こんちわ!おいさんだよ。
キミは一人旅は好きかい?
今回も名古屋旅のその4だな。なげえな。
前回はたくさんキレイな食器のあるお店にいったね!
ポポポ?
隣にあるお庭もすごかったでしゅ!
ノリタケの森は愛知を代表する観光スポットだからな。
次にやってきたのはそこから歩いて5分ほどの「トヨタテクノミュージアム産業技術記念館」じゃ。
けっこう近かったな。
うむ、ただここまでけっこう早足で見てきたからわしはこの時点でもうクタクタだぞ。
スマホの電池も切れそうだし、少しここでじっくり館内を見学することにしよう。
吉方旅行のルール
- その時期の自分にとっての吉方位に出かける。
- 前日どこに滞在していても、必ず「自宅」から吉方位を割り出す。
- 滞在期間は3泊4日以上(滞在期間が長いほど、効果アップ!)
- 移動距離は100km以上(移動距離も遠いほど、効果アップ!)
- 1泊目は必ず「22時30分」まで泊まるホテルや旅館の部屋に入る。
- 旅行中は毎日「お風呂」か「温泉」に入る
前回まではこちら
トヨタテクノミュージアム
「トヨタテクノミュージアム産業技術記念館」にやってきた。
ここは以前TV見て一度は来てみたかった場所なので、今回はじめての見学させていただけるのを楽しみにしていたぞ。
正面玄関左手にさっそく看板が見えてきた。
それではさっそくお邪魔していこう。
レンガ造りのエントランス
まず入って目に入るのがこのレンガ造りのエントランス。
工場設立時の面影を今でも残した作りとなっている。
さっそく見学をする前にちょっと中を覗くと・・・
広大なエントランスの真ん中に何やらでっかいものが展示されている。
上を見上げてみるとその大きさがよく分かる。
すげー!
でっけえ!!
でかいのじゃ。
これは・・・?なるほど、紡績機か。・・・それにしてもでかい。
では後ろの重たい荷物を一時コインロッカーに預けて中をゆっくり見学することにしよう。
なにせ中は広いからゆっくりといっても今の時間帯ではすべて見舞われないかもしれないが、時間の許す限り中を見学していきたい。
トヨタははじめ海外に繊維を輸出するトヨタ紡織株式会社としてスタートしたのでその名残をこうして今でも残しているのである。
こちらは当時紡績工場だった跡地を示した地図。
この敷地が以下に広大かがこれを見ると一目瞭然である。
入り口前にはトヨタのグループ企業の名前がびっしり。
これはすごいなあ。さすが世界一の自動車会社。その末端まで多くの関連企業が軒を連ねているのがよく分かる。
で、奥へ進むといきない「綿花」と書かれたガラスが目に飛び込んでくる。
で、一番最初になにやらお姉さんが綿花をどのように糸にしていくかのレクチャーをしてくれている。
隣には水車が。
最初は蒸気機関ではなくこうした水車も利用してたのかな?
