。
んで、内部にはこのような水族館みたいなスペースが。
どうやらこの館山で取れるお魚を展示しているらしい。
おさかな、おいしそうでしゅ!
じゅるる・・・!
クロ・・・・・・
よだれ出てるぞ。
博物館を堪能して、チェックインまでまだ少し時間があるので、次の目的地まで歩いていく。
ここらへんは自衛隊の基地も近くにあるらしく、隣からは訓練している隊員の姿もフェンス越しにチラホラ見て取れる。
反対に海の方に目を凝らすと、
遠くにサップをしている人の姿も見かけることができたw
この道がまたなっがい!
この長い道を1時間ほど歩いていると、ようやく向こうが見えてきた。
沖ノ島公園
ここが目的地、沖ノ島公園である。
ガイドブックにも紹介されていた、手つかずの自然が残る小さな無人島で、マリンスポーツや磯遊びを楽しむことができる。
島を囲む海の透明度はなかなかのもの。
島を一周できるというのでちょっとぐるっと歩いてみよう。
遠くに見える日差しがまだ強い。
ここらへんの岩肌もゴツゴツしていて歩いていると少し足を取られる。
入り江の突端にたどり着いた。
おもしろい岩が見れるな。
ここからの眺めは最高じゃ!
たしかにすごいでしゅ。
近くには宇賀明神の社も祀ってあって、古くからここは地元民に信仰されていたのだろう。
あれ?もうこれで終わり?
いつの間にか島を一周してしまった。
みじかっ!
むこうに広がって見えるのが自衛隊の基地。
それにしてもガイドブックではもう少し大きい島で、遊び甲斐のある島だと思ってきてみたのに、歩いているとすぐに終わってしまったぞ。
おお、なんか聞いてたのとちょっと違うな。
もう少し砂浜も白くてキレイな無人島を想像してたのに・・・
これはガイドブック詐欺。
・・・観光地マジックだな。
仕方ない。
ぼーっとしていたら日が暮れてきたので、そろそろ本日のお宿にいくことにしよう。
本当ならあの自衛隊の基地の方向へ突っ切っていくと目的の宿に近いのだが、フェンスで阻まれているので、また来た道を戻って遠回りで本日の宿にたどり着けない。
・・・また、歩くのか。
本日の宿
いい加減歩くのにうんざりしながらも、ようやく本日のお宿周辺にたどり着く。
ここらへんは時刻もちょうどよく周辺の景色がとてもキレイだった。
見えてきた。
あれが本日のお宿の看板だ。
・・・それにしてもなんて絶妙なライティングなんだw
ここが本日のお宿。「おさしみの宿・たろべ」である。
おさしみの宿って言うだけあって、新鮮なお刺身が食べられるみたいだけど、この日は金もないので宿での食事はキャンセルw
受付でチェックインを済まし、自分の部屋に向かう。
部屋の表札はなかなかおしゃれw
本日は「ひらめ」の部屋に通された。
入ってみるとなかなかの広さと綺麗さにびっくりw
おおお・・・!
ここまできれいなのか!
もう布団は敷かれているんだなw
値段の割にはこのクオリティならまずまずと言っていいところか。
部屋には備え付けの椅子もしっかりと置いてある。
しばらく部屋でくつろいでTVを見ていると、この日は雨上がり決死隊の宮迫とロンブーの淳が謝罪会見を開いていたw
・・・こんなふうに一人旅をしていると世間を騒がせてる事件などとは無縁の時間を過ごせるからいい。
さて、汗もかいたし、TVもつまんないから風呂にでも入るかと浴場にやってきた。
一応、この宿は源泉かけ流しの温泉を引いているらしく、小さな露天風呂と室内にはこじんまりとした風呂がついていた。
泉質はナトリウム塩化物泉。
神経痛や関節痛などに効くんだって。
まあ、よくあるふつうの温泉だなw
露天風呂からは外の風景が見通せるのだけど・・・
これって、男湯は外から覗かれるんじゃねえの?
・・・まあ、いいけど。
見られても減るもんじゃねえしw
晩メシ
そんなこんなで風呂に入っていたらあっという間にメシの時間になった。
そろそろメシを食いたいのだが、このへんは飯が食えるところもなく、近くの中華屋も本日は休業日。
どうしようか・・・?
と歩いていたらすぐ近くにこんなおしゃれなイタリアンレストランがあった。
外側から見てみた感じ、どこにも何がいくらで食えるのかメニューが書かれていない。
おい・・・・・まずいぞ。
ひょっとしてメチャクチャ高い店なんじゃねえの、これ?
うう・・・・・・なんか高そうじゃ。
でもまわりに、ほかに「おみせ」がないでしゅ。
…し、しかたない。
オシャレで高そうな店だが、ここは勇気を振り絞って入ってみるぞ。
普段なら絶対にひとりで入らない店だが、この時はもう選択肢もなかったので、オシャレなバー件レストランのお店でメシを食うことにする。
外から見てたらメチャクチャ高そうな料理が出てくるんじゃないかとビクビクしていたけど、席についてメニュー表を開いてみると、1800円ほどのスパゲティのセットが食べられるみたいなのを知り、胸をなでおろす。
ふ~・・・よかったw
これならわしでも払えるぞ。
少し量が少ないかもしれなが、仕方ないのでこれを頼むことにする。
前菜にサラダがやってきた。
あんまり食べたことのない苦い味のする菜っ葉に少し酸っぱめのドレッシングがかけられている。
パンもうまい。
・・・しかし、このあとスパゲティが来るんだよね?
肉も魚もなしでこのパンだけとは・・・
で、本日のメインディッシュのスパゲティ。
メインがスパゲティかよ。
・・・なんか今日はスパゲティばっか食ってるじゃねーかよ。
昼もカフェでスパゲティ食ったしよ。
文句ゆーな!
・・・仕方ないのじゃ。
他に食うものがないんだから、早くこれを食って、ここからずらかるのじゃ。
おりょうりをあじわうヨユーもないでしゅ。
なんとなく落ち着かない雰囲気のお店に、
レジで代金を払い、
慌てて店を出た。