と、いきなりなにやら機械感ゼロな懐かしの糸車が回っている。
こちらはそれを蒸気の力で大量に積むげるようにした機械。
ここらへんから蒸気機関の活躍が見て取れる。
こちらは作った糸をどのような装置でまとめるかを展示したもの。
奥に行くに従ってだんだんそうした機械が大規模なものになっていく。さすが。
ここらへんからはよった糸を布にしていく工程。
だいぶオートメーション化が進んで来ている。
自動車館
ここから先は自動車館。
いよいよトヨタが車作りに挑む過程を拝むことができる。
こうした細やかな機械なども展示されていて
二代目社長の像とともにトヨタのものづくりの歴史が幕を開ける。
自動車作りの当時はこんなふうに鉄板ひとつ作るのにも人力である。
後ろの壁紙にはトヨタが車作りに挑む当時の様子をマンガにしたものが大きく引き伸ばして展示されている。
ここらへんなんか実にプロジェクトXっぽい。
こっちは「材料試験」と書かれた部屋。
ここでいろんな材料を研究して車作りに最適な材質を選出していたのだろう。
使い方はわからんけどいろんな道具がいっぱいw
ふあ〜なんか学校みたい。
板金の様子
当時は木枠を作ってそこに鉄板を職人が一つ一つ曲げてつくったようである。
プレスなんかない時代に、大変だっただろうね。
で手作業でこんなふうに丸みを帯びた車にしちゃうんだもん。
なかなかすごいもんである。
・・・なんか鉄腕アトムみたいな壮大な名言が大きく展示されているけど、当時の人達はそれこそ必死になって戦後自動車作りに励んだろうなという熱意は、こうした言葉からもひしひしと伝わってくる。
大きな設計図とたくさんの名言の垂れ幕の中から男たちの気合を感じさせるトヨタ第二の創業時の情熱を垣間見えた。
二階
場所は二階に移ると今度は内燃機関がびっしり所狭しと展示されている。
その場所を多くの人達がときに立ち止まり熱心に展示されたエンジンをしげしげと見つめつつ、説明書きを丹念読み込んでいる様があちこちで目に入った。
これが車のシャーシの部分。
なんかこれを見ていると子供時代に作ったミニ四駆そのままなんだなってことがよくわかる。
ここから下を覗けるが一階はさっきとは違ったスペースで区切られているようでいろんな車が展示されていた。
エンジンの仕組み。
クラッチの仕組み。
トランスミッションの仕組み。
など車に必要な内部の機関がいっぱいあって、普段使っている車にこれだけの部品が使われていることに改めて驚かされる。
そして先へ進むと自動車の裏側を見ることができるブースもあった。
車の裏っかわなんて自動車整備士でもない限り滅多にみることなんかないから、しげしげと魅入ってしまう。
自動車の裏側ってこうなってるんだw
横からみたところ。
なんかこうしてみるとすごく軽そうだな。
こちらは車の窓や電気系統など細かいところ。
タイヤの仕組み。こうして中まで見れるのは珍しい。
ヘッドランプの仕組み。内部の細かい仕組みしっかりと展示されていて、クルマ好きにはたまらない。
往年の名車がズラリ
さて下の階に降りていくとここにはトヨタ往年の名車がズラリと並べられている。
トヨタのスタンダードセダン。
こんなトラックまで作ってたんだな。
これなんかちょっとかっこいい。今でも乗っていけそうな車である。
なんちゅうかっこよさだ。
でもミラーがボンネットの横についているので今乗ったらかなり危なそうである。
こちらは初代プリウス。
今見るとこんなにダサかったんだ・・・
で、こっちはレクサスか。
高級車なんだろうけど、なんだろう欧州車ほどかっこよくないw
こっちはPHVのプリウスか。
最近の車なだけにかっこよいw
そして出た〜!水素だけで動く燃料電池車「MIRAI」
これが普及したら車の未来は確実に変わることだろう。
バンパーや内装の展示。
追突実験をした際の展示まであるw
手作業の歴史
そしてこちらにも当時の職人のガラスを切断している様子や、塗装などの展示も行われていて見ていて飽きない。
これを手作業で塗ってたんだもんね。だから当時は塗りムラなんかもあったんだって。
でこっちは現代の自動車組み立ての様子を展示している。
このパーツの数、やばい!
自動組付装置
自動組立装置の様子だって。
今ではもうこうしたオートメーション化が普通になってるんだね。
こんなふうにロボットアームの一連の工程が間近でみることができる。
こっちはロボットアームによる車の塗装。
おみやげコーナー
展示場を出ると目の前にはおみやげコーナーが併設されていて。
車になんの関係があるのか柿の種が売られている。
しかもこれがけっこう繁盛しているってんだからすごいもんである。
さて、ここまでざっと見てきたが、いやあこの工場内は広いw
一応全部見ることは出来たがそれでもしっかりとすべて見れたかと言うと少し自身がない。
またもう一度ここに来たいと思いつつ、今日の宿を探しにいこう。